村上迦楼羅容疑者のSNSでは“リクルート”をしているかのような投稿も(本人のSNSより)
「4名のうち、福地容疑者ら3名はすでに昨年11月初旬、別の傷害事件で逮捕されていました。彼らは多額の現金を持って、成田空港から出国して韓国のカジノへ向かおうとしていたということです。
警察も当初は連続強盗との関連があるとはみていなかったようですが、容疑者らのスマホの解析などを進めた結果、事件の“指示役”だと判明し、検挙に繋がった。一連の捜査で押収したスマホはおよそ750台にのぼるそうです」
NEWSポストセブンは事件発生当時、市川市の強盗事件について取材をしていた。寝込みを襲われたという50代女性の母は、「娘は『なんでこんな目に…』と憤っています。これまで物騒なことなんてなかったのに……」と取材に漏らし、事件の1時間ほど前に容疑者らしき人物が防犯カメラに映っていたことも教えてくれた。
犯行も周到なものだった。
「最近、見知らぬ男性が2人組とかで訪問販売や水道メーター点検として来ていたんです。もしかしたらそれが強盗の“下見”だったのかも、と噂になっていました」(近隣住民)
闇バイトによる犯行は指示役のほか、SNSなどで実行役を募る“リクルーター”、また現金回収・運搬役など分業して行われるのが常だ。今回、捜査の一環で福地容疑者ら指示役のこんな生々しいやり取りも明らかになった。
