(c)2024映画「九十歳。何がめでたい」製作委員会 (c)佐藤愛子/小学館
草笛光子さんのメッセージ
ここで、『九十歳。何がめでたい』の主演を務めた草笛光子さんから、大黒座へのメッセージを紹介する。
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皆様こんにちは、草笛光子です。
私が主演をつとめました映画『九十歳。何がめでたい』が、7月21日より佐藤愛子さんゆかりの地、北海道「浦河大黒座」にて上映されると聞き大変うれしく思います。
「大黒座」さんは私よりも歴史のある映画館、きっと私の若い頃の映画も上映されていたのでしょう。同じスクリーンに九十歳の私の主演映画が上映されるとは思いもよらず、大黒座スクリーンも「あら、草笛さん? ずいぶん年取っちゃったなぁ」なんてビックリしているかもしれませんね。映画の中には、浦河町でのエピソードも登場しますのでお楽しみに。私も劇場にうかがい直接皆様にごあいさつしたかったのですが、残念ながら叶わず、このお手紙で失礼いたします。
この映画で少しでも楽しい時間を過ごしていただけます様に。どうぞ皆様これからもお元気でお過ごしください。
※女性セブン2024年8月22・29日号