ナチュラルな表情の大谷選手、真美子さん(Instagramより)
笑顔全開で観客に手を振る大谷選手を後ろから撮影する笑顔の真美子夫人の姿には、超一流のアスリードである夫をサポートする妻の姿が重なってくる。夫婦円満、男女関係をよりよく保つためには、お互いに起きたことを喜び合うことが大切だという調査結果があり、それも大げさすぎるぐらいに喜んであげるのがいいらしい。WS連覇という偉業を前に大げさもないが、共に喜びを分かち合える関係であることが、2人の様子から見て取れるのだ。
ある地元放送局記者が自身のSNSに公開したのは、バスの上で顔を寄せあい寄り添って笑う夫妻のショット。真美子夫人の左手は大谷選手の腕を軽く触っていた。大谷選手の腕を掴むでもなく、手を絡めるでもない。ほんの少し指先で触れているだけ、それも手のひらを見せるという触り方が絶妙なのだ。カップルや夫婦において、人前で腕を絡める、腰に手を回す、肩を組むなどは相手が自分のものだと主張する無意識の仕草だといわれる。これは私のものだから、触らないでという意味だ。だが彼女の触れ方は自分が妻だという立場を指先で示しつつ、出しゃばり過ぎることなく自己主張もしていない。野球選手としての大谷翔平は自分だけのものではなく、チームや野球界、ファンみんなのものと言いたいのだろう。だからこの写真は素敵に見えるのだ。
大谷選手が頭を真美子夫人にコツンとする場面の写真も公開された。子どもみたいに屈託のない笑顔を見せ、可愛い仕草で妻に甘える大谷選手の姿がそこにあった。普段、見ることができない仕草に、大谷翔平という人物の素が見えた気がする。そんな姿を人前でも見せることができるほど、2人は互いに相手を信頼しているということがわかるだろう。
すでに3連覇に向けての意気込みを宣言した大谷選手。その傍らでこれから真美子夫人がどんな姿を見せるのか、それも楽しみだ。
