キム・ヨナ一覧

【キム・ヨナ】に関するニュースを集めたページです。

浅田真央の「最大のライバル」として注目されたキム・ヨナ(Getty Images)
“浅田真央のライバル”キム・ヨナ 現在は韓国財界注目の「女性経営者」に
 浅田真央の「最大のライバル」として日本でも注目された元女子フィギュアスケート選手のキム・ヨナ(31)。母国・韓国では“国民の妹”と呼ばれ、空前のフィギュアスケートブームをもたらした。だが、現役時代は浅田とのライバル関係がメディアを賑わし、引退後はソチ五輪の順位が不服だとして韓国スケート連盟が国際スケート連盟を提訴するなど(後に棄却)、国を巻き込む騒動の“渦中の人物”となってきた。 そんな彼女は今、経営者としての道を歩み始めているという。韓国スポーツ団体関係者はこう語る。「ヨナはプロスケーターとしてアイスショーなどに出演するかたわら、母親が運営するマネージメント会社の理事に名を連ねています。将来的にはヨナがこのビジネスを引き継ぐとされています。 今はスポーツブランドのイメージモデルを務めたりCMに出演しているヨナの知名度を活かして、スポーツ選手とマネージメント契約を結んでいるといい、2021年の東京五輪にも出場した韓国水泳界のホープであるファン・ソンウ選手(18)のマネージメントもしている。ヨナも会社の評判をさらに上げるためにボランティア活動などに積極的に参加しています。 すでに韓国財界からも一目置かれているといい、ヨナの会社と組みたいと言っているスポーツ団体も多い。今、ヨナは母親の隣で経営を学んでいるところだそうです」「国民の妹」から「国民の女社長」へ。※週刊ポスト2022年1月14・21日号
2022.01.11 07:00
週刊ポスト
フィギュアスケートでまた採点基準変更か 過去には日本勢が不利になることも
フィギュアスケートでまた採点基準変更か 過去には日本勢が不利になることも
 12月7日、羽生結弦がまたひとつ年を重ねた。オリンピック2連覇という偉業を達成しながら、人類史上初の4回転アクセル成功までの道を模索し続ける27才は、残りの今シーズンをどう締めくくろうとしているのか。 新型コロナウイルスの新たな変異株がスケート界も襲おうとしているなか、彼に新たな試練が立ちはだかりそうだ。ロシアスケート連盟が国際スケート連盟(ISU)に対して、フィギュアスケートの採点ルールの変更を提案しているというのだ。 フィギュアスケートの採点法は、大きく「技術点」と「演技構成点」の2つからなっている。技術点はジャンプなど技の難易度に応じた「基礎点」と、技の出来栄えによって決まる「出来栄え点(GOE)」の合計で決まる。一方、「演技構成点」は「スケーティングスキル」「つなぎ」「パフォーマンス」「構成」「音楽の解釈」の5つの要素によって評価されるもので、「5コンポーネンツ」と称される。「ロシアの提案は、『演技構成点』の変更で、この5つのうちの『つなぎ』と『音楽の解釈』の2つをなくし、評価の基準となる構成要素を3つに減らすというものです。演技構成点のなかでも、特にこの2つは演技の“芸術性”を担保する要素。もしこの案が採用されれば、フィギュアスケートの採点がより技の難易度を重視する方向に向かうことになる」(フィギュアスケート関係者) その内容は大きく結果を左右するものだが、ISUは改正に前向きだという。 振り返れば、フィギュアスケートは、これまでに何度も採点基準が変更されてきた。元フィギュアスケーターの渡部絵美さんがいう。「ロシア案が採用されるかどうかはわかりませんが、自国の選手をいかに優位にさせるか、同時にほかの国の強豪選手の成績をいかに下げるかというのは、ルール改正の流れのなかで常に行われてきたことです。当然ながら、そのたびに恩恵を受ける選手もいれば、不利になる選手も出てきました」 採点ルールがとりわけ大きな議論を呼んだのが、2010年のバンクーバー五輪だ。浅田真央(31才)は当時、五輪の舞台では1992年に伊藤みどりしか成功させたことのなかった難易度の高いトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をショートとフリー合わせて3度も成功させたが、トリプルアクセルを決めなかったライバルのキム・ヨナ(31才)に約23点差で敗れ、銀メダルに終わった。その得点差に疑問を抱いた日本のファンも多かった。 浅田は直後のインタビューで、トリプルアクセルのポイントが、この採点システムで低すぎるのではないかという意見について聞かれると、こう答えた。「採点については、何も言えません。でもこの五輪という舞台で、トリプルアクセルを3回成功させたことは、誇りに思っています」 このバンクーバー五輪では男子の採点に関しても論争が巻き起こった。4回転ジャンプを跳んだロシアのエフゲニー・プルシェンコ(39才)が敗れ、3回転以下のジャンプのみに抑え、確実な演技をしたアメリカのエヴァン・ライサチェク(36才)が金メダルを獲得したのだ。「これは『4回転論争』と呼ばれました。五輪後は、ルールが大きく改正されるタイミングで、この年はこうした疑問を受けて、バンクーバー五輪後に大きな採点基準の改正が行われ、翌シーズンから4回転ジャンプやトリプルアクセルの基礎点が上がりました」(スケート連盟関係者) このときは、4回転ジャンプに挑みやすいルール改正も行われた。それまでは「4分の1回転」以上回転が不足していると、1回転少ないジャンプの扱いになっていた。例えば4回転ジャンプの回転不足では、3回転ジャンプの基礎点しかもらえなかったが、改正後は「4分の1回転以上、2分の1回転未満」の回転不足の場合は、4回転ジャンプの基礎点のうちの7割を与えられるようになったのだ。「これによって、各選手が4回転ジャンプやトリプルアクセルに挑戦しやすくなったといえます」(前出・フィギュアスケート関係者) 羽生が連覇を決めた2018年の平昌五輪後にも、大きな採点ルールの変更があった。技の「出来栄え点(GOE)」の幅が広がり、プラスマイナス3の7段階から、プラスマイナス5の11段階に拡大され、同じジャンプでも出来栄え点で大きな差がつくようになった。また、男子のフリーの演技時間が4分30秒から4分に短縮された。「ただ回転するだけでなく、“美しいジャンプ”を跳ぶ羽生選手なら大きな加点がもらえる。フリーの競技時間の短縮もスタミナに課題のある羽生選手には有利に働くと思われました」(フィギュアスケートジャーナリスト) だが、その後の羽生は、GOEをめぐって苦い思いを経験することになる。「顕著だったのは、羽生選手がネイサン(・チェン)選手に敗れて3位に終わった2021年3月の世界選手権で、羽生選手のGOEが“低すぎる”と話題になりました。4月の国別対抗戦では“彼の点数の低さがより明らかだった”と主張する関係者も少なくありませんでした」(別のフィギュアスケート関係者) 例えば、羽生が国別対抗戦のフリーの最後に跳んだ3回転アクセルは、「高さ、スピード、ジャンプの入り方など、どれを見ても完璧でした。しかし、GOEは3か4止まり。満点の5をつけたジャッジは1人もいませんでした。これにはさすがに驚きましたね」(前出・フィギュアスケート関係者) スポーツジャーナリストの折山淑美さんが指摘する。「ジャンプ前のつなぎ方によってもジャンプの難易度は変わります。GOEに関しては、直前まで演技をつないで跳ぶ羽生選手のようなジャンプと、構えて静止状態から跳ぶ選手では、もっと差があってもいいと思うことがありました」 ルール変更の協議は五輪後の2022年6月から行われる。まずは五輪だが、その後も羽生からは目が離せない状況は続きそうだ。※女性セブン2022年1月1日号
2021.12.09 16:00
女性セブン
キム・ヨナが色気ダダ漏れ美女に! 浅田真央と全く異なる引退後人生
キム・ヨナが色気ダダ漏れ美女に! 浅田真央と全く異なる引退後人生
 この夏、久しぶりのメディア露出に日韓が驚いた。元フィギュアスケート女子金メダリストのキム・ヨナ(30才)が、韓国のファッション誌に立て続けに登場。特に「Harper’s BAZAAR Korea」9月号では、高級ジュエリーとドレスを身にまとった艶やかなカットがずらりと公開されて、SNS上では「セクシー」「色気がだだ漏れ」などと、絶賛のコメントで溢れた。 現役時代のキム・ヨナを取材していたスポーツ紙のベテラン五輪担当記者も「現役引退から早7年。スタイルが変わることもなく、当時の細さを維持し、かつ女性らしい色気も出てきていますね。当時から日韓でファンの多かった美人選手でしたが、二重もくっきりでさらに美しくなって、もう本物のモデルのようです」と絶賛した。 雑誌の取材では、今でも週2~3回はスケートリンクに立って後輩選手を指導していること、さらには「厳しい環境で育っている子供たちに、少しでも助けになれば」と、発展途上国の新型コロナウイルスのワクチン供給支援のため、ユニセフに10万ドル(約1100万円)を寄付したこと語っていた。 現役時代は、長らく浅田真央(30才)のライバルとして有名だった。前出のスポーツ紙五輪担当記者は「2人のインスタグラムを見比べると、発信するパブリックイメージにだいぶ差がありますね」と話す。 仕事の様子やスポンサー商品を紹介するのは同じだが、浅田は畑を耕す姿や雑誌の料理連載のオフショットなどで、親近感を打ち出している。一方のキム・ヨナは、モデル顔負けの決めたポーズの写真がズラリと並ぶ。ファッション誌からオファーが舞い込むのも納得の内容である。 あるテレビ局のスポーツバラエティー番組ディレクターは「今の真央ちゃんはプロのフィギュアスケーターとしてショーに出続けながら、私生活では『田舎に住むための古民家を探している』と発言したりと、自然体が魅力ですね。トレードマークの親しみある笑顔も今も変わらない」と話す。 4月にテレビ朝日系『徹子の部屋』にゲスト出演した際には、「運命のような存在。キム・ヨナ選手がいなければ、私もここまで頑張れなかった。一緒にフィギュアスケート界を盛り上げられたかな」と振り返った。また、最後に会ったのは2人の最後の五輪出場となった2014年ソチ五輪で、「2人で写真を撮って、そこが最後ですね」とも明かしていた。 多感な10代から20代前半に競い合った2人が、大人になりきった30代に再会したら、どんな会話を交わすのだろうか。2人は、何年たっても日韓両国では深く愛される存在であり続けている。
2021.08.31 16:00
NEWSポストセブン
浅田真央、高橋尚子らが現役時代鎬を削ったヨナ・野口らの今
浅田真央、高橋尚子らが現役時代鎬を削ったヨナ・野口らの今
 今年のドラフトでは、高校野球を沸かせた2人のライバル、佐々木朗希(大船渡)と奥川恭伸(星稜)に注目が集まった。スポーツ界の歴史はこのように、ライバルとして並び称された「ふたり」が何組もいた。 しかし、勝負の世界では、その後のキャリアの中で明暗が分かれることもある。あの日輝いた「もうひとり」のその後──。 女子レスリング界の有名姉妹といえば、伊調千春&伊調馨だ。妹・馨は五輪4大会連続で金メダルを獲得。2016年には国民栄誉賞を授与された。2018年には、日本レスリング協会の元強化本部長・栄和人氏からパワハラ被害を受けていたと報道され、渦中の人となったことは記憶に新しい。 姉・千春もアテネ、北京で銀メダル。2006年、2007年の世界選手権を連覇している。2010年の引退後も、レスリングに関わり続けている。「引退後は青森県立八戸西高等学校で保健体育の教師として勤務し、2014年からは八戸工業高校でレスリング部の監督として指導にあたっている。妹を巡る(レスリング業界の)パワハラ騒動でも、サポートを欠かさなかったようだ」(レスリング協会関係者)“氷上の日韓対決”で長くしのぎを削ったのが浅田真央とキム・ヨナだ。浅田は2017年に引退。以後はプロスケーターとして全国各地のアイスショーに出演する傍ら、テレビ出演など芸能活動も精力的に行なっている。 一方、キム・ヨナの近況はなかなか日本に伝わってこない。韓国のスポーツ紙記者がいう。「2014年の引退後は芸能活動がメインですね。“国民の妹”として絶大な人気を誇っただけに、CMキャラクターとして引っ張りだこ。アパレルブランドや化粧品メーカーなど、複数社に抜擢されている。ファッション誌の表紙を飾ることもしょっちゅう。歌も上手く、テレビでK-POPの人気曲のカバーを披露することもあります」 2000年代女子マラソンの黄金期を支えたのが高橋尚子と野口みずき。高橋は2000年シドニー五輪で、野口は2004年アテネ五輪で、それぞれ金メダルを獲得した。 国民栄誉賞を受賞し、解説者としてメディア露出が多い高橋のほうがどうしても目立ってしまうが、野口も地味ながら陸上競技に携わり続けている。 2016年に引退し、テレビ局社員と結婚。昨年まで夫の海外赴任のため上海で生活していたが、現在は大阪在住で岩谷産業の陸上競技部アドバイザーを務めている。「当社陸上競技部の廣瀬永和監督が野口さんの現役時代のコーチだったという御縁で、今年1月に就任していただきました。最近は東京五輪関連のイベントに呼ばれることも多いようです」(岩谷産業広報部)※週刊ポスト2019年11月8・15日号
2019.11.07 16:00
週刊ポスト
浅田真央「最後の五輪の涙」、平成の印象的な美しい敗者
浅田真央「最後の五輪の涙」、平成の印象的な美しい敗者
 平成のスポーツ名場面を思い返し、印象的な“美しい敗者”といえば多くの国民がこの人を思い浮かべるのではないだろうか。 14歳でグランプリファイナルを制し、国民的アイドルとなった浅田真央。バンクーバー五輪でライバルのキム・ヨナに次ぐ銀メダルとなり、続くソチ五輪で雪辱を期すはずだった。 ショートでは冒頭のトリプルアクセルで転倒し、コンビネーションジャンプもうまくいかず16位に低迷。演技後、放心状態の浅田は「何もわからない」とインタビューにも応じられないほど落ち込んでいた。だが翌日(平成26年=2014年2月21日)のフリーでは冒頭のトリプルアクセルを成功させると、8度の三回転ジャンプを着氷させ、自己最高点を叩き出す。最終順位は6位入賞。氷上では人目を憚らず涙した。「昨日は悔しい思いをしたが、今日は自分の中で最高の演技ができ、恩返しができたと思う」 浅田は試合後こう話した。1年間の競技生活休養を宣言、3年後に引退を発表。結果的にこれが最後の五輪となった。※週刊ポスト2019年2月1日号
2019.01.27 16:00
週刊ポスト
平成の冬季五輪メダル数ランキング 1位は平昌、長野は2位
平成の冬季五輪メダル数ランキング 1位は平昌、長野は2位
 2019年にはアジア初となるラグビーワールドカップ2019が日本各地で開催され、2020年の東京オリンピック・パラリンピックも残すところ約1年半。スポーツ人気とともに、選手たちのメダル獲得数も伸びている。「平成」もいよいよ残り4か月。特別な思いを抱いている人も多い中、30年間の冬季オリンピックのメダル数をランキングにして振り返ってみた。【平成の冬季五輪のメダル数ランキング】第1位 13個/平昌(2018年) 羽生結弦2連覇。スピードスケート女子団体パシュートで金。第2位 10個/長野(1998年) 里谷多英が女子モーグルで金。船木和喜はジャンプで金。第3位 8個/ソチ(2014年) 羽生結弦が19才で金。浅田真央はメダルを逃す。第4位 7個/アルベールビル(1992年) 伊藤みどりがトリプルアクセル成功で銀。第5位 5個/リレハンメル(1994年) スキージャンプ男子団体銀。泣き顔の原田雅彦が印象的。第5位 5個/バンクーバー(2010年) フィギュアスケートの浅田真央、キム・ヨナに敗れ銀。 冬季五輪は、長野よりも平昌のメダル獲得数の方が多い。夏とともに冬の選手たちも進歩している。マーケティングコンサルタントの西川りゅうじんさんはこう語る。「2大会制覇しても挑み続ける羽生選手の凄さを感じる。本人の努力はもちろん、みんなの応援の力でしょう。彼は精神力がズバ抜けて強い、男の中の男ですね」※女性セブン2019年1月3・10日号
2018.12.30 16:00
女性セブン
羽生結弦vs「韓国のユヅ」、プルシェンコの存在を連想
羽生結弦vs「韓国のユヅ」、プルシェンコの存在を連想
 11月4日(日本時間5日)に閉幕したフィギュアスケートGPシリーズ「フィンランド大会」。羽生結弦(23才)はショートで106.69点、フリーで190.43点、総合得点は297.12点を獲得し優勝を飾った。結果的に、すべてが今季のルール改正後の世界最高得点だった。 そんな羽生がフリーの演技を披露する4番前、緊張した面持ちで滑り出した17才の少年がいた。どことなく羽生に雰囲気が似ている。「韓国のユヅ」との異名を持つ、男子フィギュアスケート選手、チャ・ジュンファンだ。 2人の出会いは3年前、ジュンファンは羽生のコーチであるブライアン・オーサー氏から指導を受けたいと、自ら志願し、韓国から練習拠点のあるカナダのトロントに渡ったのだ。 今シーズンの2人の初戦となった、9月の「オータムクラシック」。羽生とジュンファンはワンツーフィニッシュを決めた。そんな羽生とジュンファンの関係性を物語るエピソードがある。 オータムクラシック終了から2日後、練習拠点であるトロントでささやかなパーティーが開かれた。ジュンファンの母親が息子の銀メダル獲得を祝って催した宴だった。 その時、会場にふらりと現れた羽生はパーティーの主役であるジュンファンに向かって、「散々な演技だったぼくに次いで、きみは2位だった(笑い)」と冗談めかして囁いたという。それにジュンファンが恐縮し、「あなたには絶対に勝てません」とつぶやくと、羽生はこう告げたという。「シニアに上がった時、ぼくはすべての選手を尊敬していた。中でも、一番強い選手の写真を持っていた。彼らに勝ちたかったから。ジュンファンもぼくに、同じことをするべきだと思う。きみはぼくに勝たなくちゃならない。よく覚えておいて。今回のきみのように大会で2位に終わるより最悪なことが1つある。ぼくが(オータムクラシックで)やったように、酷い演技で1位になること」 そう言い終えると、羽生はその場を立ち去ったという。「現役で競技をしていると、下からつきあげるように成長してくる選手に教えたり目をかけたりするのは難しい。でも羽生の場合は、そんな勢いのある若手の登場を楽しみにしていたところがありました」(スポーツライター) しかし、ジュンファンはあくまで羽生を気にするそぶりを見せない。今年2月の平昌五輪の直前、韓国メディアに対し、ジュンファンは羽生と比較されることに対し、こう語っている。「羽生選手を超えるつもりはまったくありません。むしろ、自分自身を超えたい。羽生選手との関係は、ただの顔見知り程度です」「(比較されることを)何とも思っていません。ぼくは試合前は自分のことだけを考えるタイプです」 羽生も同じだ。順位より自分との闘いにこだわる。 2010年のバンクーバー五輪で、羽生にとって憧れの存在だったロシアのエフゲニー・プルシェンコ(36才)は「採点方法を変えるべきではないか。オリンピックの優勝者が4回転をやらないなんて、ちょっとわからないです」と苦言を呈した。優勝した選手が3回転以下のジャンプのみに抑え、確実に演技して金メダルを獲得したことへの抗議だった。「新たな技や表現に挑戦しない限り前に進んでいかない」という強い信念があった。 時代は彼が言っていた通りになった。幼い頃からプルシェンコに憧れ続けてきた羽生は、その思いが誰よりも強い。「今回羽生が披露し、世界初といわれた4回転からのトリプルアクセルも点数が倍になるわけではない。それでも初めてのことに挑戦しました。何度転んでもめげず、自分の後を追ってくれる、本当に認めたライバルが後輩から現れてほしい。そんな羽生の思いにこたえてくれたのがジュンファンなのかもしれません」(フィギュア関係者)◆浅田真央VSキム・ヨナの再来か 今シーズン限りの復帰を表明した“絶対王者”高橋大輔(32才)に並んで、まだ幼かった羽生がはにかんでいたのは8年前。羽生はシニアデビューからわずか4年でその“絶対王者”を追い抜いた。もしかすると羽生もまた追われる立場になるかもしれない。2人の対決は、かつて浅田真央(28才)とキム・ヨナが繰り広げ、世界中が注目した“フィギュアスケート日韓戦”にも重なる。 フィンランド大会のフリーを滑り終え、最終スコアを待つ「キス&クライ」。羽生は得点が発表されると、プルシェンコの愛称を呼び、ロシア語で感謝を伝えた。「スパシーバ(ありがとう)、ジェーニャさん」「プルシェンコのようになりたい」と憧れ、金メダルを目指してここまできた羽生。その彼が今、同じように自分の後を追い、超えようとしていく後輩を頼もしく待っている。また新たな羽生の闘いが始まった。※女性セブン2018年11月22日号
2018.11.09 16:00
女性セブン
羽生結弦と「韓国のユヅ」、不思議な距離感と共通点
羽生結弦と「韓国のユヅ」、不思議な距離感と共通点
 表彰台上の「王者」はカメラのフラッシュを浴びながら隣に並ぶ「若い彼」に優しく手を差し出した。彼はためらうような仕草を見せながら、それでも王者の隣に立った。兄弟のように親しくもあり、同時にライバルのようでもある不思議な距離。一体、2人の関係は──。 11月4日(日本時間5日)に閉幕したフィギュアスケートGPシリーズ「フィンランド大会」。羽生結弦(23才)は4つの世界新記録を打ち出した。4回転トウループとトリプルアクセルのコンビネーションは世界初の快挙。ショートで106.69点、フリーでは憧れのエフゲニー・プルシェンコ(36才)がかつて演じた『ニジンスキーに捧ぐ』をオマージュした新プログラムで190.43点、総合得点は297.12点。結果的に、すべてが今季のルール改正後の世界最高得点だった。「やっと新しいスタートを切れた」と語り、今季最高の点数を叩き出したフリーの演技終了後も淡々とインタビューに応じた。 羽生が滑走する4番前、緊張した面持ちで滑り出した17才の少年がいた。どことなく羽生に雰囲気が似ている。BGMの『ロミオとジュリエット』に合わせた演技で、4回転トウループを成功。しかし、続いた4回転サルコウで転倒。その後のコンビネーションジャンプも回転不足だった。ファンが固唾をのんで見守った中、羽生もまた他の出場者の誰より、彼を気にかけていた。羽生が特別視するのは、韓国の男子フィギュアスケート選手、チャ・ジュンファン(17才)だ。◆羽生より若く4回転を跳べた 羽生とジュンファン──。2人には浅からぬ縁がある。出会いは3年前、羽生がオフシーズンを過ごすカナダ・トロントのスケート練習場「クリケットクラブ」だった。「そこは羽生が2012年から指導を受けるブライアン・オーサー氏のチームの練習拠点。ジュンファンは“どうしてもオーサー氏に指導してもらいたい”と自ら志願。2015年3月、韓国からトロントへと渡りました」(フィギュア関係者) 同じくオーサー氏の教え子で、韓国では「国民の妹」と愛されたキム・ヨナ(28才)の影響もあったが、羽生への憧れも強かった。「髪形から仕草、昔のユヅを思い出すようだった」とカナダ・クリケットクラブのスタッフが言う。実力もそうだ。「ジュンファンは子役俳優をしていた小学2年生の頃にスケート選手を演じ、その役作りのためレッスンを受けてから、スケートにハマった。成長は著しく、11才で5種類もの3回転ジャンプをマスター。4回転は羽生選手でも15才で初めて成功していますが、ジュンファンは14才で完璧に跳べていました。身長172cmの羽生に対し、ジュンファンはすでに177cmを超えています。体格も成熟し、表現力も将来性を感じます」(韓国のスポーツライター) トロントでの生活も瓜二つ。「ジュンファンは1年のほとんどを、一緒に引っ越してきた母親と共にトロントで過ごしていて、それも羽生との共通点。また、スケート以外にあまり興味がなく、親しい友人も数えるほどで、“リンクを離れたら寝るだけ”というところも似ていますね」(前出・フィギュア関係者) ジュニアクラスでは表彰台の常連だったジュンファン。昨年シニアのGPシリーズにデビューすると、一気に注目を集めた。そのスター性から「男キム・ヨナ」といわれたジュンファンは、いつしかスケートファンから「韓国のユヅ」と呼ばれるようになった。「人となれ合おうとせず、いつも一定の距離を置こうとするのが羽生。でもジュンファンだけは気になるのか、なぜか目をかけていました。羽生の演技を毎日間近で見ながら、時にはアドバイスを受ける。今では滑り方も羽生の影響を色濃く受けています」(前出・フィギュア関係者) 昨年1月、オーサー氏は韓国メディアから「ジュンファンとキム・ヨナを比較してほしい」という質問を受けると、こう答えた。「ジュンファンはヨナよりも羽生に似ていると思います。10代の頃の羽生を見ているようです。同じ年代の頃に、羽生がしていたスケートをしていると思う」※女性セブン2018年11月22日号
2018.11.08 16:00
女性セブン
長年、王座に君臨してきた
羽生結弦、カナダで練習開始 メドベージェワは別マンション
 日中は30℃を超えるが、朝夕は10℃まで下がるほど涼しい。日本の猛暑とは比べようもない気候だ。 カナダ・トロント郊外の閑静な住宅街に、羽生結弦(23才)の練習拠点がある。名前は「クリケットクラブ」。広大な敷地にスポーツ施設やホテル、レストランなどを有する会員制クラブで、駐車場にはベンツやポルシェなどの超高級車が並び、美しく手入れされた芝が広がる。スケートだけでなく、カーリングやテニス、ボウリングなどの多くのプロアスリートたちが通う、伝統あるスポーツクラブだ。「今はフィギュアスケートでは羽生選手のほか、中国のボーヤン・ジン、アメリカのジェイソン・ブラウンなど、そうそうたるメンバーがここで練習を重ねていて、過去にはキム・ヨナもオフシーズンを過ごしています。7月1日に現役復帰を宣言したばかりの高橋大輔選手(32才)も7月中旬にこの地を訪れたそうです」(スポーツ紙記者) 羽生は7月2日に国民栄誉賞授与式に出席した後、トロント入りし、同クラブでの練習を開始した。「6月に国際スケート連盟がルールを改正し、フリーで繰り返し跳ぶことができる4回転ジャンプを1種類に制限したことで、プログラムを練り直した。初戦となる9月20日からのオータムクラシック(カナダ・オークビル)に向けて、新プログラムを滑り込んでいるようです」(前出・スポーツ紙記者) 五輪連覇を果たしても、探究心を失わない羽生。彼が暮らすのはクリケットクラブから車で10分ほどの市街地にあるマンションだという。「現地では運転手付きの車で母・由美さんと一緒にクラブへ送迎されていて、彼はスケート場で1日みっちり練習に集中しています。近くには繁華街もありますが、買い物や遊びに出かけることは一切なく、ジャージー姿で練習場を往復する生活です」(別のスポーツ紙記者) 気になるのは5月に羽生のコーチのブライアン・オーサーに師事することを電撃発表し、同じクリケットクラブで練習を始めたロシア代表で平昌五輪女子シングル銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(18才)との仲。コーチ変更の理由については、前コーチとの確執が理由だと報じられたが、大の「ゆづファン」である彼女が羽生を追いかけたのではないか、という声も少なくなかった。一部では2人が同じマンションで生活しているとの報道もあったが──。「羽生は練習場まで車で通っているけど、メドベージェワは歩いて来る姿をよく見かける。彼女の家は練習場の近くで、彼とは同じマンションじゃないよ。羽生は新シーズンに向けて、スケートのことで頭がいっぱいの様子だよ」(クラブ関係者) このストイックな日々が羽生の“新しい伝説”への第一歩となる。※女性セブン2018年8月23・30日号
2018.08.10 07:00
女性セブン
メドベージェワ 掟破りのコーチ変更で女王に返り咲けるか
メドベージェワ 掟破りのコーチ変更で女王に返り咲けるか
◆親子のような師弟関係はなぜ崩れたか フィギュアスケート選手がコーチを変えるのは決して珍しいことではない。ゆえに、ロシアのエフゲニア・メドベージェワ選手(18)のコーチ変更が大ニュースとして世界中を駆け巡ったのには理由がある。 第一に、彼女がトップ選手であることが挙げられるだろう。先の平昌五輪では、五輪前に負った怪我の影響もあって銀メダルだったが、2016年、2017年と世界選手権で優勝。ジュニア時代から、女子フィギュア界の若き女王として君臨してきた。 第二に、決別することになったエテリ・トゥトベリッゼコーチとは、11年間にわたって固い絆で結ばれた親子のような師弟関係を築いている、と思われてきたからだ。実際、ロシアのドキュメンタリー番組などで仲むつまじい姿を見せていたし、平昌五輪でも、銀メダルに涙を流したものの、すぐに、エテリコーチと、金メダルに輝いたかつての同門アリーナ・ザキトワ選手(15)と笑顔で写真におさまっていた。 しかし笑顔の裏で、メドベージェワ選手に別の思いが去来していたことは、エテリコーチの発言で明らかになる(後述)。エテリコーチによると、移籍の報道が出た頃、メドベージェワ選手とは連絡がとれない状態にあったという。11年間の絆にもかかわらず、二人の間で移籍についての話し合いはなされてなかったことがうかがえる。 そして第三に、新しく指導を仰ぐのが、カナダのブライアン・オーサーコーチという点だろう。これがロシア国内のコーチであれば、ここまで大きな議論を巻き起こさなかったに違いない。 ロシアとカナダ(北米)は伝統的にフィギュアスケートのライバルだ。平昌五輪の団体戦でも、カナダとロシアはメダルを争い、カナダが金メダル、ロシアが銀メダルとなった。バレエ技術に裏打ちされたクラシカルなロシアフィギュアに対し、軽妙洒脱、進取の気性に富んだカナダフィギュア。両者が切磋琢磨することでフィギュアスケートが進化してきたことは確かだ。 だが、ロシアにとってみれば、自国のスターがカナダへ移るのを容易には受け入れられない面もあるのだろう。オーサーコーチ自身も、メドベージェワ選手から連絡があった時、「信じられないことが起きた」と、チームメンバーに驚きを吐露している。最終的にメドベージェワ選手はロシアのスポーツクラブ「サンボ70」に籍を残したまま、オーサーコーチの下で練習を積んでいくと発表された。◆「2頭の熊が同じ穴で仲良く暮らすことはできない」 こうした理由があいまって、ロシア国内には賛否両論が巻き起こっている。元世界女王マリア・ブティルスカヤを育てたロシア連邦功労コーチのエレーナ・チャイコフスカヤ氏は「大きな間違い」と批判した。 一方、浅田真央さんのコーチを務めたタチアナ・タラソワ氏は擁護。同時に、メドベージェワ選手の五輪後の発言を漏らしたエテリコーチを大人げないと批判した。その発言とは、「(同門の)ザギトワをあと1年、ジュニアにおいておけなかったのか」というもの。平昌五輪シーズンにザキトワ選手はジュニアからシニアにあがり、瞬く間に実績を上げ、五輪に出場、金メダルを手にした。ジュニアからシニアにあがるタイミングは年齢ではなく、一定の幅の中で選手個人が決められる。 メドベージェワ選手は五輪前、怪我で練習できない時間が2カ月あった。その間も、伸び盛りのザキトワ選手はぐんぐん成長を遂げた。メドベージェワ選手は五輪で完璧な演技を披露した。だが、高難度のジャンプを決めたザキトワ選手に負けた。同じコーチの下で練習する後輩に金メダルをさらわれた思いが、上記の言葉(「ザキトワをあと1年……」)として表われたのかもしれない。彼女は決して銀メダルに満足していなかったのだ。 もう一人、皇帝プルシェンコを育てたミーシンコーチは、「2頭の熊が同じ穴で仲良く暮らすことはできない」と、ロシアのことわざを用いて理解を示した。かつてミーシンコーチはプルシェンコとヤグディンというライバル選手を教えていたが、ヤグディン選手とは袂を分かった過去がある(その後、ヤグディンはタラソワに師事し、ソルトレイク五輪で金メダル)。二人のトップ選手が同じコーチの下で戦う難しさ知っているからこその発言だ。 同様のことは日本でも起きた。2008年、高橋大輔さんは、当時指導を受けていたニコライ・モロゾフコーチがライバルの織田信成さんのコーチにも就任すると、契約を解除した。モロゾフコーチは2人を同時に教えることに問題はないと考えたようだが、高橋さんは「僕は自分だけを見てほしいから」と、コーチ変更の決断を下した。 一人のコーチの下に両雄並び立たず──、しかし、この常識を覆すことをやって人がいる。その人こそブライアン・オーサーコーチだ。五輪2連覇を果たした羽生結弦選手と、世界選手権2連覇の実績を持つハビエル・フェルナンデス選手はよきライバルとして、またよき友人として、互いを尊敬し合っている。そのオーサーコーチに付くことを決めたメドベージェワ選手を、日本では応援する声が上がっている。◆20歳でも大きなジャンプは跳べる もう一つ、メドベージェワ選手がオーサーコーチにつく利点があるという。フィギュアスケートに詳しいスポーツジャーナリストはこう説明する。「エテリコーチは大人の女子スケーターを育てた実績があまりありません。コーチとして頭角を現したのが最近なので、育てられないというより、まだ経験がないわけですが、女子選手は体型変化で大人になるとジャンプが跳びづらくなる。そこをどうやって克服するか。あるいはどう別の付加価値をつけていくか。その指導については未知数です。 対して、オーサーコーチが現在指導するカナダのガブリエル・デールマン選手(20)は、平昌五輪の団体金メダルに貢献するなど、ここ数年で飛躍を遂げています。彼女のジャンプは幅がすごい。20歳を超えた女子選手でも大きなジャンプを跳べることを証明しています。次の北京五輪をメドベージェワ選手は22歳で迎えます。その年齢でどういう演技をするのか。オーサーコーチとのタッグには期待が持てます」 さらに今シーズンから予定されているルール改正もポイントになると、同ジャーナリストは語る。「ジャンプの“質”を評価するGOE判定の幅が広がる予定です。つまり、質の高いジャンプを飛ぶと加点がたくさんもらえ、反対に高難度ジャンプを成功させても、質が低いと判定されると点は低くなる。4回手に挑むような若い選手にも、ジャンプの質で対抗できるようになるのです。オーサーコーチはそうした戦略に長けています」 かつてキム・ヨナさんがトリプルアクセルに挑戦したがったとき、オーサーは必要ないと助言し、金メダルのためにはジャンプを安定させることが大事だと説いた。メドベージェワ選手がこれから難易度の高いジャンプに挑戦するかどうかはわからない。しかし、しなかったとしても、若い選手に対抗するための策を、オーサー陣営は練るだろう。 アニメファンとして知られ、日本でもファンの多いメドベージェワ選手。近年は情感豊かな演技に磨きがかかっている。さらに大人になっていくメドベージェワ選手は再び女王に返り咲くことができるのか。「ライバル国のコーチにつくことで、“掟破り”という声もフィギュア界にはあります。でも、選手がコーチを変えるのは自由。メドベージェワ選手は長く続けたいと明言しています。選手寿命の短いロシアフィギュア界に一石を投じる移籍になるかもしれないという点でも、期待が持てます」(同前)
2018.05.12 16:00
NEWSポストセブン
羽生結弦コーチ・オーサー氏 5か国選手指導の引く手あまた
羽生結弦コーチ・オーサー氏 5か国選手指導の引く手あまた
 フィギュアスケートで羽生結弦(23)を金メダルに導いたコーチのブライアン・オーサー氏。彼は羽生のライバルで銅メダルを獲得したハビエル・フェルナンデス(26・スペイン)のコーチも兼任しており、他にも韓国やカナダ、カザフスタンと計5か国の選手指導を一手に担っている。 そのため、点数発表を待つ際、オーサー氏は“お色直し”をする。韓国人選手のときには「チームコリア」と書かれたダウンジャケットを、羽生のときは黒のスーツを、さらにハビエルの番ではスペイン選手団のブルーのジャンパーをという具合に、選手に合わせて着替えるのだ。 そのせいで五輪でのオーサー氏は“てんやわんや”になっていた。ハビエルの得点が羽生を下回った瞬間には、オーサー氏はスペイン選手団のジャケットを着ていたため喜べない。さらに、金メダル獲得が決まった直後の羽生との2ショット撮影では慌ててスペインのジャケットを脱ごうとしたものの、羽生は「脱がなくてもいいよ」とジェスチャー。そのまま写真に収まった(写真)。この様子を各国メディアは「更衣パレード」や「カメレオン」と形容した。 他の競技では考えられない、ライバル間でのコーチの“かけ持ち”。選手にとっては複雑なような気もするが……。「それでも皆が教えを請いたがるのはカリスマ性が高いからです」 そう説明するのは、元フィギュアスケート選手で解説者の渡部絵美氏だ。「2010年のバンクーバー五輪で韓国のキム・ヨナを金メダリストに育てあげた実績を評価する声が高く、世界中からオファーが殺到しました。 オーサーさんの指導は絶対に怒鳴りません。分かるまで身ぶり手ぶりをまじえて何度でも丁寧に説明するから、選手たちからの信頼も厚い。今回、門下の選手が大活躍したことで“引く手あまた”の状態はまだまだ続きそうです」 来季のオーサー氏は“早着替え”にさらに磨きをかける必要がありそうだ。※週刊ポスト2018年3月9日号
2018.02.26 16:00
週刊ポスト
バンクーバー五輪の採点基準は銀・浅田真央に厳しかったか
バンクーバー五輪の採点基準は銀・浅田真央に厳しかったか
 どんなスポーツにも「ルール」が存在し、競技そのものが定義づけられる。選手たちはルールを前提に鍛練を重ね、競い合う。ところが時に、“前提”としていたルールが変わることがある。冬季五輪において印象に残っているのは、2010年のバンクーバー五輪、女子フィギュアの浅田真央の演技だろう。ノンフィクションライター・柳川悠二氏が綴る。 * * * 冬季五輪の華・フィギュアスケート。2年に一度のペースで採点基準の変更があるため、「もしあの時基準が違ったら……」と想像を働かせてしまう場面が少なくない。 2010年バンクーバー五輪では浅田真央がSP、フリー合わせて3度のトリプルアクセルを成功させるも、ライバルのキム・ヨナに敗れ、銀メダルに。トリプルアクセルを含む高難度ジャンプの基礎点が上がったのは、その翌シーズンからだった。 平昌五輪に先立っては、演技後のビデオ判定によって回転不足が厳しくチェックされる変更があり、フィギュア団体女子SPに出場した宮原知子はそれにより得点が伸びなかったのではないかと話題になった。※週刊ポスト2018年3月2日号
2018.02.20 16:00
週刊ポスト
浅田真央が平昌入りすらしていない理由とは?
浅田真央が平昌入りすらしていない理由とは?
 平昌五輪の開会式ではキム・ヨナ(27才)がシークレットの聖火最終ランナーとして登場して大盛り上がり。荒川静香(36才)や織田信成(30才)もテレビ局のキャスターとして引っ張りだこのフィギュア界だが、あれ? 真央ちゃんはどこに…。 2017年4月に競技選手を引退した浅田真央(27才)。「女子フィギュアを中継するNHKとテレビ朝日のどちらかの解説にサプライズ登場するのでは」という噂も流れたが、本人は平昌入りすらしていないようだ。 屈指の人気者だけに当然、テレビ各局は平昌五輪でも浅田にオファー合戦を繰り広げていた。「頭一つ出ていたのはフジテレビ。姉の浅田舞さん(29才)が東海テレビでキャスターをするのも、将来的に真央ちゃんを系列のフジで起用したかったから。でも真央ちゃんは今回は解説者やキャスターへの転身を断った。“織田くんのようにわかりやすい解説ができないから”が理由だといわれています。 でも、フィギュア界の解説者争いはし烈で、明るく喋り上手な村上佳菜子さん(23才)や冷静で明快な荒川さんなどタレントが豊富。引退直後で、真央ちゃんに注目が集まっているうちに、転身をアピールするには絶好の機会でしたが、惜しいことをしました。マネジメント会社の意向もあるでしょうが、人気には“賞味期限”もあるし、時間を置けばキャスターとしてのハードルも上がる。テレビ局としては真央ちゃんにオファーしにくくなったというか…」(テレビ局関係者) もう1人話題の元選手といえば安藤美姫(30才)。2月11日に行われたトークイベントでは、破局説が流れ、平昌五輪にも出場するハビエル・フェルナンデス(26才)との仲を聞かれて「しつこい!」とおかんむりだった。「以前、番組で演技の解説をしたんですが、“ココッ、ココッ、コレー!”と感覚的に叫ぶだけ。本人も“解説が上手じゃないから、仕事が来ない”と嘆いていました。もともと天才肌のスケーターだからしょうがない(笑い)」(前出・テレビ局関係者) イベント終了後、娘や関係者とともにファミレスで食事を楽しんだ安藤。五輪の喧騒も彼女には関係ないようだ。※女性セブン2018年3月1日号
2018.02.15 07:00
女性セブン
高梨沙羅 「オルチャンメイク」に似ていると韓国で大人気
高梨沙羅 「オルチャンメイク」に似ていると韓国で大人気
「女帝」「美女鳥」……今、韓国でこう絶賛されている日本人アスリートがいる。平昌五輪のスキー・ジャンプ女子で金メダル有力候補の高梨沙羅(21)だ。「前回のソチ五輪期間中、韓国の大手紙が『キム・ヨナを脅かすルックス』として紹介したのがきっかけで注目を浴びるようになりました。去年から人気に拍車がかかり、韓国メディアがこぞって彼女を取り上げるようになったのです」(韓国紙記者) 高梨は20歳を迎えた去年頃から美へのこだわりが強くなり、日本でも「可愛くなった」と話題を呼んだ。韓国では、そのメイク法に注目が集まっている。「『オルチャンメイク』と呼ばれる韓国で大人気のメイクに似ているからです。オルチャンとは韓国語で“顔が最高”を意味し、太い平行眉や濃いアイライン、プクッとした涙袋などが特徴。高梨さんがこのメイクが理想とする顔立ちになってきたことから、彼女が注目されるようになった」(前出・記者) 最近では「親がコンビニを経営している」といった“プライベート情報”までが報じられるほど高梨人気が高まっているが、複雑な思いを抱いている韓国人もいるという。「韓国の女子ジャンプ界にはこれまでに有力な選手がいませんでしたが、平昌五輪には韓国人として初めてパク・ギュリム選手が出場する。本来なら国を挙げて彼女を応援すべきなのに、高梨のほうが人気が高くて……」(前出・記者) ビジュアル面でのK(カワイイ)点越えは確実。※週刊ポスト2018年1月12・19日号
2018.01.10 11:00
週刊ポスト
安室だけじゃない! 2017年引退した女性8人の“引き際”
安室だけじゃない! 2017年引退した女性8人の“引き際”
 9月20日、デビュー25年を経ても絶大な人気を誇る平成の歌姫・安室奈美恵が、自身の公式サイトで来年9月16日に引退することを発表。ファンのみならず、日本中で驚きの声が上がった。安室をはじめ、今年は大物芸能人、アスリートが引退。まだまだ力を残しながらも、表舞台から身を引く決断をした有名人が特に多かった。それぞれの美学に裏打ちされた女性たち8人の“引き際”を振り返る。●【歌手】安室奈美恵(40)──デビュー25周年を迎えた9月、突如1年後の引退を公式サイトで発表。引退理由を一切明かさなかったことで憶測が飛び交った。●【女優】堀北真希(29)──2年前に俳優・山本耕史と交際0日で結婚、昨年第1子を出産。2月、所属事務所との契約満了を機に芸能界を引退、家事・育児に専念することを発表した。●【テニス選手】伊達公子(47)──8月に2度目の現役引退を表明。1994年に日本人女子初の世界トップ10入りを果たした後、1996年に26歳で1度目の引退。ドイツ人レーシングドライバーのミハエル・クルムと結婚後、2008年に現役復帰した。●【バレーボール選手】迫田さおり(29)──5月に所属チームの公式HPで現役引退を発表。迫田の放つバックアタックは、「スコーピオン」の異名で世界の選手を恐れさせた。チームメイトの木村沙織とは名コンビだった。●【バレーボール選手】木村沙織(31)──3月に現役引退を発表。高校時代から日本代表に選出、2012年のロンドン五輪では28年ぶりの銅メダルに貢献した。愛くるしい笑顔と豊かなバストも注目された。●【ゴルフ選手】宮里藍(32)──9月のメジャー大会・エビアン選手権を最後に引退。生涯成績24勝、うち米国ツアー9勝。2010年には日本人最多の年間5勝を挙げ世界ランク1位に輝いた。●【フィギュアスケート選手】浅田真央(27)──4月に「すべてやり尽くした」と現役を引退。2010年のバンクーバー五輪ではキム・ヨナに敗れ銀メダルに泣いたが、世界選手権では3度の優勝を誇った。●【フィギュアスケート選手】村上佳菜子(23)──4月に自身の公式HPで現役引退を発表。2010年に世界ジュニア選手権で優勝、2014年のソチ五輪にも日本代表として出場した。解説者としてテレビ界での活躍も期待されている。※週刊ポスト2017年12月8日号
2017.11.29 16:00
週刊ポスト

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