小川市長の高校時代の卒業アルバム(提供)
「今回の報道は本当にもうびっくりですよ。彼女は、弁護士になって県議会議員、さらに市長となった人です。同級生が集まった時には、毎回『小川ってすごいよね、俺たちの自慢の同級生だよ』って、話題になるほど有名でした。だから、今回のような事で足元をすくわれて欲しくなかった。
ホテルで密会していて何もない? そんなわけないでしょって、そんな事通じるわけいでしょって普通は思いますよ。報道後の対応もなんというか、往生際が悪いという印象です」
小川市長は高校で少林寺拳法部に所属し、ストイックな青春を送っていたようだ。卒業アルバムには部活動を振り返ってこんな文章を寄せている。
〈少林寺拳法部の思い出…アザだらけになって練習したこと。県大会で賞をとったこと。みんなで語り合ったこと。たくさんの友達ができたこと。全国大会に出場したこと全部大切な思い出です。楽しかった〉
白い道着に身を包んだ小川市長の若々しい姿には現在の面影があるが、キリッとした目元と蠱惑的な口元が印象的だ。いまよりも眉が細く、長澤まさみというよりも鈴木亜美似だろうか。前出の同級生も「確かラガーマンで小川に告白したヤツがいた」と振り返るが、熱烈な支援者もいる小川市長のルーツを感じる。
卒業文集のフリースペースには、イラスト付きでこんなフレーズも書き残している。
「流れる雲のように 1秒ごとに変わりゆくぼくたち」
小川市長はこの窮地を変えられるか。