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《フジテレビに蔓延するオンカジ問題》「死ぬ、というかもう死んでる」1億円以上をベットした敏腕プロデューサー逮捕で関係する局員らが戦々恐々 「SNS全削除」の社員も

オンカジ問題に揺れるフジ(時事通信)。右は鈴木善貴容疑者のSNSより

オンカジ問題に揺れるフジ(時事通信)。右は鈴木善貴容疑者のSNSより

 6月23日、オンラインカジノで常習的に賭博をしたとして、フジテレビ社員・鈴木善貴容疑者(44)が逮捕された。フジは「当社社員が逮捕されたことを重く受け止めております」といったコメントを出していたが、同局関係者のなかでは動揺が広がっている。キー局社会部記者が語る。

「鈴木容疑者はこれまでに1億数千万円以上を賭けており、今年に入ってからもオンラインカジノを利用していたとのこと。取り調べに対し、容疑を認めているそうです」

 同局でバラエティ制作部企画担当部長を務めていた鈴木容疑者は近年、バラエティ番組『ぽかぽか』やゲーム・クイズ番組『ネプリーグ』の制作統括を担当。フジの看板番組を担当する、まさに「敏腕プロデューサー」だった。フジテレビ関係者の話。

「鈴木容疑者は過去、『さんまのお笑い向上委員会』の演出や『森田一義アワー 笑っていいとも!』のディレクターなども担当。港浩一前社長(73)が高く評価していた“港派”の社員です。バラエティ畑の最前線で活躍し、演者である複数の芸能人からも厚い信頼を得ていました。

 2023年に始まった『ぽかぽか』は港前社長の肝いりで始まった“帯”バラエティ番組ですが、鈴木容疑者は港前社長直々の意向で、総合演出を任されていた。『古き良きフジ』の体質を受け継ぐテレビマンだったことは間違いない。そして、韓国でもカジノに興じるなど、局内でも“カジノ好き”として知られていました」

 鈴木容疑者は、オンラインカジノにハマり借金に苦しむ様子をSNS上に投稿していた。投稿には、以下のような生々しすぎる内容が綴られている。

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