頭には万博の公式キャラクター「ミャクミャク」のカチューシャ、腕には「ミャクミャク」のバルーンが(Xより)
国際問題に発展する可能性も
また、オーストラリア館のオブジェクトの前で撮影された写真もあることから、三上氏は「国際問題に発展する可能性も否定できない」と指摘する。
「日本国内の問題だけではなく、国外でも容認されない投稿です。特にカンガルーを背景に撮影している写真は、オーストラリアでも物議を醸すおそれがある。
万博を運営している日本のイメージダウンにも繋がりますし、早急な対処が望まれます」(同前)
万博を運営する日本国際博覧会協会は、《大阪・関西万博での肖像の使用および撮影について》という資料を公開しており、「わいせつ目的での撮影」「営利目的での撮影」などを禁止している。また公式HPで「ミャクミャク」に関する禁止事項として「キャラクターおよび大阪・関西万博の価値を下げるような使い方をすること」「他の人を不快にさせ、または傷つけるためなど公序良俗に反する使い方をすること」などと書かれていた。
NEWSポストセブンが協会に問い合わせたところ、「投稿を認識していない」として確認を要請している。協会から回答があり次第、追記する。予想外の使われ方をした「ミャクミャク」も困惑していることだろう。