スポーツ

《出禁騒動》大谷翔平を激怒させたフジテレビ、『イット』や『めざまし8』で新居の所在を暴露 メジャー機構も調査開始か

大谷翔平の自宅暴露報道が波紋を呼んでいる(写真/Getty Images)

大谷翔平の新居暴露報道が波紋を呼んでいる(写真/Getty Images)

 グラウンドの内外を問わず注目を集めるのは、スーパースターの宿命なのだろう。大谷翔平本人も、それは理解していたはずだ。だが、日本のテレビメディアの暴走で、大切な存在にまで危険が及ぶとなるとそうはいかない。大谷の目に宿るのは怒りの炎──。【前後編の前編。後編を読む

《あの日のキャッチボールを 僕は覚えている。》。6月16日の「父の日」に、大谷翔平(29才)が登場するJALの広告が、彼の故郷である岩手県の花巻駅と花巻空港で限定公開された。元社会人野球の選手だった父・徹さんと大谷の思い出を想起させるメッセージからは、家族への強い思いが伝わってくる。

 真美子夫人(27才)という生涯の伴侶を得たことで、「家族を守る」という決意は一層強くなったはずだ。それだけに、大切な人を危険にさらす行為を、見過ごすことはできなかったようだ──。

《大谷翔平から、日本テレビとフジテレビが「出禁処分」を下されていた》

『現代ビジネス』が6月12日、そんな一節のあるニュースを配信した。記事によると、日本テレビとフジテレビの報道が大谷の逆鱗に触れ、2局の取材パス(許可証)が凍結されたという。

 発端は、大谷がロサンゼルス市内に785万ドル(約12億3000万円)の新居を購入したこと。5月に地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』が第一報を伝えると、国内外のメディアがこぞって報じた。

 昨年末、ロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)という超大型契約をし、さまざまな企業とスポンサー契約も結ぶ大谷の一挙手一投足が注目されるのは、致し方ない面もある。だが──。

「大谷選手の日常生活を知りたいという視聴者が多く、テレビ局は新居の様子を連日報じました。その中で視聴者の興味をひこうとして行きすぎたのがフジテレビと日本テレビ。特に大谷選手が怒り心頭に発したのはフジテレビの報道だったようです」(在米ジャーナリスト)

 5月23日放送の『Live News イット!』では、《大谷12億“LA御殿”全容は?》と題して特集した。

「こちらが、大谷選手が購入したとされる豪邸です」

 男性レポーターは、新居前から外観を映しながらそう話した。続けて取材班は家の裏手にまで回り、鬱蒼とした木のすき間から見える敷地内のバスケットゴールの映像を“パパラッチ”。元バスケットボール選手だった真美子夫人を引き合いに出し、「大谷選手も真美子さんと一緒にバスケを楽しむのでしょうか!」と伝えた。さらに大谷の怒りを買ったとされたのは、近隣住民へのインタビューだ。

「番組では付近を歩いていた人に話を聞き、『大谷がご近所さんなんて!』と驚きの声を引き出していました。彼らは大谷選手の新居だとは知らなかった様子で、取材班が新居の所在を暴露したに等しく、プライバシー上、非常に問題があります」(テレビ局関係者)

関連記事

トピックス

近年ゲッソリと痩せていた様子がパパラッチされていたジャスティン・ビーバー(Guerin Charles/ABACA/共同通信イメージズ)
《その服どこで買ったの?》衝撃チェンジ姿のジャスティン・ビーバー(31)が“眼球バキバキTシャツ”披露でファン困惑 裁判決着の前後で「ヒゲを剃る」発言も
NEWSポストセブン
2025年10月末、秋田県内のJR線路で寝ていた子グマ。この後、轢かれてペシャンコになってしまった(住民撮影)
《線路で子グマがスヤスヤ…数時間後にペシャンコに》県民が語る熊対策で自衛隊派遣の秋田の“実情”「『命がけでとったクリ』を売る女性も」
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
文化勲章受章者を招く茶会が皇居宮殿で開催 天皇皇后両陛下は王貞治氏と野球の話題で交流、愛子さまと佳子さまは野沢雅子氏に興味津々 
女性セブン
各地でクマの被害が相次いでいる(右は2023年に秋田県でクマに襲われた男性)
「夫は体の原型がわからなくなるまで食い荒らされていた」空腹のヒグマが喰った夫、赤ん坊、雇い人…「異常に膨らんだ熊の胃から発見された内容物」
NEWSポストセブン
雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA
【天皇陛下とトランプ大統領の会見の裏で…】一部の記者が大統領専用車『ビースト』と自撮り、アメリカ側激怒であわや外交問題 宮内庁と外務省の連携ミスを指摘する声も 
女性セブン
相次ぐクマ被害のために、映画ロケが中止に…(左/時事通信フォト、右/インスタグラムより)
《BE:FIRST脱退の三山凌輝》出演予定のクマ被害テーマ「ネトフリ」作品、“現状”を鑑みて撮影延期か…復帰作が大ピンチに
NEWSポストセブン
名古屋事件
【名古屋主婦殺害】長らく“未解決”として扱われてきた事件の大きな転機となった「丸刈り刑事」の登場 針を通すような緻密な捜査でたどり着いた「ソフトテニス部の名簿」 
女性セブン
今年の6月に不倫が報じられた錦織圭(AFP時事)
《世界ランキング急落》プロテニス・錦織圭、“下部大会”からの再出発する背景に不倫騒と選手生命の危機
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(左/時事通信フォト)
《空腹でもないのに、ただただ人を襲い続けた》“モンスターベア”は捕獲して山へ帰してもまた戻ってくる…止めどない「熊害」の恐怖「顔面の半分を潰され、片目がボロり」
NEWSポストセブン
カニエの元妻で実業家のキム・カーダシアン(EPA=時事)
《金ピカパンツで空港に到着》カニエ・ウエストの妻が「ファッションを超える」アパレルブランド設立、現地報道は「元妻の“攻めすぎ下着”に勝負を挑む可能性」を示唆
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さんの胸キュンワンシーンが話題に(共同通信社)
《真美子さんがウインク》大谷翔平が参加した優勝パレード、舞台裏でカメラマンが目撃していた「仲良し夫婦」のキュンキュンやりとり
NEWSポストセブン
兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで殺傷された事件の発生時、現場周辺は騒然とした(共同通信)
「子どもの頃は1人だった…」「嫌いなのは母」クロスボウ家族殺害の野津英滉被告(28)が心理検査で見せた“家族への執着”、被害者の弟に漏らした「悪かった」の言葉
NEWSポストセブン