高校の頃は進級できる出席日数ギリギリまで休み、将来会社に所属するのは難しいと考えていたという
──昔からそうだったんですか?
「高校のときは友達いましたね。でも、地元より東京の友人の方が多かったです。当時からゲームが趣味で、その界隈の友人が多くて。その頃からあまり学校に軸足置いていなかったというか、高校を休みがちだったんです。進級できる出席日数ギリギリまで休んで、留年しそうになったら行く、みたいな生活でしたね」
──学校に行かなかったのには、なにか理由があったんですか?
「単純にあまり好きじゃなかったんです。もともと“部活ガチ勢”で活発な方だったんですけど、中学生の頃から体調崩して学校に行けない日が続いて、それでだんだん通うのが嫌になっちゃって……高校でもそれを引きずっちゃった感じですね。だから将来も、どこかの会社に所属するのは厳しいだろうなって思っていました」
──そうした経験もあり、経営者になる覚悟を決めたわけですね。ちなみに、経営者ではなく、例えば芸能界などの別の道を考えたことはなかったのでしょうか。
「いや、芸能界は無理じゃないですか? 仮にスカウトされたとしても怖いですよ。東京なんて可愛い子いっぱいいるのに、『なんでウチ?』って思います」