歩きスマホ防止キャンペーン(時事通信)
自分でバリアをつくる
スマホを見ながら道を歩いているような人は、犯罪者からすると 格好のターゲットになります。スマホを見ていたために尾行されていることに気づかず、部屋に入ったとたんに後ろからきた犯罪者に押し倒され、部屋に侵入される事件も起こっています。
家は入りにくい場所であるはずなのに、自分で開けて、入りやすくしてしまっています。こうした犯罪に遭わないためには、周囲を確認して、近づかれていないかどうかを絶えずチェックして警戒することが大切です。
警戒すると、そこに見えないバリアが張られたように犯人には見えます。このバリアは、普通の人には見えませんが、犯人からはよく見えるのです。バリアができると、入りにくい場所になります。最後は自分の力で、入りにくい場所をつくるようにすることです。
2013年に三重県で起こった事件では、花火大会を見に行った女子中学生がスマホを見ながら歩いていて、尾行されていたことに気づかず、帰途の空き地で殺害されました。「あとをつけられているかもしれない」と思ったときには、次のような行動を取ることでバリアを張ることができます。