“秘湯”とされる野湯には混浴が多い
「旅行の行き先の一つとして」
それでも、女性には「最初は無理に一人で行くことはオススメしません」という。
「最初は、カップルや夫婦など、男性と2人で行くことをオススメします。安全面でも信頼できる方と一緒に訪れると安心です。基本的に混浴温泉は山奥にあることが多いので、旅行の行き先の一つとして訪れるのもいいでしょう」
そんなしずかちゃんがすすめる“初心者向け”の混浴温泉を、2つ紹介してもらった。
「栃木県日光市の奥鬼怒温泉郷『加仁湯』さんですね。男女別の脱衣所があり、混浴の野天温泉の他に男女別の温泉もあります。車の乗り入れができない人里離れた場所にあるため車の音が一切しません。宿泊者は送迎バスに乗れますが、やっぱりオススメは奥鬼怒遊歩道を90分ほど歩くこと。私は10回以上も通っています。
あとは、静岡県下田市の河内温泉『金谷旅館』さん。『千人風呂』という大浴場が混浴なんですが、内湯なので紫外線や虫なども気になりません。私が入ってきた混浴の中でも女性との遭遇率がとても高いお風呂なので、混浴初心者のカップルや夫婦や女性にぜひオススメしたいです」
温泉モデルとしての活動歴は9年になるというしずかちゃん。元々は介護士の仕事をしながらの活動だったというが、なぜ混浴温泉に関する発信を続けるのか。後編記事では、自己肯定感が低かったという幼少期や、混浴温泉が「絶滅」の危機にあるリアルなどについて聞いている。
(後編につづく)
