ライフ

《コラボアイテム発売記念》萩尾望都氏『ポーの一族』企画展が開催中!エドガーとアランの描きおろしパネルなど見どころを紹介

「マスターピース漫画コレクション『ポーの一族』~永遠の時をめぐる旅~」の外観

「マスターピース漫画コレクション『ポーの一族』~永遠の時をめぐる旅~」が日本橋三越で開催中(photo ISETAN STUDIO)

 三越伊勢丹による小学館との新プロジェクト「マスターピース漫画コレクション」がスタートした。このプロジェクトは小学館の不朽の名作漫画をフィーチャーしたコラボレーション企画で、第一弾は日本を代表する漫画家・萩尾望都氏の『ポーの一族』をフィーチャー。「マスターピース漫画コレクション『ポーの一族』~永遠の時をめぐる旅~」と題して、5月28日(火)までコラボレーションアイテムの販売(オンライン限定5月29日午前10時まで)と、日本橋三越5Fイベントスペースにてパネルやコラボレーションアイテムの展示を行っている。

パネルが展示されている

イベントスペースいっぱいに展示されたパネル(photo ISETAN STUDIO)

『ポーの一族』は萩尾氏の代表作のひとつで、第21回小学館漫画賞受賞作品。1972年~1976年にかけ小学館『別冊少女コミック』で連載され、漫画界に多大な影響を与える。永遠の時を生きるバンパネラを主人公とした耽美で幻想的な世界観と繊細な美しい絵、200年以上の時間が交錯する綿密に構成された物語が多くのファンを魅了。2016年7月より、40年ぶりとなる新作が『月刊フラワーズ』にて連載中だ。

萩尾氏の描きおろしメインビジュアルがお出迎え

 注目ポイントはなんといっても、萩尾氏の描きおろしイラストを使用したメインビジュアルの大きなパネルだ。赤いバラに囲まれたエドガーとアランが、会場を訪れたファンを出迎えてくれる。2人の醸し出す雰囲気やバラの色使いなど、細部にまでこだわりを感じる美麗なイラストを見ているだけでも『ポーの一族』の世界観へ引き込まれること間違いなし。

ケースに入ったアクリルスタンド

「エドガーとアランの描き下ろしアクリルスタンド」(4400円)(photo ISETAN STUDIO)

 本コレクションのために特別に描きおろされたメインビジュアルはアートポスターやアクリルスタンドとしての商品展開もしているので、オンラインストアで記念に購入するのもいいだろう。

名シーンが特大パネルでよみがえる!

 イベントスペースには、まるでポスターのような一幕や物語の印象的なシーンが大きなパネルで展示され、コミックを読んだときの興奮を呼び起こさせてくれる。

漫画の名シーンの展示パネル

名シーンを大パネルで堪能できる(photo ISETAN STUDIO)

 大パネルで見るからこそ、本で読む以上に繊細な筆遣いを感じられたり、ドラマティックな描写に圧倒されたりと、漫画とはまた違う視点で魅力を発見できそうだ。

期間限定販売!高クオリティーのコラボグッズ

「マスターピース漫画コレクション」『ポーの一族』では、バンパネラの少年たちの「永遠の時をめぐる旅」をテーマにしたトラベルコレクションを中心に、10点のコラボレーションアイテムがラインナップしている。

『ポーの一族』のコラボグッズ

「EMILYSSA」とコラボレーションしたグッズ(photo ISETAN STUDIO)

 描きおろしイラストにも取り入れられているバラは、『ポーの一族』の象徴的なモチーフ。そんなバラを金の刺繍であしらったポーチやトートバッグは、旅先での機能性に定評のあるバッグブランド「EMILYSSA」とコラボレーションしたもの。

関連記事

トピックス

WSで遠征観戦を“解禁”した真美子さん
《真美子さんが“遠出解禁”で大ブーイングのトロントへ》大谷翔平が球場で大切にする「リラックスできるルーティン」…アウェーでも愛娘を託せる“絶対的味方”の存在
NEWSポストセブン
ベラルーシ出身で20代のフリーモデル 、ベラ・クラフツォワさんが詐欺グループに拉致され殺害される事件が起きた(Instagramより)
「モデル契約と騙され、臓器を切り取られ…」「遺体に巨額の身代金を要求」タイ渡航のベラルーシ20代女性殺害、偽オファーで巨大詐欺グループの“奴隷”に
NEWSポストセブン
高校時代には映画誌のを毎月愛読していたという菊川怜
【15年ぶりに映画主演の菊川怜】三児の子育てと芸能活動の両立に「大人になると弱音を吐く場所がないですよね」と心境吐露 菊川流「自分を励ます方法」明かす
週刊ポスト
ツキノワグマは「人間を恐がる」と言われてきたが……(写真提供/イメージマート)
《全国で被害多発》”臆病だった”ツキノワグマが変わった 出没する地域の住民「こっちを食いたそうにみてたな、獲物って目で見んだ」
NEWSポストセブン
2020年に引退した元プロレスラーの中西学さん
《病気とかじゃないですよ》現役当時から体重45キロ減、中西学さんが明かした激ヤセの理由「今も痺れるときはあります」頚椎損傷の大ケガから14年の後悔
NEWSポストセブン
政界の”オシャレ番長”・麻生太郎氏(時事通信フォト)
「曲がった口角に合わせてネクタイもずらす」政界のおしゃれ番長・麻生太郎のファッションに隠された“知られざる工夫” 《米紙では“ギャングスタイル”とも》
NEWSポストセブン
イギリス出身のボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
《ビザ取り消し騒動も》イギリス出身の金髪美女インフルエンサー(26)が次に狙うオーストラリアでの“最もクレイジーな乱倫パーティー”
NEWSポストセブン
東京都慰霊堂を初めて訪問された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年10月23日、撮影/JMPA)
《母娘の追悼ファッション》皇后雅子さまは“縦ライン”を意識したコーデ、愛子さまは丸みのあるアイテムでフェミニンに
NEWSポストセブン
将棋界で「中年の星」と呼ばれた棋士・青野照市九段
「その日一日負けが込んでも、最後の一局は必ず勝て」将棋の世界で50年生きた“中年の星”青野照市九段が語る「負け続けない人の思考法」
NEWSポストセブン
2023年に結婚を発表したきゃりーぱみゅぱみゅと葉山奨之
「傍聴席にピンク髪に“だる着”姿で現れて…」きゃりーぱみゅぱみゅ(32)が法廷で見せていた“ファッションモンスター”としての気遣い
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKI(右/インスタグラムより)
《趣里が待つ自宅に帰れない…》三山凌輝が「ネトフリ」出演で超大物らと長期ロケ「なぜこんなにいい役を?」の声も温かい眼差しで見守る水谷豊
NEWSポストセブン
松田聖子のモノマネ第一人者・Seiko
《ステージ4の大腸がんで余命3か月宣告》松田聖子のものまねタレント・Seikoが明かした“がん治療の苦しみ”と“生きる希望” 感激した本家からの「言葉」
NEWSポストセブン