スポーツ

【記事から消えた「お~ん」】阪神・岡田監督が囲み取材再開も、記者の“録音自粛”で「そらそうよ」や関西弁など各紙共通の表現が消滅

報道に大きな変化が(左画像、時事通信フォト)

報道に大きな変化が(左画像、時事通信フォト)

 2年連続の日本一を目指す阪神。開幕直後こそもたついたが、その後は好調を維持し、セ・リーグ首位でGWを迎えた。今季は4月上旬から岡田彰布・監督の試合後の囲み取材対応がなくなり、昨年の各紙で大人気だった「岡田語録」が姿を消すという異常事態もあったが、それも大型連休を前に復活。ただ、以前の岡田語録とはだいぶ内容が違っている。その裏側で起きていたこととは──。

 在阪スポーツ紙では、勝っても負けても阪神ネタが一面を飾り、三面までタイガースの記事で埋まるのがお馴染みだ。昨年は15年ぶりに岡田監督が縦縞のユニフォームに袖を通し、各紙はその試合後の談話をまとめた「岡田語録」をスペースを割いて掲載してきた。背景には、本音を隠さない岡田監督独自のスタイルがあったという。スポーツ紙デスクが言う。

「メディアの前で喋ったことはすべて書いていい。岡田監督の囲み取材はそんな暗黙のルールの下で行なわれてきた。実際、“今のは書いたらアカンで”と言ったことが一度もない。過去にそんな監督はいませんでした」

『岡田監督アレトーク』(デイリー)、『新岡田語録アレやコレや』(スポニチ)、『岡田監督のまあ聞いてえな』(サンスポ)、『岡田監督語録はっきり言うて』(日刊スポーツ)と各紙ともスペースを割いて掲載。阪神ファンのみならず、選手にとっても監督の本音が聞ける貴重な機会となっていたという。

関連記事

トピックス

2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
田久保眞紀市長の学歴詐称疑惑 伊東市民から出る怒りと呆れ「高卒だっていい、嘘つかなきゃいいんだよ」「これ以上地元が笑いものにされるのは勘弁」
NEWSポストセブン
東京・新宿のネオン街
《「歌舞伎町弁護士」が見た性風俗店「本番トラブル」の実態》デリヘル嬢はマネジャーに電話をかけ、「むりやり本番をさせられた」と喚めき散らした
NEWSポストセブン
横浜地裁(時事通信フォト)
《アイスピックで目ぐりぐりやったあと…》多摩川スーツケース殺人初公判 被告の女が母親に送っていた“被害者への憎しみLINE” 裁判で説明された「殺人一家」の動機とは
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
記者が発行した卒業証明書と田久保市長(右/時事通信)
《偽造or本物で議論噴出》“黄ばんだ紙”に3つの朱肉…田久保真紀・伊東市長 が見せていた“卒業証書らしき書類”のナゾ
NEWSポストセブン
JESEA主席研究員兼最高技術責任者で中国人研究者の郭広猛博士
【MEGA地震予測・異常変動全国MAP】「箱根で見られた“急激に隆起”の兆候」「根室半島から釧路を含む広範囲で大きく沈降」…5つの警戒ゾーン
週刊ポスト
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト