芸能

“炎上男”霜降り明星・粗品への賛否 コンプラに縛られるTV界で「自由に暴れ回れるのは彼だけ」

『27時間テレビ』で存在感を示した霜降り明星・粗品(時事通信フォト)

『27時間テレビ』で存在感を示した霜降り明星・粗品(時事通信フォト)

 7月20日から21日にかけて放送された『FNS27時間テレビ 日本一たのしい学園祭!』(フジテレビ系)。同番組のMC・『新しいカギ』(同系)メンバーと高校生たちが踊る「カギダンススタジアム」などが組まれた最終日21日の午後6時半~9時54分までの時間帯の世帯平均視聴率は9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)、個人視聴率は6.9%だったことが分かった。これらはいずれも、昨年の同番組の同時間帯より0.2ポイント高い結果となっている。

『27時間テレビ』での“横暴ぶり”

 そんな『27時間テレビ』で存在感を示していたのが、霜降り明星・粗品だ。粗品はかねてから元雨上がり決死隊・宮迫博之をYouTube上で執拗に攻撃していたが、同番組内でオンエアされた『さんまのお笑い向上委員会』でも、「宮迫」という名前にバツ印を書いたプラカードを掲げて「アンチ宮迫」と叫んだり、自分に対して苦言を呈した西川のりおや嘉門タツオを呼び捨てにしながら「みーんな老害!」と斬り捨てていた。

 まさに“悪童”の面目躍如といったところだが、同志であるはずのカギメンバーからもクレームが飛んだ場面もあった。それは、遠方のロケ地へ向かうのに他の面々はロケバスに同乗しているにもかかわらず、ロケバスに乗りたくない粗品は、自腹ではあるが1人タクシーで直行していることを、チョコレートプラネット長田庄平から暴露されていた。
 
 山梨・日本航空高等学校を舞台に行われた『FNS逃走中』(フジテレビ系)で一度ハンターにあっけなく確保された粗品だったが、復活のミッションに挑んだお笑いトリオ『ぱーてぃーちゃん』すがちゃんの直接指名で復活。今回同じく参戦した『新しいカギ』メンバーの中で唯一の生き残りとしてそのまま戦い続けるかと思いきや、いきなり公衆電話ボックスに駆けこんで自首。それまで貯まっていた賞金150万円を獲得したのだ。

 逃走している間、校内にある冷水機の水の出を心配して「賞金で買い替えてやる」と宣言していた粗品だったが、自首成功後、結局、自分のギャンブルに使うと笑っていた。

関連記事

トピックス

近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
鶴保庸介氏の失言は和歌山選挙区の自民党候補・二階伸康氏にも逆風か
「二階一族を全滅させる戦い」との声も…鶴保庸介氏「運がいいことに能登で地震」発言も攻撃材料になる和歌山選挙区「一族郎党、根こそぎ潰す」戦国時代のような様相に
NEWSポストセブン
山尾志桜里氏に「自民入りもあり得るか」聞いた
【国民民主・公認取り消しの余波】無所属・山尾志桜里氏 自民党の“後追い公認”めぐる記者の直撃に「アプローチはない。応援に来てほしいくらい」
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
遠野なぎこさん(享年45)、3度の離婚を経て苦悩していた“パートナー探し”…それでも出会った「“ママ”でいられる存在」
NEWSポストセブン
「参政党パワー」の正体とは(神谷宗幣・代表)
叩かれるほどに支持が伸びる「参政党パワー」 スピリチュアリズム勃興の中で「自分たちは虐げられていると不安を感じる人たちの受け皿に」との指摘
週刊ポスト
レッドカーペットに登壇した大谷夫妻(時事通信フォト)
《産後“ファッション迷子期”を見事クリア》大谷翔平・真美子さん夫妻のレッドカーペットスタイルを専門家激賞「横顔も後ろ姿も流れるように美しいシルエット」【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
女優・遠野なぎこが自宅マンションで亡くなっていることがわかった
遠野なぎこさん死去…「絶縁状態」と言われていた親族が訃報発表に踏み切った事情 知人が明かす「ずっと気にかけていた」本当の関係
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
NEWSポストセブン