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「出会いはアプリよりも既婚者合コン」という令和の昼顔妻たち タイパ重視で大型パーティに参加“一度に多くの人と出会いたい”

人気を集める「既婚者合コン」の実態とは(イメージ)

人気を集める「既婚者合コン」の実態とは(イメージ)

 上戸彩主演のドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)の大ヒットから早10年。時は流れ、“令和の昼顔妻”たちは「既婚者合コン」で相手探しをしているという。流行のマッチングアプリも、既婚者にとってはスマホに“証拠”が残るため抵抗感が生じる。そこで出会いの場として人気なのが「既婚者合コン」なのだ。

 ネット上で「既婚者限定」と謳って主催するイベント(街コン)で、開催場所となる高級ホテルやレストランには人妻たちが集う。

 既婚者合コン業界最大手の「キコンパ」運営事務局の田中大輔氏は言う。

「もともと13時や17時開始の会が多かったが、参加者の女性から『平日の午前中の会を作ってほしい』という要望があり、10時や11時に始まるパーティの枠を作るようになりました。多くの女性にご参加いただいています」

 既婚者合コンは、不倫を推奨しているわけではない。配偶者や子供がいるなかで異性の友人を作ることが目的だが、そこでの出会いがきっかけで深い関係に発展するケースもある。

 都内の会場で胸元が大きく開いた深紅のVネックニット姿で参加していた恵子さん(42・仮名)。月に2回ほど昼開催の都内のパーティに参加しているという彼女はこう明かす。

「夫は完全に生活のパートナー。私は常に男友達や彼氏のような存在がほしい。若い時にしていた合コンのように、彼氏が見つかったらいいなって感覚です。これまで1人だけ何度かランチをして深い関係まで発展した“カレ”がいました。その彼とは相性が抜群で自分が女であることを全身で思い出させてくれた。ですが、その人の転勤で別れることに。またその人のような男性を見つけたくて通っています」

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