『ザ・ノンフィクション』に出演した結婚相談所代表・山本早織さんとクズ芸人・小堀敏夫
貯金ゼロで生活をしながら、「ギャラ飲み」に命をかける“クズ芸人”こと「ガッポリ建設」の小堀敏夫さん(58)。今年1月に放送された『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)では、独身だった小堀さんの婚活に密着。結婚相談所の代表・山本早織さん(39)を巻き込んで波乱の展開となった。
尊敬しているというジョン・レノンの名言「好きように生きればいい」を地でいくクズ芸人と、婚活のプロ・山本さんが、NEWSポストセブンで約10カ月ぶりに再会を果たした。
* * *
山本「私、初めてでしたよ、会員さんであんなに堂々と嘘をつく人。番組を見てくれた友達から『あれはネタでしょ?』って聞かれるんですけど、ネタみたいな本当の話ですよね。こっちは真っ直ぐに向き合っているのに『タバコも吸ってない』とか言ってましたもんね」
小堀「悪い、いやいや、すいません。吸ってた。でもね、カメラが回っている収録中は絶対吸ってなかったんだよ、いや当たり前の話なんだけど。あのときはね、前の日に麻雀に行って、ポケットの中にタバコ入れたまま来ちゃったから」
山本「今、当たり前のようにタバコを吸っていたと聞いて、1回フリーズしましたよ。番組でも言いましたけど、別にタバコを吸っていてもいいんですよ。ただ、プロフィールに嘘を書くと、私を信頼してくれている女性の会員さんに私も嘘をついたことになるんです」
小堀「でもね、山本社長のアドバイスは結局、勉強にはなりましたよ」
山本「どういうところが勉強になりました?」
小堀「女性が好きな食べ物を聞いたときは、食卓で一緒にご飯を食べたいから聞くんだなって。そういうふうに言われたじゃないですか。それは腑に落ちましたね」
山本「それだけ(笑)」
小堀「いやいや、こういうこと言うと嫌がるんだなとか、自分の漫談ばっかりやらないで相手の話もある程度聞きなさいとか。今も割と活きてますね」
山本「最初のお見合いのときは、いつまで止まらず喋るんだろうっていうぐらいずーっと喋ってましたよね。女性から“はぁーっ”ていう溜息交じりの笑いが」
小堀「それはね、“職業病”もあるわけですよ。ネタとして笑わせたらお見合いは勝ちだと思ったり、お見合いも笑いがとればOKだと思っていましたね。ただ、婚活の経験をして、社長と会ってから多少はできるようになりましたよ」