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AIを活用し遭遇リスクを可視化した「クマ遭遇AI予測マップ」から見えてくるもの 遭遇確率が高いのは「山と川に挟まれた住宅周辺」、“過疎化”も重要なキーワードに

AIの技術で遭遇リスクを可視化する「クマ遭遇AI予測マップ」

AIの技術で遭遇リスクを可視化する「クマ遭遇AI予測マップ」

 死者を含むクマによる人身被害が全国各地で相次いでいる。山間部だけでなく市街地にまで出没し、人間の生活を脅かしている状況が続くが、そんななか、AI(人工知能)を活用して「クマと遭遇しやすい場所」を割り出した研究者がいる。地形や環境データ、過去の遭遇情報などをもとにリスクを予測したそのマップが示す「危険エリア」とは──。【前後編の前編】

人とクマが交わる場所

 クマによる人身被害はどこまで広がるのか──。

 今年4月以降の死傷者数は11月上旬までに全国で200人を超え、過去最多を記録した2023年度を上回るペースで被害が拡大。東北各県では市街地や住宅などで人が襲われるケースが相次いだ。

 10月に起きた被害のすべてが人里だった秋田県では、クマ対策の“後方支援”に自衛隊が出動する事態に発展している。

 これまでクマとの遭遇がなかった地域での被害や目撃情報も続いており、「今後はどこにクマが現われると考えられるのか」を知ることが死活的に重要だ。

 そんななか、AIの技術で遭遇リスクを可視化する「クマ遭遇AI予測マップ」が登場した。

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