デビュー25周年を振り返る小向

デビュー25周年を振り返る小向

“自称”小向美奈子のエンターテイメント人生

 そういう小向は「結婚する人生」よりも「子供を育てる人生」に関心を持ってきたという。

「子供はね……もちろんほしかったですよ。子供を育てる人生だったら良かったなと思っていました。でも、今のこんな世の中に子供が産まれたら、その子供は果たして幸せなのか? とか色々と考えてしまう。もちろん相手あってのことですし、年齢的な問題もある。子供ができて生まれたらいいなとは思いますよ。でもこれもまた難しいですよね、本当に」

 改めて、THOGO監督との結婚について聞くと――。

「人として魅力のある方ですからね(笑)」

 40歳を迎え、新たな人生のステージに立つ小向は「これまでと何も変わらない」とキッパリ。

「だけどちょっと思うのは、これまで避けていたこととか、断っていたことをやっていこうかなと。なんていうと『それが結婚なのでは』とか勘ぐられそうだけど(笑)。私は今後も踊り子としてやっていきます。このあいだ、“自称”なんとかって報道された女優さんいたよね。私も“自称”小向美奈子として、エンターテイメントな人生を楽しんでいきます」

 40代を迎えた小向美奈子が刻むステップは、これまで以上に華やかでしなやかなのだろう。

後編に続く

聞き手/河合桃子(ジャーナリスト) 撮影/井上たろう

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