万博を運営する日本国際博覧会協会は「わいせつ目的での撮影」「営利目的での撮影」などを禁止している(HPより)
同アカウントのフォロワーは約7000人だが、このアカウントには、連携する別アカウントがある。それぞれのフォロワー数は約8万人と約2万人という規模だ。さらにアカウントをたどると、成人向けチャットサイトとも連携していた。
別アカウントの投稿をみると、この女性インフルエンサーが大阪万博だけでなく、レトロ自販機の聖地、高尾山、夜行バス、フェリーなど公共の場所で撮影した同様の写真が複数確認できた。ITジャーナリストの三上洋氏が解説する。
「あくまで推測ですが、企業主体で運営しているアカウントの可能性があります。XやInstagramなどのSNSで拡散もしくは炎上を狙った投稿を行い、有料の課金サイトへ誘導し利益をあげる手法というのは、これまでにもいくつか例がありました。しかし、今回のケースでは誘導先に成人向けチャットサイトが含まれている。
チャットサイトは業者が女性や部屋を手配、管理し、コンテンツを提供するものが多いため、完全な個人運営のアカウントではないものと思われます」