ガールズバー店長の鈴木麻央耶容疑者(39)とその右腕、田野和彩容疑者(21)
「自分の“支配下”におけないとダメな、小心者なんでしょうね。とにかく思い通りにならないと、客にもキャストにもキレる人だった」──2025年夏、自身が切り盛りするガールズバーの従業員(27)に連日、売春をさせたとして逮捕された鈴木麻央耶容疑者(39)。今月に入り、この女性にわいせつ行為をした疑いで2度目の再逮捕となるなど、次々と余罪が明らかになっている。
NEWSポストセブンはこれまで、男が被害者に対して行なっていた“管理”の手口や、関係者からの評判を報じてきた。今回はさらに別の関係者から、犯行に至るまでの経緯を聞くとことができた。
キー局社会部記者が事件を振り返る。
「警視庁保安課は昨年10月15日、東京都・池袋のガールズバーの女性従業員に売春をさせたとして、店長の鈴木容疑者と従業員の田野和彩容疑者(21)を逮捕した。2人は労働基準法違反(強制労働)の疑いもかけられていましたが、鈴木容疑者にいたっては1月7日、性的暴行の容疑で2度目の再逮捕となっている。
被害者の女性はおととし9月からバーで働いており、昨年4月ごろから売春をさせられていたようです。容疑者は女性に日常的に殴る蹴るの暴行を加えていたとみられ、GPSなどで女性の行動を監視しながら、言うことを聞かせていた」
きっかけは被害者が売春防止法違反で現行犯逮捕=起訴猶予処分=されたことだった。女性は警官に対し、涙ながらに「逃げるという発想すらなかったです」と訴えたという。
かつてこのバーで働いていた女性は、鈴木容疑者の言動を“洗脳”と表現した。
「彼女(被害者)はいつも『ブスだし客もとれないんだから、みんなの役に立つようなことしなよ』みたいなことを店長から言われていました。大抵いつも誰かのヘルプについていて、女の子が飲みたがらない度数の強いお酒を押し付けられていた。
バックヤードで寝泊まりしているのを何度も目にしました。広さは1畳程度で椅子2つを並べて、大人が寝られるか寝られないかくらいの狭さの場所です。荷物や服もろくに持っていなかったと思います。洋服とかも店長さんたちが貸してあげていたのかな。思い返すと、いつもおなじ服を着ていました」
社会部記者によれば、男は「被害者の住んでいた賃貸の契約を勝手に解消していた」ともいう。店の関係者も、前出の元同僚と同じようなことを口にした。
