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2025.12.04 16:00
週刊ポスト
【斬新な手法で新たな表現を開拓】貴重写真で記憶を辿る「鉄道写真の神様」広田尚敬氏の集大成
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蒸気機関車C62を正面から捉えた代表作のひとつ。函館本線の目名〜上目名間。1965年2月(C)広田尚敬
「鉄道写真の神様」の名を決定づけた写真集『SL夢幻』収録の1カット。日豊本線田野〜青井岳間でC55の動輪を中心に撮影。1/8秒のスローシャッター。1973年3月(C)広田尚敬
約400点の作品を収録する写真集『鉄道写真 広田尚敬』
「鉄道人生で最大のエポックは新幹線の登場」(広田氏)。日本の技術を詰め込んだ新幹線の彼方に富士山が聳える。1964年(C)広田尚敬
1957年1月2日に撮影した京都市電(日本初の路面電車。通称N電)。今では考えられない静寂が漂う
1958年、川越線大宮駅。台風で浸水した線路の手前ホームで小学生が水を飲む。写る列車は小型機関車B6(C)広田尚敬
山陰本線の米子近く、日野川の橋梁を渡る列車。地方の高校生の、微笑ましい朝の通学風景。1978年(C)広田尚敬
丸い岩から少しだけ姿を見せる381系特急「しなの」。ユーモラスな構成だ。中央本線須原〜大桑間。1991年8月
春先に雪崩が多く、かまぼこ形の雪除けが続く江差線吉堀〜神明間を走るキハ22 +キハ40(車両形式)。1985年(C)広田尚敬
『鉄道写真 広田尚敬』