群馬県前橋市の小川晶市長(42)が部下とラブホテルに訪れていることがわかった(左・Facebookより)
保守王国・群馬県の県都である前橋市の“新しい風”として昨年2月から市長を務めている小川晶氏(42)に浮上した“ラブホ密会疑惑”。彼女が、部下の市役所男性幹部・X氏と頻繁にラブホテルを訪れていたことがわかった。9月24日、小川市長は臨時の記者会見を開き、ラブホを訪れたことは認めたうえで「相談に乗ってもらっていた」「男女の関係はありませんが、誤解を招く軽率な行動で、反省しています」と釈明した(※)。群馬県に猛烈な大雨が降り注ぎ、気象庁が「記録的短時間大雨情報」を発表した9月10日にも、彼女の身はラブホテルにあった。【前後編の後編。前編から読む】
9月16日、取材班が改めて現地取材をしたところ、この日も小川市長はX氏とラブホテルへ入っていった。小川市長は独身だが、部下のX氏は妻帯者である。翌日、当人に話を聞くために市役所へ向かったところ、小川市長が職員らしき人物と笑顔で談笑しながら出てきた。
その後、公用車に乗りこみ10分弱。帰宅ラッシュに巻き込まれながら、わずか500メートル先の薄暗い路地で降車した。市長はメガネやマスクなどを身につけ、乗車時の雰囲気と変わっていた。
公用車から降りた市長は何度も振り返っており、周囲の目を気にしているようにも見える。そうして着いた先は数十メートル先の市営の立体駐車場。市長が近づくと、男性が高級外車から降り後部座席のドアを開けた。例のX氏だ。市長は流れるように車に乗り込んだ。
2人を乗せた車は、コンビニに立ち寄ったあと、向かった先はまたもやラブホテルだった。これで2日連続になる。
低層階でそれぞれの部屋ごとに駐車スペースがあるタイプのホテルで、彼女らがよく利用している“定宿”だ。車は休憩3時間5700円の「203号室」前の駐車スペースに停車した。まずX氏だけが車を降り、周囲を用心深く確認。後部座席のドアを開け、その中から出てきた市長が先に部屋の中へと入っていった。
約2時間半後──部屋から出てきたのはX氏だ。市長は後ろから隠れるように出てきて、男性がドアを開けた後部座席に滑り込むように乗り込んだ。
午後10時前、市長の自宅についた2人。そこで記者が声をかけたところ、運転席に座るX氏が窓を開けた。後部座席では、市長は突っ伏して顔が見えないようにしていた。
「Xさんと市長ですね」と尋ねると、X氏は「はい」と返答した。記者が経緯などについて尋ねると、ホテルに複数回行っていたことは認めつつ、男女関係については明言を避けた。
記者とX氏がやり取りをする間、小川市長は後部座席で顔を伏せ、問いかけには一切応じなかった。「一言だけでもいただけませんか」と問うたが、X氏が「ちょっとまだ(市長は)動揺しているので……」と庇う様子を見せた。
デリケートな問題ゆえ市の広報窓口への取材ではなく、あらためて2人に7~9月の計9回について、ラブホ訪問の日付を添えたうえでメールで直接質問を送ると、小川市長とX氏からそれぞれ回答があった。