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安倍昭恵夫人に「出馬待望論」が浮上するワケ 背景にある地元・山口と国政での「旧安倍派」の苦境

今年5月にロシアのプーチン大統領と面会した安倍昭恵夫人(時事通信/EPA=時事)

今年5月にロシアのプーチン大統領と面会した安倍昭恵夫人(時事通信/EPA=時事)

 昨年は米大統領選に勝ったトランプ氏、今年5月にはロシアのプーチン大統領と面会し、大きな波紋を広げた安倍昭恵夫人。その影響力や人脈を頼りに、「出馬」を願う声が上がっているという。地元・山口県の自民党関係者はこう嘆く。

「衆院の区割り改定と安倍晋三・元首相が亡くなったことで、安倍さんの地盤だった山口旧4区(現3区)は、長くライバルだった林芳正・官房長官の天下になっています。“林派”に冷や飯を食わされる“安倍派”の地方議員はお先真っ暗。

 そんななか、『安倍事務所の再興を』との声が出ています。昭恵さんに出馬してもらって地盤を取り戻し、“安倍派”地方議員を復活させてほしい。ただ、昭恵さんは安倍さんの命日に墓所がある油谷(長門市)に来たようですが、旧安倍事務所があった下関には立ち寄っていないようです」

 地元・山口だけではない。中央政界からも出馬を請う声が出ているという。自民党関係者はこう言う。

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