現在のseiko。今は愛犬の体調が気がかりだという
「もし、抗がん剤治療が効いてくれて、私の余命が少しでも伸びてくれたら、同じようにがんで苦しむ、単身の方や女性や子供、さまざまな方々に、生きる勇気を与えられるような活動ができるようになれたら幸いです。何よりもう一度、大好きな聖子ちゃんのものまねをしたい。
あとは、飼っている3匹のワンちゃんのことが気がかりです。私には子供がいないので、誰かに面倒を見てほしい。
もし身体が良くなったら、夢だった屋久島や石垣島などにあるマングローブの海を見てみたい、それが最後の夢です」
56歳にして余命3か月という現実に向き合うSeiko。今回の取材ではもう一つ、どうしても世間に知らせたい“心残り”があるという。それは、売れっ子時代に直面した芸能界のリアルについてだった——後編記事で詳報する。
(後編につづく)
