ドラマ『新宿野戦病院』で主演を務める小池
「よく現場が見えている」という評価
なぜ40代の元グラドル2人が令和の今、これほど支持されているのか。
少なくとも現在業界内で小池さんとMEGUMIさんの実力を疑問視する人はほとんどいません。しかも「女優としても、バラエティタレントとしても、超一級品」という評価。
2人の共通点は、「グラビアアイドルとして台頭しつつ、バラエティで一般層に顔と名前を売り、年齢を重ねながら女優の仕事を徐々に増やし、芝居の評価を高めた」という現在に至る過程。バラエティでは20代のころからグラビアアイドルとしての色気よりも、笑いにつながるトークやリアクションを優先し、それでいて悪目立ちするようなことはなく、男性視聴者に媚びるようなところはありませんでした。
当時から2人は「よく現場が見えている」「自分の役割を考えて準備している」「積極的にコミュニケーションを取ってくれる」などと評価されていましたが、それはドラマや映画など女優としての現場でも同様。作品のテーマや現場で求められていることを考え、スタッフと会話を重ね、着実に助演をこなすチームプレーヤーとして認められ、年齢を重ねるごとに役柄のポジションが上がっていきました。
2人はスタイルを保つための努力を続けてきたことでも知られています。野田社長が率いるグラビアアイドルはバストの大きさを前提に選ばれたこともあって、ダイエットに悩まされる人が少なくなく、2人も例外ではなかったようです。
しかし、2人は加齢とともに体形が崩れるどころかスタイルの良さに磨きがかかり、並み居る女優たちの間に入っても引けを取りません。実際、小池さんやMEGUMIさんを初めて間近で見た女性スタッフが「あんなにキレイでスタイルがいいとは思わなかった」などと驚く顔を何度か見たことがあります。もちろん2人の努力あってのことでしょうし、スタッフを実力・外見の両方で魅了し続けてきたことが現在の活躍につながっているのでしょう。