群馬県前橋市の小川晶市長(42)が部下とラブホテルに訪れていることがわかった(左・Facebookより)
9月10日、群馬県内では猛烈な大雨が降っていた。県内の各所で17時までの1時間に100ミリ以上の雨が降り、気象庁が災害の危険が高まっていることを伝える「記録的短時間大雨情報」を発表。県北部では道路は浸水し、自動車が動けなくなるなど予断を許さない状況が続いていた。
その日の18時30分頃、前橋市長・小川晶氏(42)は市幹部の男性が運転する車に乗って、前橋市内を走っていた。市内の状況を確認するかと思いきや、向かった先はラブホテルだった──。【前後編の前編】
弁護士資格を持つ知性派でありながら、明るい笑顔で市民の支持を得た小川市長。彼女は福田赳夫氏や中曽根康弘氏ら総理大臣を多く輩出してきた保守王国・群馬の県都に“新しい風”を呼び込んだ。市関係者が語る。
「小川市長は昨年2月に初当選した1期目の市長です。もともと千葉県の出身ですが大学卒業後に群馬県で弁護士登録し、前橋市内の事務所で勤務していました。公式ホームページによると、家庭内暴力の被害者支援などに力を入れていたそうです。政界に進出し、2011年4月の県議選に28歳で初当選して以降、県議を4期つとめ、昨年2月の市長選に立候補しました。
市長選では連合の推薦も取り付け、自民公明が推薦する現職を破る見事な勝ちっぷりでした。当選後には支援者らに『スタートラインにやっと立てた。これから皆さんと一緒に市民の力で前橋市を良くしていきたい、新しい町にしていきたい、新しい政治を作っていきたい』と訴えていました」
当時、日経新聞でも「前橋市長に小川晶氏が就任 初の女性、戦後最年少」と報じられるほど注目された。
そんな市長に想像もできないことが発覚したのは、今年に入ってすぐのことだった。市の関係者であるAさんが明かす。