部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト・目撃者提供)
「小川は同級生の誇りだったんですけどね……」──そう語るのは、既婚の男性部下X氏との“ラブホ通い詰め”問題がいまだ紛糾している前橋市の小川晶市長(42)の高校時代の同級生だ。
小川市長は記者会見や市議会で「男女の関係はない」などと説明をしたが騒動はおさまらず、10月12日に市民対話会を開き問題について改めて釈明した。進退についてはこれまで「民意を確認する」と明言を避けてきたが、10月17日に市長自身の給与を50%減額し、市長職を続投すると表明した。
民意の確認が済んだということだろうか。しかし前橋市政関係者は市長の続投表明に違和感を覚えたようだ。
「10月13日、『民意を確認するため』に非公開の市民対話会を開いたのですが、名ばかりの会でしたよ。支援者が主催して、集まったのは元々市長を応援している人ばかりでした。入口では身分証を見せる必要もあり、気分を害して直前で参加を取りやめた人もいました。結局は単なる支援者集会にすぎず、これでは一般の市民がどのように考えているか、小川市長としても分からないはずです。
そもそも『男女の関係がなかった』のであれば堂々としていればいい。それに市長を続けるなら公務には出るべきだと思いますが、問題が発覚した後、大きな公務の欠席も続いていたでしょ。言行不一致ですよね」(同前)
確かに、NEWSポストセブン取材班が小川市長に直撃取材をした9月17日から、小川市長は複数の対外的な公務をキャンセルしている。