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《ロコ・ソラーレの高齢化問題》五輪代表落ちの危機、国内で勝てない要因は「試合数」「海外リンクとの違い」「チームが抱える難題」

来年は結成10周年(インスタグラムより)

世界でも指折りのカーリングチームであるロコ・ソラーレ(インスタグラムより)

 2018年平昌五輪で銅メダルを獲得し、2022年の北京五輪では銀メダルを獲得したロコ・ソラーレ。2023年1月にはワールドツアー世界最高峰のシリーズ、グランドスラムの1つであるカナディアンオープンで初優勝を果たすなど、世界でも指折りのカーリングチームになっているが、国内では苦戦を強いられている。

「今年1月末~2月初旬に開催された第41回日本カーリング選手権大会(北海道・どうぎんカーリングスタジアム)では、優勝候補の筆頭と言われていましたが、ロコ・ソラーレは2次リーグで敗退。4位という結果に終わり、同大会3連覇を逃すという波乱が起きました」(スポーツ紙記者)

 ロコ・ソラーレは2016年に同大会で初優勝を果たした。以降、出場した時は優勝や準優勝という結果を残していたが、今回は初めて4位に甘んじた。今シーズンは日本代表からも陥落し、2026年「ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪」へと繋がる世界選手権の出場権も逃してしまったのだ。大会後にスキップの藤澤五月選手(33)は、

「2次リーグを突破できず、4位という結果は悔しいです。もっと試合をしたかったけど、それ以上に課題をもらえました。そして、多くのチームが切磋琢磨していて、日本全体のレベルが上がっていると実感しました。まだまだ私たちも頑張らないといけません」

 と、国内のカーリングレベルが向上していることも負けた要因の1つであったと語った。

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