芸能

沢田研二が桂ざこばさんのお別れ会で歌声を披露か 還暦を超えてからできた親友に向け『TOMO=DACHI』で送る準備を進める

桂ざこばさんとの関係が深い沢田研二

桂ざこばさんとの関係が深い沢田研二

 歌手の沢田研二(76才)が落語家の桂ざこばさん(享年76)との友情をテーマに2008年に作った『TOMO=DACHI』。8月21日に開かれるざこばさんの「お別れ会」で、沢田がこの曲で送り出すことを周囲が期待しているという

 2人は1986年の『新春かくし芸大会』(フジテレビ系)で共演。それから約20年後、2人をつないだのは、ざこばさんの次女で女優の関口まい(41才)だった。沢田と2007年の舞台で共演したのが縁で、関口が沢田にざこばさんを再び引き合わせたのだ。
 
 2人の距離がさらに近づいたのが、大阪で暮らすざこばさんの「横浜遠征」だった。2008年2月、急に休みが取れたざこばさんは横浜に住む沢田に電話し、「遊びに行っても、よろしおまっしゃろか」と尋ねた。沢田が「どうぞ来てください」と答え、翌日にざこばさんが新幹線で新横浜駅に到着すると、驚きの光景が待っていた。

「新幹線を降りたざこば師匠を、沢田さんと妻の田中裕子さんが駅のホームで待っていたんです。スター夫婦の丁寧なおもてなしに人情家の師匠はすっかり感激して、沢田さんのことがますます好きになった。食事の場では、師匠のマシンガントークに沢田さん夫妻はずっと大爆笑。時間が過ぎるのを忘れて、その夜は何軒もハシゴ。最後は、ざこば師匠が泊まるホテルのラウンジでもお酒を楽しんだそうです」(落語関係者)
 
 横浜の夜から3か月後に完成したのが、『TOMO=DACHI』だった。この曲で歌う通り、沢田とざこばさんが友情を育んだのは共に還暦を迎えてからだった。

 だが、別れは突然訪れた6月12日にざこばさんが喘息のため急逝した。親友を失った沢田は悲嘆に暮れている。

 19日発売の『女性セブン』では、冒頭のように沢田の「お別れ会」への出席が期待されていたが、20日現在、女性セブンの取材で沢田は「お別れ会」に参加しないことが分かった。しかし、こうした話題が上がるほど2人の友情は固いものなのだ。知られざる2人の家族ぐるみの関係、沢田が芸能生活50周年を迎えてからの関係の微妙な変化などについて詳報している。

※20日17時57分、追加取材でわかった情報を追記しました。

関連記事

トピックス

万博で身につけた”天然うるし珠イヤリング“(2025年8月23日、撮影/JMPA)
《“佳子さま売れ”のなぜ?》2990円ニット、5500円イヤリング…プチプラで華やかに見せるファッションリーダーぶり
NEWSポストセブン
次の首相の後任はどうなるのか(時事通信フォト)
《自民党総裁有力候補に党内から不安》高市早苗氏は「右過ぎて参政党と連立なんてことも言い出しかねない」、小泉進次郎氏は「中身の薄さはいかんともしがたい」の評
NEWSポストセブン
阪神の中野拓夢(時事通信フォト)
《阪神優勝の立役者》選手会長・中野拓夢を献身的に支える“3歳年上のインスタグラマー妻”が貫く「徹底した配慮」
NEWSポストセブン
9年の濃厚な女優人生を駆け抜けた夏目雅子さん(撮影/田川清美)
《没後40年・夏目雅子さんを偲ぶ》永遠の「原石」として記憶に刻まれた女優 『瀬戸内少年野球団』での天真爛漫さは「技巧では決して表現できない境地」
週刊ポスト
朝比ライオさん
《マルチ2世家族の壮絶な実態》「母は姉の制服を切り刻み…」「包丁を手に『アンタを殺して私も死ぬ』と」京大合格も就職も母の“アップへの成果報告”に利用された
NEWSポストセブン
チームには多くの不安材料が
《大谷翔平のポストシーズンに不安材料》ドジャースで深刻な「セットアッパー&クローザー不足」、大谷をクローザーで起用するプランもあるか
週刊ポスト
ブリトニー・スピアーズ(時事通信フォト)
《ブリトニー・スピアーズの現在》“スケ感がスゴい”レオタード姿を公開…腰をくねらせ胸元をさすって踊る様子に「誰か助けてあげられないか?」とファンが心配 
NEWSポストセブン
政権の命運を握る存在に(時事通信フォト)
《岸田文雄・前首相の奸計》「加藤の乱」から学んだ倒閣運動 石破降ろしの汚れ役は旧安倍派や麻生派にやらせ、自らはキャスティングボートを握った
週刊ポスト
2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《不倫報道で沈黙続ける北島康介》元ボーカル妻が過ごす「いつも通りの日常」SNSで垣間見えた“現在の夫婦関係”
NEWSポストセブン
秋篠宮家の長男・悠仁さまの成年式が行われた(2025年9月6日、写真/宮内庁提供)
《凜々しきお姿》成年式に臨まれた悠仁さま 筑波大では「やどかり祭」でご友人とベビーカステラを販売、自転車で構内を移動する充実したキャンパスライフ
NEWSポストセブン
自身のYouTubeで新居のルームツアー動画を公開した板野友美(YouTubeより)
《超高級バッグ90個ズラリ!》板野友美「家賃110万円マンション」「エルメス、シャネル」超絶な財力の源泉となった“経営するブランドのパワー” 専門家は「20~30代の支持」と指摘
NEWSポストセブン
志村けんさんが語っていた旅館への想い
《5年間空き家だった志村けんさんの豪邸が更地に》大手不動産会社に売却された土地の今後…実兄は「遺品は愛用していた帽子を持って帰っただけ」
NEWSポストセブン