パッキャオ一覧

【パッキャオ】に関するニュースを集めたページです。

銀座のレストラン前で記念写真を撮らせてくれたパッキャオ
8階級王者パッキャオ、「深夜3時のファンサービス」と「信号無視」規格外のスターぶり
 元プロボクシング8階級王者で“フィリピンの英雄”といわれるマニー・パッキャオが来日した。夜の銀座に姿をあらわしたパッキャオが、集まったファンに神対応を見せていた様子をキャッチした。 世界的スターが来日した理由を、スポーツ紙記者が語る。「5月22日に栃木県で開催された『マニー・パッキャオ チャリティマラソン』に参加するためです。パッキャオはこのチャリティマラソンの収益を母国フィリピンの子供たちの学習支援や台風による被災地の復興に役立てるそうで、1500人が参加したイベントでは、参加者に自ら表彰状を渡すなど献身的に活動していたようです」 パッキャオのサービス精神はプライベートでも変わらなかった。日本に到着した5月19日23時30分過ぎ、羽田空港国際線ターミナルの到着口に姿を見せるや、待ち構えていたファンに笑顔で対応していたという。現地にいたスポーツライターが語る。「ファンが10数人いましたが、到着して疲れているはずなのに、嫌がるそぶりもなく、サインや写真撮影に笑顔で応じていました。その後、妻や子供、友人ら総勢20人を伴い待っていた車8台に乗り込みました。パッキャオが乗ったのは黒塗りの大きなリムジンで、友人らの乗るワンボックスカーを引き連れて発車する様子は、さすが世界的スターの風格でした」 その後、パッキャオが再び姿を見せたのは日付が変わった深夜。東京・銀座の高級ホテルの最上階にあるレストランで、深夜3時まで遅めのディナーを楽しんだパッキャオが店を出ると、またしてもファンが10人近く待ち受けていた。ここでもさらなる“神対応”を見せたという。「周りを囲むセキュリティスタッフはファンが近寄らないようにしていましたが、パッキャオは自ら『OK』とファンに歩み寄っていきました。遅くまで待っていてくれたことが嬉しかったのでしょう。握手やサイン、写真撮影にも笑顔で応じていました。通りがかりにパッキャオの存在に気付いた人たちにも笑顔で手を振るなど、そのサービス精神には驚かされました」(同前) その後、パッキャオを乗せたリムジンで帰途へ。途中、パッキャオのリムジンが赤信号ギリギリで交差点を走り抜けると、後続の7台は止まることなく堂々と信号無視でそれに続き、銀座を後にした。道交法は守っていただきたかったが、やはり規格外のスターであることだけは日本のファンの胸に刻まれたようだ。
2022.05.26 16:00
NEWSポストセブン
いよいよ本場へ(時事通信フォト)
WBSS制覇で世界が注目、井上尚弥を狙う3人の刺客
 5階級制覇のレジェンドであるノニト・ドネア(フィリピン)を下し、WBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)バンタム級の初代覇者となった井上尚弥。 米ボクシング誌「ザ・リング」のダグ・フィッシャー編集長が「年間最優秀試合を確信した」と語った激闘は、世界中から賞賛され、試合後には米大手プロモーター「トップランク社」が、井上と複数年契約を結んだことも発表された。ボクシングライターの原功氏がいう。「モハメド・アリやマニー・パッキャオ、フロイド・メイウェザーなど錚々たる世界王者をプロモートしてきた名門です。本格的な米国デビュー前の契約は、パッキャオでもなかったこと。“モンスター井上の商品価値は高い”と期待されている証です。対戦相手は未定だが、すでに来年は米国で2試合、日本で1試合を行なうことが内定している」 井上本人は、次の相手としてWBCバンタム級王座統一戦で弟・拓真を破ったノルディーヌ・ウバーリ(フランス)の名を挙げたが、それ以外のマッチメイクの可能性も高い。「井上とのファイトマネーは、通常の世界戦の2~3倍になるでしょう。そのため多くのボクサーが対戦を熱望している。 目の肥えたファンが期待しているのが、WBOバンタム級王者で、世界戦で11秒KOという史上最短記録をもつゾラニ・テテ(南アフリカ)との一戦。身長175センチの長身サウスポーで、対戦経験のない井上には難敵でしょう。 もうひとりの有力候補は五輪で2回金メダルを獲り、ドネアにも勝ったギジェルモ・リゴンドー(キューバ)です。スーパーバンタム級ながら“みんな私と井上の試合を見たがっている”と語っており、階級を下げてくる可能性はある」(同前) 世界の強豪をなぎ倒し、史上最強王者となるか──。井上の拳には、これまでの日本人ボクサーとはレベルの違う「夢」が宿っている。※週刊ポスト2019年11月29日号
2019.11.21 16:00
週刊ポスト
メイウェザーが「那須川戦」に際し何よりこだわったこと
メイウェザーが「那須川戦」に際し何よりこだわったこと
 大晦日の『RIZIN.14』の目玉、キックボクシングの“神童”那須川天心(20)と、ボクシング5階級王者フロイド・メイウェザー(41)のさいたまスーパーアリーナでの一戦。最初の発表会見後にメイウェザーが“試合拒否”を言い出すなどの騒動も巻き起こしたが、2019年に向け、すでに「次」を見据えているのだという。中継するフジテレビ関係者はこういう。「本当に試合が行なわれるのかを巡るドタバタがいろいろとありましたが、問題は15億円以上ともいわれたギャラよりも、“どこまでガチなのか”という点だったようです。『単なるエキシビション』であることを明確に位置づけることにこだわっていたとされています」 結果として試合はボクシングルールの3分3ラウンドの計9分、ジャッジはなしのエキシビションマッチというかたちに決まった。メイウェザー側にとって、リスクの少ないルール設定にすることが必要だったというのだ。「というのも、メイウェザーはいま水面下で元世界6階級王者マニー・パッキャオ(40)との再戦プランを進めているとされるのです。2019年中に実現することができれば、おそらく前回と同じく300億円近いファイトマネーが動くでしょう。他にも、UFCチャンピオンとの試合があるという情報も囁かれており、本当にそうしたビッグマッチが控えているのであれば、日本のよく分からない選手との試合で、万に一つも自分の商品価値に傷をつけたくないというのが本音でしょう」(同前) 米国では名の知られていない日本のキックボクサーに打たれて、「メイウェザー劣化」などと米国のメディアに書かれたら、パッキャオとのビッグマッチの価値が下がってしまうわけである。「メイウェザーもパッキャオももう40代ですから“ロートル対決”とみられたら、試合の価値はがた落ち」(同前)という事情もあるようなのだ。※週刊ポスト2019年1月1・4日号
2018.12.31 07:00
NEWSポストセブン
フジテレビは苦境に立っているのか
フジテレビ 村田諒太世界戦で果たした「亀田超え」
 先日の決算説明会で「業績不振は明らかで、視聴率のアップと営業収益の改善が喫緊の課題」とフジ・メディア・ホールディングスの日枝久会長が話したとおり、低迷から抜け出せずにいるフジテレビ。ドラマもバラエティも低視聴率にあえぐなか、5月20日(土)の『村田諒太 世界初挑戦~ボクシングフェス2017 SUPER 2DAYS』は平均視聴率17.8%を記録した。フジテレビにとって、久しぶりの明るい話題だ。 ロンドン五輪金メダリスト・村田諒太とWBAミドル級暫定王者・ヌジカムの世界タイトルマッチ中継は、瞬間最高視聴率で23.2%という高い数字を叩き出した。この結果に大喜びしているのはもちろん、フジテレビ関係者だ。「久しぶりに日曜夕方の『サザエさん』より高視聴率の番組を出せました。会社が苦しい時期にも関わらず、村田諒太を、ボクシングを信じて中継を続けてきて、本当によかった。この先、村田の試合中継がフジテレビでできるかどうかはわからないですが、この高視聴率は素晴らしい試合を中継できたことの証明だと思います」 プロデビュー後の村田には、日本人2人目のボクシング五輪金メダリストがプロでも世界チャンピオンになるための強力なバックアップ体制がとられていた。電通、フジテレビ、帝拳プロモーションに、パッキャオなど世界的ボクサーのマッチメイクを担当する米国のトップランク社など、世界でも一流のスタッフが集まりプロジェクトをすすめ、その集大成が20日のWBA世界ミドル級王座決定戦だった。このプロジェクトはいったん終わるため、今後も引き続きフジテレビが村田の試合中継を続けるかどうかは未定だ。「世界タイトルをとれなかったことは残念ですが、欧州でも放送された試合は高評価で、村田の世界タイトルマッチがまた組まれるのは間違いないでしょう。もうテレビで世界タイトルマッチ中継しても、そんなに見てもらえないかもしれないという不安もあったのですが、真剣勝負の面白さは不滅で、多くの人が関心をもって見てくれることがわかりました。会社もきっと、中継を続けようとゴーサインを出すはずです」(前出・フジテレビ関係者) ボクシング関係者がこの中継を前に、口には出さないがかなり意識していた番組があった。無料インターネットTV「Abema TV」が1周年記念企画として5月7日(日)に放送した『亀田興毅に勝ったら1000万円』だ。視聴者数が1420万人にもおよびサーバーが落ちて中継が見づらくなるほどで、後日、亀田みずから「視聴率40%級」というほどの反響を呼んでいた。「世界チャンピオンだった元プロボクサーが、素人を相手にボクシングをするバラエティ番組と世界タイトルマッチを同列に語るのもおかしな話なので、口に出す人はほとんどいません。でも、中継に関わる誰もが『亀田のバラエティを超えるぞ』と思っていたはずです。試合後の反響の内容を見聞きする限り、超えられたと思います。スポーツの生中継は、まだまだテレビ放送のほうが強いですね」(スポーツ紙ボクシング担当) 村田の試合の翌日、21日(日)は同じくフジテレビは井上尚弥と八重樫東のダブル世界戦が中継された。平均視聴率では『世界の果てまでイッテQ!』(21.0%)には及ばなかったが9.7%と、その日のフジテレビ最高視聴率だった『サザエさん』の12.6%に次ぐ数字を残した。ちなみに、20時からAbema TVでは『亀田興毅に勝ったら1000万円 裏側全告白スペシャル』も放送されたが、試合をしたサーバーがダウンするほどの視聴者数は得られなかったようだ。 5月7日放送の『亀田興毅に勝ったら1000万円』はアクセス殺到にサーバーが耐えられず、視聴できなくなった人が続出した。Jリーグはこの春からすべての試合が有料インターネットTVの『DAZN』で中継されているが、アクセスが集中するとライブ配信が止まるなどの不具合が発生し、視聴者による苦情がネット上にあふれた。インターネット中継は、どうしても不安定さがつきまとう。それらに比べると地上波のテレビ中継はずっと安定している。 フジテレビ復活の糸口は、生中継へのこだわりにありそうだ。
2017.05.25 16:00
NEWSポストセブン
(C)NAOKI FUKUDA
1試合で240億円  常識外れな「高額ギャラ」の世界
一時は約15年ぶりに日経平均が2万円を突破するなど、景気回復への期待が高まっている。それに応じて我々の給料もアップしてほしいものだが、なかなかそうはいかない。株価は上がっても、なかなか生活が楽にならないというのが、庶民の実感ではないだろうか。しかし、世界にはとんでもない金額を稼いでいる人がたくさんいる。憂さ晴らしというわけではないが、我々の常識ではとても想像できない“高額ギャラ”の世界を覗いてみよう。まずは、ボクシングのファイトマネーから。5月2日(米国現地時間)にフロイド・メイウェザーとマニー・パッキャオが対戦する試合が“世紀の一戦”として注目されているが、なんとこの試合にかけられたファイトマネーが2億ドルだというのだ。1ドル120円で計算して240億円という桁外れな高額。たった1試合でこれだけの金額が動くなんて、庶民の我々には、とても想像できない。仮に1ラウンドKOだったら、たった数分で一般人が一生かかっても稼ぐことができないような金額が、二人の手に転がりこむことになるのだ。メイウェザーは5階級制覇し、戦績は47戦全勝。その実力のみならず“ヒール”としても絶大な注目度を誇っている。一方のパッキャオも、6階級制覇を達成したスーパースターだ。二人が戦うビックマッチだからこそ、これだけのファイトマネーが動くのだろう。ちなみに、アメリカ国内で視聴するPPV視聴料(1番組ごとに課金して視聴するシステム)は、ハイビジョン画質は99.95ドル。つまりテレビで視聴するだけで、12000円近い金額を払わなければいけないことになる。仮に100万人が観たとすれば、120億円ほどのマネーが動くことになる。こんな高額な番組課金は日本では見たことがない。ちなみにアメリカでは観戦にビッグマネーが飛び交うこの試合が、日本ではWOWOWで5月3日に生中継されるようで、こちらは初月無料の月額2300円(税別)で済んでしまう。お次は華麗にランウェイを歩くスーパーモデルのギャラ 。4月15日に引退した女性モデル、ジゼル・ブンチェンの年収は56億円あったそうだ。長者番付2位のモデルが10億に満たない年収だったというから、彼女がどれだけ突出しているか伺えよう。ちなみに、日本人スーパーモデルの冨永愛は、ワンステージで稼ぐギャラは100万円だと過去に明かしている。単純にステージ収入のみでブンチェンに追いつくには、5600ステージも必要になる。三つ目に紹介するのは、ハリウッド俳優の映画出演料 。誰もが憧れる華やかな世界だけに、さぞや大きなマネーが飛び交っているのでは思われるが、実際はどうなのであろうか。雑誌「日経エンタテインメント!」によると、男優のトップは『アベンジャーズ』と『アイアンマン3』に出演したロバート・ダウニーJrで58億5000万円、女優は『ゼロ・グラビティ』に出演したサンドラ・ブロックで、こちらも58億5000万円だった。ハリウッドのセレブは、1本の映画でこれだけの額を稼ぐのだ。まさに、アメリカンドリームである。最後に紹介するのは、日本人のこの人 。田中将大投手がメジャーリーグのヤンキースに移籍する際に結んだ契約金は、約161億円(7年契約)だった。これは、日本人メジャーリーガーの過去最高額で、メジャーリーグ史上でも投手のなかで5番目に高い契約という。残念ながら昨年は怪我に泣いたが、今年は4月8日に7回2安打無失点で2勝目をあげるなど、復調の兆しを見せている。ぜひ、“161億円右腕”の実力を見せてほしいところだ。ギャラではないが、マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツ氏の 資産総は約9兆5000億円という。一方、日本人の平均年収は400万円ほど 。そう考えると少し悲しい気持ちになってしまうが、高額ギャラの彼らにあやかって、いつかは億万長者になってみたいものだ。
2015.05.02 16:00
NEWSポストセブン
ボクシング世紀の一戦 米で「金の亡者」メイウェザーが悪役に
ボクシング世紀の一戦 米で「金の亡者」メイウェザーが悪役に
 5月2日(米現地時間)、5階級制覇王者で47戦全勝のフロイド・メイウェザー(38・米国)と史上2人目の6階級制覇を成し遂げたマニー・パッキャオ(36・フィリピン。64戦57勝5敗2分との世紀のビッグマッチが行われる。 ファイトマネーが2人合わせて2億ドル(≒241億円)、番組ごとに課金されるPPV(ペイ・パー・ビュー)の視聴料が89.95ドル(≒1万800円)という高額のこのビッグマッチを前に、ファンからは恨み節が噴出している。メイウェザーの「カネの使い途」に批判があるからだ。 フィリピンの英雄で国会議員も務めるパッキャオは、ファイトマネーを市民ホール建設のために寄付するなどボランティア精神を高く評価されている。しかしメイウェザーは、アメリカ国内で「マネー(金の亡者)」という蔑称を持つ金満ぶりだ。自宅には映画館があり、過去の報道によればロールスロイス14台を含む高級車88台を所有しているという。 カリフォルニア州に住むボクシングファンの30代米国人男性は怒りを隠さない。「俺たち庶民にとって90ドルは大金だ。メイウェザーはそんな俺たちのなけなしのカネをかき集めて、ロールスロイスをまた何台か買い足すつもりなのか? 最高のボクサーと認めるし、試合も観たいが、その点だけは納得できない。同じアメリカ人として応援しなければいけないのだろうが、正直なところパッキャオにはメイウェザーに一泡吹かせてほしいと期待している」 メイウェザーがヒールとしても超一流だからこそ注目度もますます高まるというのが皮肉なところ。ちなみに日本のファンは、月額加入料2300円を払ってWOWOWに加入すれば、このビッグマッチを観ることができる。アメリカのファンが知ったら、さぞやうらやましがるだろう。※週刊ポスト2015年4月24日号
2015.04.17 07:00
週刊ポスト
メイウェザー対パッキャオ テレビ視聴は日本の5倍の値つく
メイウェザー対パッキャオ テレビ視聴は日本の5倍の値つく
「世紀の一戦」は、視聴料も破格だった。米ラスベガスで5月2日に行なわれる、5階級制覇王者で47戦全勝のフロイド・メイウェザー(38・米国)と史上2人目の6階級制覇を成し遂げたマニー・パッキャオ(36・フィリピン。64戦57勝5敗2分)との一戦はケーブルテレビで全米中継される。 番組ごとに課金されるPPV(ペイ・パー・ビュー)方式で、その視聴料は89.95ドルと決まった。日本円にして約1万800円。これまでの最高視聴額は、やはりメイウェザーの2013年の世界戦で、64.95ドル(約7780円)だったが、それを大きく上回った。 観戦チケットはプラチナ化している。リングサイドで7万5000ドル(約900万円)の値が付き、末席でも100万円オーバーで取引されている。当然チケットを手に入れようもないので1試合1万円でも「観たい!」と思うファンは多く、番組購入件数でも過去最高だった2007年のメイウェザー戦(248万件)を上回ると見られている。 この価格は、高額なファイトマネーが影響している。ボクシングライターの原功氏がいう。「この一戦でメイウェザーが手にするのは1億2000万ドル(約143億円)、パッキャオが8000万ドル(約95億円)です。これを賄うために、チケットも視聴料も高額化している。今後10年はないであろうビッグマッチだからこその強気の価格設定です」※週刊ポスト2015年4月24日号
2015.04.16 07:00
週刊ポスト
パッキャオと戦った日本人「今の生活があるのは彼のおかげ」
パッキャオと戦った日本人「今の生活があるのは彼のおかげ」
 ボクシング界の「世紀の対決」が1か月後に近づいてきた。5階級制覇王者にして47戦47勝のフロイド・メイウェザー(38・米国)と、史上2人目の6階級制覇王者マニー・パッキャオ(36・フィリピン。戦績・64戦57勝5敗2分)のドリームマッチが、いよいよ5月2日に実現する。 今でこそ世界的スーパースターとなったパッキャオだが、実はスターへの階段を駆け上がっていた頃に日本のリングに一度だけ上がっている。そこで対戦したのが元日本フライ級2位の寺尾新氏だ。試合は、パッキャオが1R2分59秒でKO勝ちした。 パッキャオに手も足も出なかった寺尾氏だが、決して弱いボクサーではなかった。パッキャオ戦後の1999年には日本フライ級タイトルマッチで、後にスーパーフライ級で世界チャンピオンとなるセレス小林と対戦。9RTKOで敗れるが、強豪と互角に渡り合っている。 寺尾氏にとって「パッキャオと戦った唯一の日本人ボクサー」という肩書きは人生に大きな影響を与えた。前述のセレス小林との対戦を機に引退し、現在は2012年にオープンしたキックボクシングジム「PREBO」(神奈川・相模原市)の会長を務めるが、そこに至るまで不動産会社や介護職員など様々な職を転々とした。それでも職にあぶれなかったのは“パッキャオのおかげ”だった。「履歴書を送った介護施設では、社長が『あのパッキャオと戦ったボクサーか』と興味を持ってくれて採用されました。今のジムも知人の整骨院のオーナーの尽力で開くことができました。パッキャオが活躍するたびにマスコミから取材を受けて注目されます。今の生活があるのは、パッキャオのおかげです」 一方のパッキャオも日本で寺尾氏と対戦したことは記憶に留めているという。寺尾氏が所属した八王子中屋ジムの中屋廣隆会長はこう話す。「数年前、パッキャオは日本人記者に日本の印象を聞かれて『日本は寺尾と戦った思い出の国』と話してくれたんです。彼が覚えていてくれたことが嬉しかった。パッキャオと戦えたことは寺尾にも私にとっても大きな誇りです」※週刊ポスト2015年4月10日号
2015.04.05 07:00
週刊ポスト
パッキャオに1RでKO負けした日本人 負けると思ってなかった
パッキャオに1RでKO負けした日本人 負けると思ってなかった
 5階級制覇王者にして47戦47勝のフロイド・メイウェザー(38・米国)と、史上2人目の6階級制覇王者マニー・パッキャオ(36・フィリピン。戦績・64戦57勝5敗2分)のドリームマッチが、いよいよ5月2日に実現する。 今でこそ世界的スーパースターとなったパッキャオだが、実はスターへの階段を駆け上がっていた頃に日本のリングに一度だけ上がっている。そこで対戦したのが元日本フライ級2位の寺尾新氏だ。 当時パッキャオは母国・フィリピンよりもファイトマネーの高い日本での試合を希望していた。上位選手が断わるなかで、寺尾氏に対戦オファーが舞い込んできた。「負けるなんてこれっぽっちも考えなかった。むしろ、勝てば世界ランクが視野に入る“おいしい試合”だと思いました。強い相手と試合したかったので、やる気満々でオファーに応じました」(寺尾氏) 試合前日の計量でパッキャオと初対面。減量苦のためか、そろりと秤に乗るパッキャオの印象は「インチキなマジシャンみたいでオーラを感じなかった」という。 ゴングが鳴ってからも、最初の1分間は寺尾氏が優勢だった。「試合前半は足を使って動き回ったり、頭を振ったりして相手のパンチをかわして疲れさせ、後半に勝負に出る作戦でした。最初のパンチを当てたのは僕でしたし、パッキャオも少し焦っている感じでした。これはいけると思いました」(寺尾氏) しかし、開始1分34秒、パッキャオの強烈な左ストレートが寺尾氏の額に炸裂した。ファイター型の寺尾氏にとって、本来なら相手のパンチを額で受けて左フックなどで反撃するのは得意のパターンだった。しかし──。「額で受けただけなのに、衝撃で首や膝が砕けるかと思いました。思わず動きが止まってしまうほどグラッときてしまった。その後は袋叩きです。全く立て直すことができませんでした」(寺尾氏) その一撃が惨劇の幕開けとなった。直後にダウンし、さらに2分4秒にパッキャオの左ストレートがヒットして2度目のダウン。寺尾氏は大の字になって背中から倒れる。そして1R終了のゴングが鳴る直前、壮絶なパンチの雨を浴びて倒れ込み、KO負けとなった。粗削りではあるが、現在のパッキャオを彷彿とさせる戦いぶりだった。寺尾氏が振り返る。「踏み込みもパンチも何もかもが違いました。踏み込みは鋭く、絶対にパンチが届かないはずの2~3m離れた安全地帯にいたつもりでも、一瞬で間を詰められて目の前に現われる。あり得ないスピードですよ。 そしてパンチが堅くて重い。まるで鉄パイプで殴られる感じでした。もっといえば交通事故で車にぶつかった衝撃。よく、パンチは根性で耐えろといいますが、交通事故は根性では耐えられない。パッキャオのパンチは、それほどまでに破壊力があったのです」 寺尾氏は最初のダウンから立ち上がった直後、ロープ際に詰められて片膝を上げて防戦している。これはキックボクシングの防御法だ。失神こそしなかったが、意識が朦朧とした状態で“古巣”のクセが出てしまうほどに追い詰められていたのだ。※週刊ポスト2015年4月10日号
2015.04.04 07:00
週刊ポスト
パッキャオ対メイウェザー戦 チケットの最高額は900万円
パッキャオ対メイウェザー戦 チケットの最高額は900万円
 かつてボクシングといえばモハメド・アリ(73)やマイク・タイソン(48)が一時代を築いたヘビー級が一番人気だった。しかしスター不在となった今は人気が低迷し、かわってスピードとパワーを兼ね備えるウェルター級(66.6キロ以下)に注目が集まっている。そのトップに立つのがフロイド・メイウェザー(38・米国 47戦47勝)とマニー・パッキャオ(36・フィリピン 64戦57勝5敗2分)だ。 決戦は5月2日(日本時間3日)、米ラスベガス。この一戦がいかに世界の注目を集めているかは、2人が稼ぎ出す金額を見ればよくわかる。 米『フォーブス』誌が掲載した世界のスポーツ選手の長者番付(2014年)によれば、メイウェザーの昨年の年収は125億円。サッカーのクリスティアーノ・ロナウド(30)や、ゴルフのタイガー・ウッズ(39)らを抑えて世界一だ。パッキャオは50億円で11位だが、2012年の番付ではメイウェザーに次ぐ2位。つまり「地球上で最も稼ぐスポーツ選手」同士の対戦なのだ。 今回の対戦のファイトマネーも桁外れで、メイウェザーが1億2000万ドル(約143億円)、パッキャオが8000万ドル(約95億円)。観戦チケットは最も高額なリングサイドで7万5000ドル(約900万円)の値がつくなどプラチナ化している。ボクシングライターの原功氏が語る。「2009年からたびたびマッチメイクが取り沙汰されてきましたが、メイウェザー側が提示するドーピングの検査方法やファイトマネーの取り分などの条件に、パッキャオ側が抗議する形で流れていました。それがようやく実現にこぎつけた。 2人ともピークを過ぎた感は否めませんが、ボクシング史上最高の試合であることは間違いない。神業的なディフェンスで全勝のメイウェザー、強烈な踏み込みで相手を打ち壊すパッキャオ、どちらが勝つのか興味は尽きません」※週刊ポスト2015年4月10日号
2015.04.03 11:00
週刊ポスト
パッキャオと戦った日本人 殺されると思い二度と戦いたくない
パッキャオと戦った日本人 殺されると思い二度と戦いたくない
 ボクシング界の「世紀の対決」が1か月後に近づいてきた。5階級制覇王者にして47戦47勝のフロイド・メイウェザー(38・米国)と、史上2人目の6階級制覇王者マニー・パッキャオ(36・フィリピン。戦績・64戦57勝5敗2分)の一戦は5月2日にゴングが鳴る。 そんな一戦に特別な感慨を持つ元日本ランカーがいる。元日本フライ級2位の寺尾新氏(44)だ。今でこそ世界的スーパースターとなったパッキャオだが、実はスターへの階段を駆け上がっていた頃に日本のリングに一度だけ上がっている。そこで対戦したのが寺尾氏だ。 寺尾氏は空手やキックボクシングを経て1995年にプロデビュー。インファイトを得意とする攻撃的なスタイルで、日本タイトルにも挑戦した実績を持つ(通算成績は16戦10勝5敗1分)。パッキャオとの試合は1998年5月、後楽園ホール(東京・文京区)でメインイベントとして行なわれた。 当時、寺尾氏は27歳。パッキャオはまだ19歳だったが、前年に東洋太平洋(OPBF)フライ級王座を獲得し、世界ボクシング協会(WBA)5位、世界ボクシング評議会(WBC)7位にランクされていた。とはいえ、日本ではまだあまり知られていないマイナー選手。寺尾氏には勝算があった。「僕はパッキャオ戦まで5勝1分と絶好調でした。『化け物みたいに強い』と噂は聞いていましたが自信はありました」(寺尾氏) しかし蓋を開けてみれば1Rで3度のダウンを奪われ、2分59秒でKO負け。リングを転げ回り、大の字に倒れてしまう壮絶なダウンだった。「地獄の3分間でした。私だって相手を殺すつもりで練習してきましたが、あの時は本当に殺されると思った。もう二度と戦いたくありません」※週刊ポスト2015年4月10日号
2015.04.02 07:00
週刊ポスト
メイウェザーvsパッキャオ 250億円マッチの展望を専門家語る
メイウェザーvsパッキャオ 250億円マッチの展望を専門家語る
 ボクシングファンが熱望し続けてきた“夢のカード”が、ついに実現しようとしている。フロイド・メイウェザー(38・米国)とマニー・パッキャオ(36・フィリピン)の2人がサインした対戦の合意書が公開された。 圧倒的なスピードと超人的と評されるディフェンステクニックで、史上初めて無敗で5階級を制覇したメイウェザーの戦績は47戦47勝(26KO)。一方のパッキャオは史上2人目の6階級制覇王者で、戦績は64戦57勝(38KO)5敗2分。超一流と呼ばれたチャンピオンたちをことごとく撃破してきた左利きのハードパンチャーである。 2人の対戦はこれまで何度も話題になっては消えてきた“幻のカード”。その裏にはリング上のパンチの応酬にも負けない水面下でのマネーの攻防がある。元ボクシングマガジン編集長の原功氏が話す。「人気実力ともにトップのボクサー同士が全盛期に対戦するとなると、敗北による商品価値の下落というリスクが非常に大きい。そのため、それぞれが契約するショータイム、HBOという2大有料チャンネルや、プロモーターの思惑が絡んでこれまでなかなか実現しなかった」 辣腕として知られるパッキャオのプロモーター、ボブ・アラムは、かつてメイウェザーをプロモートしており、その後ケンカ別れした因縁もある。ファイトマネー総額が250億円にものぼるといわれる対戦の展望を原氏に聞いた。「メイウェザー有利は動かし難い。ピークを過ぎている印象が強いパッキャオは、全盛期に近い踏み込み鋭いパンチが打てれば勝利の可能性が出てくるが、そうでなければメイウェザーが序盤からポイントを稼いで判定で勝利すると思います」 もっとも、パッキャオの魅力は大物喰い。そこから「パックマン」の異名も取る。5月2日、ラスベガスの夜に世紀のゴングが鳴る。※週刊ポスト2015年3月13日号
2015.03.03 07:00
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「定年までTBSに」先輩・吉川美代子アナが期待する安住紳一郎アナのこれから
週刊ポスト
結婚を発表し、お相手を「建築会社」とした滝沢。「一般男性」とは言っていない
滝沢カレン結婚!「テラハ」出演“肉食系”ハーフモデルのどこに惹かれたのか
NEWSポストセブン
眞子さまの箱根旅行のお姿。耳には目立つイヤリングも(2018年)
小室圭さんの妻・眞子さん 華やかだった4年前の「箱根・女子旅ファッション」
NEWSポストセブン
逮捕された「RYO&YUU」
公然わいせつ逮捕「RYO&YUU」、性的動画アップは「親公認」だった 22歳の女は愛知・香嵐渓で全裸に
NEWSポストセブン
結婚し、日本メディアが情報をキャッチしづらいNYで、デイリーメールが追跡取材(写真/JMPA)
小室圭さん・眞子さん夫婦が「離婚で終わったとしても…」英デイリー・メールが報じた「茨の道」
NEWSポストセブン
高橋真麻
高橋真麻「おでんの卵8個食べても太らない」女性が憧れる美スタイルの理由
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