国内

《ロゴ入りウェアのSNS投稿50回以上》「知事は動く広告塔」兵庫県・斎藤元彦知事に商品提供の地元大企業アシックス「協定継続については今後検討していきます」

元県職員の内部告発による内部告発でパワハラ疑惑などを調査されている斎藤元彦兵庫県知事(46)。8月30日にひかえた証人尋問ではなにを語るのか──

元県職員の内部告発によってパワハラ疑惑などが浮上している斎藤元彦兵庫県知事(46)

「業務時間中に“嘘八百“を含めて、事実無根の文書を作って流す行為は公務員として失格です」──当初は“噂をまとめたもの”と扱われた、兵庫県・斎藤元彦知事のパワハラや“おねだり”疑惑を批判した元県職員の告発文書。

 一連の疑惑を調査する同県議会の「百条委員会」によれば、3月12日にこの文書を作成した告発者の職員は、翌月には公益通報窓口を頼ったという。しかし、知事はその調査結果を待たずに3ヶ月の停職処分を下し、7月7日夜にこの職員は「死をもって抗議する」などメッセージを残して死亡していた。

 NEWSポストセブンが入手した告発文書は「齋藤元彦兵庫県知事の違法行為等について」(原文ママ、以下同)と見出しがつけられ、知事のパワハラ疑惑をはじめ選挙における法律違反や、政治資金をめぐる違法な支出などに関する疑惑が7項目にわたり記されている。

 なかでも“贈答品の山”と題された欄は1ページ近く割かれており、特定の企業との繋がりを指摘するような文言も見られた。地方紙記者が解説する。

「兵庫県は現在、『ひょうご公民連携プラットフォーム』を通して25社以上の一般企業と連携協定を結んでいる。そのなかには県内の有名企業である『アシックス』などが含まれています。前知事の時代からすでにこうした取り組み自体はありましたが、斎藤知事が就任した2021年度から急速に、仕組みを整備して、提携数を増やした。知事は特にスポーツ振興には力を入れているようで、昨年は大手自転車のメーカー『トレック・ジャパン』と新しく『スポーツ連携協定』を締結しています」

関連記事

トピックス

不倫が報じられた錦織圭、妻の元モデル・観月あこ(時事通信フォト/Instagramより)
《結婚写真を残しながら》錦織圭の不倫報道、猛反対された元モデル妻「観月あこ」との“苦難の6年交際”
NEWSポストセブン
国民民主党から参院選比例代表に立候補することに関して記者会見する山尾志桜里元衆院議員。自身の疑惑などについても釈明した(時事通信フォト)
《国民民主党の支持率急落》山尾志桜里氏の公認取り消し騒動で露呈した玉木雄一郎代表の「キョロ充」ぷり 公認候補には「汚物まみれの4人衆」との酷評も出る
NEWSポストセブン
永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《永野芽郁に新展開》二人三脚の“イケメンマネージャー”が不倫疑惑騒動のなかで退所していた…ショックの永野は「海外でリフレッシュ」も“犯人探し”に着手
NEWSポストセブン
“親友”との断絶が報じられた浅田真央(2019年)
《村上佳菜子と“断絶”報道》「親友といえど“損切り”した」と関係者…浅田真央がアイスショー『BEYOND』にかけた“熱い思い”と“過酷な舞台裏”
NEWSポストセブン
「松井監督」が意外なほど早く実現する可能性が浮上
【長嶋茂雄さんとの約束が果たされる日】「巨人・松井秀喜監督」早期実現の可能性 渡邉恒雄氏逝去、背番号55が空席…整いつつある状況
週刊ポスト
発見場所となったのはJR大宮駅から2.5キロほど離れた場所に位置するマンション
「短髪の歌舞伎役者みたいな爽やかなイケメンで、優しくて…」知人が証言した頭蓋骨殺人・齋藤純容疑者の“意外な素顔”と一家を襲った“悲劇”《さいたま市》
NEWSポストセブン
6月15日のオリックス対巨人戦で始球式に登板した福森さん(撮影/加藤慶)
「病状は9回2アウトで後がないけど、最後に勝てばいい…」希少がんと戦う甲子園スターを絶望の底から救った「大阪桐蔭からの学び」《オリックス・森がお立ち台で涙》
NEWSポストセブン
2人の間にはあるトラブルが起きていた
《浅田真央と村上佳菜子が断絶状態か》「ここまで色んな事があった」「人の悪口なんて絶対言わない」恒例の“誕生日ツーショット”が消えた日…インスタに残された意味深投稿
NEWSポストセブン
フランスが誇る国民的俳優だったジェラール・ドパルデュー被告(EPA=時事)
「おい、俺の大きな日傘に触ってみろ」仏・国民的俳優ジェラール・ドパルデュー被告の“卑猥な言葉、痴漢、強姦…”を女性20人以上が告発《裁判で禁錮1年6か月の判決》
NEWSポストセブン
ホームランを放った後に、“デコルテポーズ”をキメる大谷(写真/AFLO)
《ベンチでおもむろにパシャパシャ》大谷翔平が試合中に使う美容液は1本1万7000円 パフォーマンス向上のために始めた肌ケア…今ではきめ細かい美肌が代名詞に
女性セブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン