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《海づくり大会ご出席》皇后雅子さま、毎年恒例の“海”コーデ 今年はエメラルドブルーのセットアップをお召しに 白が爽やかさを演出し、装飾のブレードでメリハリをつける

「第44回全国豊かな海づくり大会」に出席された(2025年11月9日、撮影/JMPA)

「第44回全国豊かな海づくり大会」に出席された(2025年11月9日、撮影/JMPA)

 2025年11月9日、三重県志摩市の阿児アリーナで開催された「第44回全国豊かな海づくり大会」に出席された天皇皇后両陛下。式典後、地元の水産高校の実習船「しろちどり」を見学され、10日から1か月余りの航海実習に出る生徒たちに、「気をつけて行ってきてください」などの言葉をかけられた。

「全国豊かな海づくり大会」の放流会場、南伊勢町の宿田曽漁港では、漁船などの歓迎パレードが行われた。その後、両陛下は伊勢エビの稚エビとマダイの稚魚を放流した。

「全国豊かな海づくり大会」に出席される際、皇后雅子さまは毎年、海を連想させるお召し物を選ばれる。今年はエメラルドブルーのセットアップをお召しになっていた。帽子は白だが、お召し物と同じカラーのリボンが巻かれており、白を加えることで、清潔感と爽やかさをプラスされていた。

 バッグはセットアップと同色だが、帽子、傘と手袋を白で統一することで、全体に一体感が生まれ、淡いブルーの美しさを引き立てていた。

 重厚感があるダブルボタンのジャケットは、式典などのフォーマルなシーンにマッチしたデザイン。また、ウエスト位置に視線が集まり、スタイルアップ効果も期待できる。

 ジャケットの襟には、ピーコックブルーのブレードが施されており、セットアップより濃い色味の装飾がアクセントになり、コーデにメリハリをつけている。さらに、ヒールも濃淡の違う2色ブルーが配されており、細部まで色をそろえることで、全体に統一感が生まれている。

 式典当日はあいにくの雨模様だったが、雅子さまの爽やかな装いが、場を明るく彩っていた。

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