部下とラブホテルから出てきた小川市長
Aさんは、問題発覚後の小川市長の姿勢にも疑問を感じているという。
「Xさんに責任をなすりつけているように見えてしまうんです。そもそも立場は市長の方が上ですし、取材で答えているようにX氏からラブホの利用を提案されたとしても断れたはずよねって」
群馬県の山本一太知事は「言い訳として見苦しい」「脇が甘すぎる」と小川氏を痛烈に批判しており、これを“事実上の辞職勧告”と報じるメディアもある。
市議会は「辞職勧告」と「続投へのエール」で分断か
「26日の市議会閉会後、小川市長はマスコミや傍聴者を退出させ、議員らに今回の事案について短く説明しています。『今後も責任を持って進んでいきたい』などと話していて、本人は辞任する気はないようでした。議会の各会派は29日に市長へ今回の問題に対する申し入れをすることになっていますが、辞職勧告をする会派も出てくるのでないでしょうか」(市政関係者)
一方で、「引き続き市政を担ってほしい」と語る市議もいる。
「市長は子育て政策に力を入れていて、小中学校の給食費無償化を実現し、今年中には小学校のエアコン導入も実現させようとしています。県内の自治体で初となるこども基本条例にいち早く手をつけていて、ワークショップを開催して高校生に条例案を作ってもらい、実現に動いていました。高校生に条例を作ってもらう事からもわかるように、市民目線を大切にする方なんです。今回の報道は残念ですが、引き続き頑張っていただきたい」
市政が混乱するなか、小川市長はどのような決断をするのか。注目が集まっている。