ブリトニー・スピアーズ(時事通信フォト)
アメリカの伝説的歌姫、ブリトニー・スピアーズ(43)に異変が起きている。Instagramでキワドい姿を立て続けに披露して、ファンから心配の声が寄せられているのだ。
ブリトニーは、16歳で『ベイビー・ワン・モア・タイム』でデビューした。同タイトルのアルバムは全世界で2200万枚以上を売り上げて、その後も『ウップス!…アイ・ディド・イット・アゲイン』や『トキシック』などヒット曲を連発。全世界でのトータル・セールスは1億5000万枚を誇り、2000年代最大のポップ・アイコンとして知られている。
大活躍の一方、“奇行”でメディアを騒がせることもあった。音楽ライターが語る。
「大スターであるブリトニーは、常にパパラッチに追われる生活でした。ストレスの結果でしょうか、2007年、美容院でバリカンを手に取り、突然自ら丸刈りにしたことが“奇行”としてメディアに取り上げられました。
のちに出版した回顧録で、ブリトニー自身が“丸刈り事件”について振り返り、世間の目に対する彼女なりの抵抗だったことを明かしています。パパラッチの車に傘で殴りかかったこともあり、不安定な状態が続いたことから、一時はリハビリ施設に入所していました」
ブリトニーは2019年1月、無期限の活動休止を発表。父親らによる成年後見人制度の解除を求める裁判を開始した。自身で稼いだ金銭を自由に使うことができずにいたからだ。2021年、ブリトニーの主張が認められて、後見人制度が完全解除された。しかし現在に至るまで本格的な活動再開は実現していない。