ライフ
『青ヶ島ちゃんねる』の佐々木加絵さんインタビュー

「都会より出会いが多い」「兼業は当たり前」…人口160人の“絶海の孤島”、青ヶ島在住で村議に初当選した女性(41)が語ったリアルな島生活

今年8月に村議に初当選した佐々木さん(本人インスタグラムより)

今年8月に村議に初当選した佐々木さん(本人インスタグラムより)

 伊豆諸島の最南端に位置する東京都の離島、青ヶ島。島を訪れるには八丈島を経由してヘリコプターか連絡船を利用する必要があり、「絶海の孤島」とも呼ばれる。

 そんな青ヶ島で生まれ育ち、YouTubeチャンネル『青ヶ島ちゃんねる』(登録者21万人超)にて、島の日常を発信している佐々木加絵さん(41)さん。今年8月には結婚を発表するなど話題の彼女に、新婚生活や青ヶ島の暮らしの最新事情を聞き尽くした。【前後編の前編】

「絶海の孤島」でも、現代的なインフラが整備

 青ヶ島の住民は約160人。国内でもっとも人口の少ない自治体として知られているが、今年の8月には村議会選挙が行われ、6人が届け出て全員が無投票で当選(定数6)し、佐々木さんも初当選した。青ヶ島村では、光回線やAmazonの配送をはじめ現代的なインフラも十分に整っているという。

「2020年には島内に光回線が整備され、動画視聴やワーケーションにもおおむね対応できる。配達は天候により数日から1週間ほど要する場合があるものの、日本郵便の『ゆうパック』・ヤマト運輸・佐川急便の宅配便の利用もでき、必要な物資の調達も可能です。

 Amazonの通販は使えますし、離島でも対象商品ならプライム会員は送料が無料です。生鮮品は島内の商店で買えるので、生活に大きな不便は感じません。医療については『青ヶ島診療所』の1施設で、常勤医師は1名体制ですが、人口規模を考えるとむしろ手厚い面があります。待ち時間もほとんどなく、すぐ診てもらいやすいですよ」(佐々木加絵さん、以下同)

関連記事

トピックス

ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
渡邊渚さん(撮影/藤本和典)
「私にとっての2025年の漢字は『出』です」 渡邊渚さんが綴る「新しい年にチャレンジしたこと」
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン