“絶滅危機”にある混浴温泉の魅力を語ったしずかちゃん(右はGetty Images)
全国350か所もの混浴温泉を巡り歩き、その魅力を発信している温泉モデル、しずかちゃん。癒し系の笑顔が魅力な彼女だが、“しずかちゃん”というキャラクターが生まれるまでにはいろんな紆余曲折があったという。また、現在混浴温泉が直面する「絶滅」の危機などについても語った。【前後編の後編。前編から読む】
しずかちゃんは東京都内の教育熱心な家庭に生まれ、中学から始めたバレーボールはスポーツ特待生として海外の大学に入学し、卒業するまで続けたという。
そんな輝かしいキャリアがありながらも、しずかちゃんが「幼い頃から自己肯定感が低かった」と言うのには、こんな理由があったという。
「幼い頃から母親に褒められることはほとんどなく、私ができないことを叱られてばかりいました。おまけにバレーボール部の顧問はかなり厳しく、体罰や叱責もかなり激しかったのです。
それもあってか、常に自分に自信がありませんでした。私自身が自分を認めてあげられたら良かったのですがそれもできず、人から認められるという経験をせずに思春期を過ごしました」
そんな中で、温泉モデルとして活動したいと思う出会いがあったという。
