メガネやマスクで顔が見えないようにしていた
性教育フェスタも欠席
まずは9月20日に開催された前橋市戦没者追悼式。先の大戦に関係する市が開催する最も重要なイベントのひとつだ。この時点ではまだ記事を公開していなかったため、小川市長の突然の欠席に現場では動揺が広がっていた。
10月3日には「群馬の未来を考えるシンポジウム」を欠席。群馬経済同友会の未来探索委員会が主催し、山本一太知事や、高崎市長の富岡賢治氏、太田市長の穂積昌信氏ら県内の首長が集まり、県の未来像について議論がなされたが、ここにも小川市長の姿はなかった。
「9月23日には、『親子で楽しむ性教育フェスタ』という催しが県青少年会館にて開催されましたが、イベント内で企画されていたトークセッションも欠席。内容が内容だけにこのイベントの欠席は理解できなくもないですが……。でも重要なイベントの欠席は、続投の意思と矛盾しています」(同前)
公務の欠席が続いた理由について、小川市長は「混乱を生じさせる」などと説明しているが、違和感を持つ市民は多いようだ。
こういった騒動を注視しているのは、市民だけではない。高校時代の同級生もこうため息をつくのだ。