国境を股にかけて事業を展開しているのだ。それにしても、高給取りの金融マンの職を捨ててまで、山あり谷ありの実業家に転身してしまうとはチャレンジャー。獣医に憧れたこともあったという細山さんは、動物愛が本当に強いようだ。
「金融の仕事は、良い経験でしたが、僕には合っていなかったかもしれません。僕のことをよく知る同級生に、昔、『君は将来、動物と関わる仕事をすると思っていた』と言われたことがあります。確かに、今は動物を救う仕事に集中できているのでやり甲斐があり、本当に好きなことがやれているので、今が一番楽しいですね!
お金のこと──事業資金はどこから出資を受けるのか、融資を受けるのか、僕の報酬や株式の配分をどうするのか──などを決めるのはこれから。目標は大きく、ゆくゆくは上場を目指したいと思っていますよ!」