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《手を絡めるわけではなく…》凱旋パレードで大谷翔平選手と見せた“仲良しすぎる姿” 心理士が注目した真美子夫人の絶妙な“ボディタッチ”

ロサンゼルス・ドジャースのワールドシリーズ優勝パレードでの大谷翔平・真美子夫妻(EPA=時事)

ロサンゼルス・ドジャースのワールドシリーズ優勝パレードでの大谷翔平・真美子夫妻(EPA=時事)

 地元ロサンゼルスに凱旋した米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースの優勝パレードは、選手の家族も参加してともに喜ぶ大リーグ流のもので、大谷翔平選手と妻の真美子さんがそろって優勝を喜ぶ様子に、つられて笑顔になり、温かな気持ちになった人も多いだろう。臨床心理士の岡村美奈さんが、大谷翔平・真美子夫妻の夫婦ショットが素敵に見える理由について分析する。

 * * *
 ドジャースの優勝だけでも嬉しいのに、優勝パレードでの幸せそうな2人を見ていると、さらに嬉しさが増しほっこりした温かい気分になる。3日(日本時間4日)、ワールドシリーズ(WS)2連覇を飾ったドジャースが、本拠地ロサンゼルスで優勝パレードを行った。SNSなどの反応を見ると、優勝パレードで大谷夫妻の仲睦まじい姿にそんな気持ちになった人も多かったようだ。

 昨年より距離が長くなったというパレードの沿道は、彼らを見ようと集まった人々が着たドジャースカラーのブルーに染まり、青い紙吹雪が舞っていた。熱狂する人々の歓声に包まれた二階建てバスには、チームを優勝へと導いた2人の主役、山本由伸投手と大谷翔平選手が一緒に乗っていた。黒のWS優勝Tシャツに黒のキャップ、黒のサングラスをかけ、口元に微笑みをたたえた満足そうな顔を沿道の観衆の方を向けていた山本選手。バスの手すりに腕をのせ、沿道の光景を楽しむような姿が印象的だった。

 もう1人の主役、大谷選手の傍らには真美子夫人の姿があった。選手らが揃いの黒いTシャツを着用していた中、彼女が羽織っていたドジャースの青い光沢のあるジャンバーがバスの上でひと際鮮やかに輝いて見える。夢を成し遂げた大谷選手の笑顔、それを見守る真美子夫人の笑顔、選手たちの喜びの笑顔、ファンたちの喜びの笑顔、バスの上も沿道も笑顔だらけだが、その中で大谷夫妻の笑顔が目立っていたのは、彼らが注目されていただけでなく、その笑顔に夫婦としての理想の形が溢れていたからだろう。

 幸せな笑顔を見ていると幸せな気分になる。これは心理学的に知られている現象で、「情動伝染」と呼ばれているものだ。他人の顔などから表出された感情が、自分の感情と一致するというもので、誰かの笑顔を見た人が主観的に、自然に笑顔にまつわる感情を感じるようになるという。

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