2007年の逮捕から約15年間が経過
「YouTubeを始めたのは2022年11月。僕はアナログな人間だから、YouTubeやインスタがどういうものか、どれだけ波及効果があるものなのか、よくわからなかったんですけど、友人に『やろう』と言われて始めました。僕と専業スタッフ2人、アルバイト1人の全部で4人で、毎週更新しています。
とにかく、気になったものにチャレンジしていますね。去年は大河ドラマで徳川家康が話題だったので、わざわざ名古屋まで出かけて行って家康の“聖地巡礼”をしたのに再生回数は数1000回。かと思えば、近所にあるバイクの旧車が納まる車庫を撮らせてもらったら14万回再生して。正直、何をやれば喜んでいただけるのかはわかりません(笑)。でも、タイなど、海外へも遠征して攻めていますよ」
チャンネル登録者数は約2万3000人。40万回再生を記録したこともあり、スポンサーもつき、事業としてしっかり成立しているのだとか。
「自分のYouTubeのほか、『千原兄弟』の千原せいじさんなど、ほかの方のYouTubeにゲストで呼ばれることも結構あって、月1回は東京へ行っています。あとは1年近く前から2カ月に1度、若返り治療などを施していただいています。去年は老舗ホストクラブ『愛本店』でホストに挑戦しました。何でもトライの精神で、お笑い芸人でも恥ずかしくてやらないようなことも頑張ってやっています。依頼されたお仕事を断ったことはほぼありません」
60歳を機に仕事の第一線から離れる人もいるなか、羽賀さんは62歳にして、ガツガツ、ギラギラが止まらないようだ。そこまでがんばるのはなぜなのか
「もう一度、テレビの世界に戻りたい。表舞台に立ちたいんです」
後編では、番組で21歳女子大生とのカップル成立や元妻との関係、芸能界の表舞台復帰にこだわる理由などについて語っている。
(後編に続く)
◆取材・文/中野裕子(ジャーナリスト)