エステ業界に足を踏み入れたのは2007年
「正社員で働きませんか?」
しかし、最初はエステティシャンになろう、と思っていたわけではなかった。社会復帰の足がかりのつもりで、パートでの勤務を希望していたという。店側は“あの立河宜子が来た”と驚いたに違いない。
「そうかもしれません(笑)。でも、気になりませんでしたね。面接をしてくださった女性専務から『せっかくなら正社員で働きませんか』とご提案いただき、思いきって正社員として働き始めました。そうしたら、すごく楽しくて! 活気のあるサロンで、従業員はみんな私より年下なのに親切にいろいろ教えてくれて、お客さまにも良くしていただいて。やりがいもあり、美容の勉強を自分なりに始めました」
ヘルスケアプランナー、化粧品検定1級、コスメコンシェルジュといった資格を次々に取得。そんななかで、“コレはいい!”と思う基礎化粧品と出会い、この化粧品を使って自分なりの施術に挑戦しようと、2009年に独立したというわけだ。