あの細山クンが選んだ「お相手」は
会社の法人登記の本店は東京に置いた。細山さんは現在、京都大学から自転車で通える3DKのマンションで暮らすが、「京都iCAP」を離れると同時に、生まれ育った東京へ戻る予定だ。
「妻にテレワークの職種に変わってもらって、一緒に京都へ来たのですが、妻も東京出身で東京の会社に勤めていますので」
細山さん、実はコロナ禍の2021年11月に入籍し、2022年10月に挙式していたのだ。お相手は3歳年下の会社員。写真を見せてもらうと、お世辞抜きで女優さんのように美しいではないか……!
「ありがとうございます(笑)。知人の紹介で知り合いました。誠実で努力家で、“キチンとした人”。僕の夢を応援してくれる優しい人です。妻も僕を誠実だと言ってくれますが、2人でいると僕がずっとしゃべっているので『ラジオみたいで面白い』と笑われます。
今は僕の仕事が忙しくなったので、家事はたまにチャーシュー作りなどの料理をする程度。9対1くらいで妻にお任せになっているので、申し訳なく思っています」
時間に余裕があるときは、一緒においしい店を訪ねていくのが楽しみだとか。
「僕の楽しみはやっぱり食べることなので(笑)。お酒も好きなので、節制を心がけているのですが、ついつい……。京都はフラッと入っても、たいていどこのお店もとても美味しいんですよ。今は体重62キロ(身長174センチ)。こまめにダイエットしながら、太らないように気をつけています」
これまで大きく増減を繰り返してきた細山さん。2025年からは「VetsBrain」の役員として、本格的に事業運営に携わるため大きなストレスを抱えることもあるだろう。体重コントロールには気をつけて、ビジネスを育てていってほしい。
◆取材・文/中野裕子(ジャーナリスト)