国内
2025.11.22 10:59
NEWSポストセブン
《課題は人間側の“管理”》「人の存在を気にしなくなっている」人馴れグマにどう対応? “クマ教授”が語る理想的な共生社会「必ずしも殺なくて済むような対策をとってほしい」
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クマ研究の第一人者である坪田敏男教授が語る”共生の課題”とは──(坪田氏提供)
民家に侵入するツキノワグマ(時事通信フォト/兵庫県警浜坂署提供)
坪田氏は現在、クマの冬眠メカニズムを中心に研究をしている(坪田氏提供)
川を渡るヒグマ(坪田氏提供)
クマに襲われた男性。顔に傷が
傷跡からわかるクマ被害の恐ろしさ
目の下を2針、口2針、耳、頭も縫ったという
昨年170cmのヒグマを狩った40代のハンター
クマを仕留めた時の様子
5発ほど打ち込んだが筋力や生命力が強かったという
北海道に生息するヒグマは体重300キロを超える個体も
40代のハンターがクマの恐怖体験について語った
狩りの際は必ず猟犬を連れて行くという
クマ被害については「気配を感じたら迷わずに逃げるべき」と述べた
昨年福島県のとある自宅に侵入したクマ。周囲の物が散乱している(2024年12月)
秋田で出没したクマを駆除作業する様子
秋田で出没したクマを駆除作業する様子
北海道で射殺されたヒグマの毛皮。ゴワゴワとしていて硬い毛並みだったという(読者提供)
秋田県上小阿仁村の住居にはクマのおぞましい足跡が(「全自動さじなげ委員会」提供)
秋田県ではクマの出没について注意喚起している(同県HPより)
罠にかかったクマの様子
田園に突如現れたクマ
罠の設置場所には、猟友会による注意書きが
食い散らかされたリンゴの破片が散らばっているだけでなく、クマの糞も散在
湯沢市内のリンゴ農園でもクマによる被害が……
ところどころ無残に折れた枝
全国各地で、クマによる被害が相次いでいる
罠は直径80cmほど、奥行き2mほどの土管状になっている
中に酒粕や米ぬか、はちみつを混ぜた発酵性のエサを入れてクマをおびき寄せるという