米倉涼子

実質的な活動休止状態に陥っている

「私なんていつ使われなくなるか…」

 しかし——米倉を古くから知るテレビ局関係者は、「本人の素顔は役のイメージとは少し違います」と心配する。

「17歳でモデルとしてデビューした米倉さんですが、当時からとてもストイックな努力家でした。もともと華々しいテレビの世界を志していたわけではないそうで、女優やミュージカル活動も作品ごとに勉強してスキルを身につけていました。

『ドクターX』の大門役のような“強い女性”のイメージが強いですが、その実は自分にも厳しい努力家で、追い込みすぎてしまう。どちらかというと自己肯定感が低いタイプに思えます。

 お酒を飲むと『私なんていつ使われなくなるかわからない』『女優じゃない、何かまったく新しいことをしたいな』とこぼすこともあった。そういったところからなのか、パートナーとなる男性とも、“対等な関係”を築けていなかった印象があります」

 米倉はブレーク前の2000年、『FRIDAY』で過去に既婚男性と半同棲関係にあったことや、このお相手が当時、薬物や詐欺で、実刑判決を受けていたことが報じられた。以後、歌舞伎俳優の市川團十郎(47)、男闘呼組のメンバーで俳優の岡本健一(56)との交際が報じられ、2014年の年末に一般人との結婚を発表している。

「しかしこの結婚相手についても、米倉さんは相手の言うことを聞き入れ続けるような状況になっていたそうです。そのまま“対等な関係”になれず、約2年ほどで離婚してしまった」(同前)

 幼少期の米倉を知る関係者が語る。

「小さい時からダンスのレッスンに毎日通い、本当に努力家でした。勉強もできて皆の憧れでしたが、周囲の期待と比べると本人はとても謙虚な印象でした。今回の件の真相はわかりませんが、これからも彼女の活躍を見ていたいので、とにかく自分を追い込みすぎないでほしいです」

 多くのファンや関係者が、騒動の行方を固唾をのんで見守っている。

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