放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、小泉家について綴ります
政治の世界、そしてエンタメの世界でつねに世の中から注目されているのが「小泉家」だ。放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、小泉家について綴ります。
トンチンカンな回答をしてもなぜか許される
農林水産大臣就任以来、スピード感と持ち前の発信力により、「小泉コメ劇場」を開幕させた小泉進次郎氏(44才)。
内閣総理大臣就任中、「ワイドショー内閣」「小泉劇場」などと揶揄されていた父上の小泉純一郎さん(83才)とは、ややタイプは異なるものの、独特のワードセンスや登場した際のインパクトの強さ、オーラなどは親子でよく似ていらっしゃいます。そしてワイドショーやニュースで大々的に取り上げられるのも父上ゆずりです。
物価高が延々続く中、日常生活でもっともお財布に打撃を与えているのはコメの価格。
しかも「令和のコメ騒動」といわれるだけあって、争奪戦が勃発中。こうした国民の最大関心事に彗星のごとく現れた進次郎氏は、文字通りキラキラ輝いていらっしゃいます。
大臣就任直後「お米は何kg買っているか?」との記者からの質問に、「パックご飯も利用している」とトンチンカンな(ごめんなさい)回答をしてもなぜか許されてしまうのが進次郎氏。確かに2人のお子さんはまだ小さいですし、妻の滝川クリステルさん(47才)は動物愛護のイベントで“ワンオペ”であることを愚痴り、炎上したこともありますが、子育てにお仕事に忙しくされているのは事実。パックご飯も理解できます。進次郎氏宅のいまの内情は、ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(TBS系)の各家庭よりも興味深いです。