3つの石には3家の思いが込められている

3つの石には3家の思いが込められている

先月刊行した『終活夫婦』(講談社)が話題の中尾彬・池波志乃夫妻(撮影/寺澤太郎)

深く役に入り込むことも(撮影/内海裕之)

深く役に入り込むことも(撮影/内海裕之)

ムリに捨てない、ムキにならない

志乃:でも、ちょっとでも迷うものは捨てない方がいい。どっちかが「うーん…」ってなった時は、置いておく。それでしばらく考えて、ふたりとも「やっぱりいらないか」ってなったら手放すの。

彬:おれたち、捨てる時に意見が合わないことは全くなかったね。あれは不思議だね。

志乃:日頃からよく話しているから意見が合うのかもね。うちは飲んだり食べたり、趣味が一緒だから問題ないけど。例えば、夫婦で趣味が違う場合、妻は全然興味がないけど、夫は絶対にほしいとか…。

彬:41年の間にふたりの趣味も合ってきたんだろうなぁ。価値観が違うでしょ、男と女は。例えば、昔だったらマッチを集めたりさ。女から見たら「マッチなんか集めてつまんない」って思うだろうけど。『崎陽軒』のひょうたんとかさ。

志乃:本人にとっては、「ひょうちゃんの柄がこうだ」とかこだわりがあるんだよね~。

彬:え!? 志乃、よく知ってるねぇ~。

志乃:そうでしょ、「この柄はあんまりないんだけど、やっと当たったんだ!」とか彬が言ってたから。

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