古舘伊知郎一覧

【古舘伊知郎】に関するニュースを集めたページです。

富川悠太アナ(2004年撮影)
富川悠太アナ、年収2000万円捨て「仕事と家庭の両立」“中学受験ストレス”も
《捲土重来を期して新しい現場へ誠実に挑んでまいります》。これは2月25日、富川悠太アナウンサー(45才)が23年間勤務したテレビ朝日を3月末に退社することを発表した際の言葉だ。「退社後はトヨタ入りが噂されています。トヨタには自社メディア『トヨタイムズ』があり、そこで働くといわれています。“捲土重来”とは、一度失敗した者が再び盛り返し反撃に転じることを意味する言葉。テレ朝内では2年前の“事件”以来、ずっと肩身の狭い思いをしていたそうなので、そこからの“逆襲”が退社の理由の1つでしょう」(芸能関係者) 富川アナは入社以来、報道畑を歩み、テレ朝の看板番組『報道ステーション』のフィールドリポーターを経て、古舘伊知郎(67才)の後を継ぎ、2016年4月からメインキャスターを務めた。しかし、2021年10月からは金曜のみメインキャスターを担当することになり、月曜〜木曜はフィールドリポーターとして現場リポートを務めた。「事実上の降格」といわれるきっかけが起きたのは、2020年4月のことだった。富川アナは体調不良を感じながら1週間近く番組出演を続けた。のちに新型コロナに感染していたことが発覚すると、ほかにも体調不良を訴えるスタッフが続出した。その後、富川アナは約50日間、番組を欠席。その療養中の5月にさらなる“事件”が起きた。「『文春オンライン』が、富川アナの自宅から響く罵声と、それによる警察沙汰について報じたのです。富川家には2人の男児がいますが、彼らに対する奥さんの“だからお前は脳みそが腐ってんだよ!”などの怒鳴り声があまりに大きかったため、虐待を心配した近隣住民が通報、それを受けて警察官と児童相談所の職員が駆けつけたという内容でした。富川家は近隣住民から“黒い家”といわれるほど、有名になっていたそうです。 新型コロナの一件と合わせ、富川アナがそのまま報道に携わる立場にいていいのかという議論が、社内で持ち上がったそうです」(前出・芸能関係者) 近隣住民を驚かせた罵声の原因は中学受験だったという。「以前は家族仲がよかったのですが、長男が中学受験をすることを決めた数年前からギクシャクし始めたそうです。2006年に結婚した奥さんは元タレントで、現在はフラワーアレンジメントのお店を経営する才色兼備。子供に対しても完璧を求めるあまり厳しい対応になってしまっていたそうです」(テレビ局関係者) 中学受験は、ほかの受験と比べて親のストレスが多いとされる。教育ジャーナリストのおおたとしまささんの指摘。「中学受験は高校、大学受験と違い本人のがんばりだけではなく、親の関与の度合いが大きいです。そのため、必要以上に親がかかわるようになり、子供の成績=親の腕前に左右されるという理解になってしまっている。親ががんばれば成果が出やすいので、ついつい親が過熱してしまうのです。その分、うまくいかないと、親が自分の責任だと過剰に感じる側面があります」 富川アナは多忙で家にあまりいなかったといわれ、そうしたワンオペのプレッシャーが妻の心の余裕を奪ってしまったのかもしれない。「富川アナの退社理由は“閑職”に追いやったテレ朝への意趣返しではなく、家族がよりストレスを感じることがないよう、環境を変えたかったことが大きいようです。長男は無事に中学受験を終えており、今度は次男が中学受験に挑むそうですから、一家の大黒柱として支える決意だそうです」(前出・テレビ局関係者) キー局勤務で40代半ばなら年収は2000万円近いともいわれるが、それを捨てての再出発となる。「安定した高年収よりも、仕事と家庭の両立を選んだということでしょう」(前出・テレビ局関係者)「捲土重来」の宣言は、家族に向けたものでもあったのだろう。※女性セブン2022年3月17日号
2022.03.02 16:00
女性セブン
富川悠太アナ(2004年撮影)
富川悠太アナ、テレ朝退社後は引く手あまた?「同情票」で支持率アップも
 テレビ朝日の富川悠太アナ(45才)が、3月いっぱいでテレビ朝日を退社することが発表された。現在キャスターを務めている『報道ステーション』は3月で降板する。 1999年にテレビ朝日に入社した富川アナ。報道畑で実績を積み、2016年4月に古舘伊知郎の後任として『報道ステーション』の2代目キャスターに就任した。退社にあたって、富川アナは〈私はニュースの現場が大好きです。報道ステーションをテレビ朝日をその現場の全てを愛して生きてきたこと。感謝と誇りを持って、私はこれからもニュースの現場に立ちます〉〈捲土重来を期して新しい現場へ誠実に挑んでまいります〉などとコメントしている。 富川アナは、2020年に4月に新型コロナウイルスに感染。その後同年6月に復帰するも、すぐに『報道ステーション』の体制が変更。月曜日から木曜日までの出演だったのが、木曜日と金曜日だけの出演に減少した。さらに、2021年10月にはNHKを退社した大越健介アナがメインキャスターに就任。富川アナは金曜日だけの出演になっていた。「コロナ禍の比較的早い段階での感染ということもあってか、富川アナに対する風当たりが強かったのは事実です。番組内でも富川アナが謝罪をしていましたが、誰もが感染しうるウイルスであり、仕方ないことですよ。番組のプロデューサーなどが責任を取るのであればわかりますが、富川アナに責任をなすりつけるかのように出番が減っていったのは、ちょっと違和感がありますね」(テレビ局関係者) ネットでも、〈まるで富川アナ一人の責任かのように番組内で謝罪させ、詳細な経緯を長々と説明させる姿を見て痛々しかった〉、〈富川アナは全然悪くないのに、復帰された時、一人で全責任を負われた形だった〉など、富川アナに同情する声が多い。「『報道ステーション』での富川アナへの冷遇はちょっと露骨でしたね。むしろ富川アナは被害者のような立場といえるかもしれない。だから、富川アナを支持する視聴者は多いでしょう。退社にあたっての〈捲土重来を期して新しい現場へ誠実に挑んでまいります〉というコメントには、富川アナのテレビ朝日に対する憤りにも近い気持ちが見え隠れします。富川アナもテレ朝退社を決意して、次なる仕事へのモチベーションが高まっている状態ではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者) 退社する男性アナといえば、日本テレビも桝太一アナも同様だ。枡アナは、3月いっぱいで同局を退社し、4月からは同志社大学ハリス理化学研究所で専任研究員に転身。研究の傍ら『真相報道バンキシャ!』のキャスターは継続する。「女性アナに比べると、全国的な知名度を持つ男性アナは少なく、枡アナや富川アナくらいのレベルの男性アナに対する需要はかなり高い。枡アナは研究が忙しいので、多くの番組に登場することは少ないでしょうが、富川アナについては引く手あまたになると思います。富川アナ自身の意志次第ではありますが、今回の退社が大きなキャリアアップに繋がる可能性は高いと思います」(制作会社スタッフ) しかし、富川アナはフリーアナに転身するのではなく、トヨタで仕事をするのではないかとも囁かれている。「富川アナの父親がトヨタの重役を務めた人物であることも影響しているようです。トヨタ社内メディアである『トヨタタイムズ』で仕事をするのではないかとも言われていますね。ただ、トヨタでの仕事をしながら、ほかの番組に出演するというのはまったく問題ないはず。もしもトヨタに“入社”したとしても、“トヨタ所属のフリーアナウンサー”というポジションも可能です。そうなった場合は、“キャスター”というよりも“タレント”に近い存在になるのかもしれませんが、それはそれでこれまで見せなかった富川アナのいろいろな側面が表に出てくるかもしれないわけで、今まで以上に視聴者から支持される可能性も高そう。テレビの現場では、今後の富川アナの活躍に期待するスタッフが多いですね」(前出・制作会社スタッフ) 少々理不尽な形で『報道ステーション』の出番を減らされ、ついには退社を決意した富川アナ。テレビ朝日への逆襲が始まるかもしれない。
2022.02.28 16:00
NEWSポストセブン
富川悠太アナ(2004年撮影)
テレ朝退社の富川悠太アナ、局内で囁かれる意外な“再就職先”
 テレビ朝日の富川悠太アナウンサー(45)が2月25日、23年間勤めた同社を今年3月に退社することを発表した。 1999年にテレビ朝日に入社した富川アナは、『報道ステーション』や『スーパーJチャンネル』などの報道・情報番組を中心に実績を重ね、2016年4月からは古舘伊知郎の後任として『報道ステーション』のメインキャスターに就任。同年の「好きな男性アナウンサーランキング」(オリコン)で8位とトップテン入りを果たすと、翌2017年には5位にランクインを果たすなど人気アナとして活躍した。 一方、2018年に『報道ステーション』でサブキャスターを務めていた小川彩佳アナの降板が発表されると、その背景にメインキャスターである富川アナとの確執があったと報じられたことも。「番組の打ち合わせで、富川アナから小川アナへのパワハラめいた言動が多々あり、そのことで小川アナが心身ともに限界に達してしまったと報じられたのです。結局、小川アナは翌年2月、結婚を機にテレビ朝日を退社しています」(マスコミ関係者) その後、2020年4月、コロナに感染したことをきっかけに1か月以上にわたって自宅療養した富川アナ。同年6月に復帰したものの、『報道ステーション』のキャスター体制が変わったこともあり、大幅に出演日が減る形となっていた。 今回の退社を、富川アナがテレビ朝日への不満を募らせた結果だと見る向きは多い。テレ朝のベテラン社員が語る。「報ステのメインキャスターを実質的に降ろされたような形になったことに納得がいっていない様子でした。さらに、テレ朝では、東京五輪の際にコロナ第5波が来ていたにもかかわらずスポーツ局の社員たちが集まって飲み明かし、女性社員が階段から転落して骨折までした“泥酔宴会騒動”があったり、つい先日も前社長が会社経費の私的使用問題で辞任するなどゴタゴタ続き。 今回の退社は、自分の処遇も含めて会社に嫌気が差した結果の意趣返しだと受け取る社員も多いようです」 富川アナほどの大物になれば、フリーアナに転身することで収入は飛躍的に上がるはずだ。と、思いきや、局内では別の“再就職先”が具体的な社名とともに噂されている。前出のベテラン社員がこう明かす。「富川アナの退社コメントに『私はこれからもニュースの現場に立ちます』『捲土重来を期して新しい現場へ誠実に挑んでまいります』との言葉があったことから、フリー転身と受け取られたかもしれません。しかし、トヨタでの仕事がすでに決まっているとか。実は彼の父親はトヨタの重役をつとめた方だったので、その縁や思い入れもあったのかもしれません」 トヨタは近年、『トヨタイムズ』という自ら情報発信するメディアを立ち上げており、昨年には元テレビ東京の森田京之介アナが同社に転職してトヨタイムズの記者になったという前例もある。富川アナが世界最大級の自動車メーカーの今を伝える日も近いのかもしれない。
2022.02.25 18:20
NEWSポストセブン
「実家感」を醸し出すビリケンMC
高田文夫 古舘伊知郎著書『MC論』の鶴瓶「実家感」分析に納得
 放送作家、タレント、演芸評論家で立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫氏が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、笑福亭鶴瓶のドキュメンタリー映画を観て感じた「芸」の根本についてお届けする。 * * * こんな御時世ですが我々娯楽屋(エンタメ屋)にとって劇場、映画館、寄席へ出向くというのは血がさわぐ。 昨日は渋谷パルコ劇場。宮藤官九郎脚本・演出のマジロックオペラ『愛が世界を救います(ただし屁が出ます)』へ行って屁を浴びてきた。『あまちゃん』以来のタッグを組む主演ののんちゃんもギターを弾きならし歌いまくるので久々のじぇじぇじぇだった。この芝居、渋谷パルコが終わったら大阪、仙台へも行く予定だとか。もし行ったらよろしくネ。 客席で清水ミチコとバッタリ。「なんか生で舞台見るのって久しぶりだよね。やっぱいいわ」「俺、昨日は有楽町で鶴瓶のドキュメンタリー映画見て来たよ。『バケモン』っていって17年間落語会を中心に非日常の鶴瓶を追いかけた力作。コロナで苦しむ全国の映画館を支援してんのよ。映画を日本中の映画館にそっくり寄付して売り上げの全額が映画館のものになるらしいよ。その前の日はガースー(菅総理。72歳。私と同学年。念の為)のドキュメンタリー。政治バラエティ映画と銘打たれた『パンケーキを毒見する』っていうんだ」「有楽町だ渋谷だって毎日出掛けてんのあんた!? お前はギャルか」と嬉しくもするどいつっこみ。「2本打ってるからって調子に乗るなよ」「ハイ」 おとなしく頭を下げる。なんせ30年近く一緒にラジオで喋ってる相方でもあるから何も言えない。うちのカミさんよりもきびしい。 帰りに本屋をのぞくとエンタメ本のラッシュ。昭和のレジェンドから令和までの司会者(仕切り屋)を分析した古舘伊知郎の『MC論』(ワニブックス)。この本によると鶴瓶は“「実家感」を醸し出すビリケンMCは日本一の雑談王”と書いている。映画を見てても全国どこの楽屋でもいろんな人が「ツルベちゃん」と寄ってくる。「芸」は人に愛されなくては駄目なんだなと思う。 その古舘の先輩の徳光和夫が『徳光流 生き当たりばったり』(文藝春秋)。亡くなってすぐだというのにもう一冊にまとめたのが近田春夫の『筒美京平 大ヒットメーカーの秘密』(文春新書)。コロナ禍だからこそ皆さんどんどん筆が進むのでしょう。 そこで私も73歳にしてブログデビュー。言ってみれば「73歳 真夏の大冒険だ」であります。私の超個人的な「大衆芸能史」と言える「おもひでコロコロ」。ニッポン放送の『ラジオビバリー昼ズ』ホームページですぐ読めます。早くも第3回。マニア必読。イラスト/佐野文二郎※週刊ポスト2021年9月10日号
2021.09.04 11:00
週刊ポスト
古舘伊知郎 夫が不倫の小川彩佳アナに放った「完全にアウトな発言」
古舘伊知郎 夫が不倫の小川彩佳アナに放った「完全にアウトな発言」
「小川かわいそうだね。旦那の不倫で」「絶対傷ついてるよな、つらいと思うよ」 アナウンサーの小川彩佳(35才)の夫の不倫報道を受け、“先輩アナ”の古舘伊知郎(66才)は2月8日、自身のYouTubeチャンネルでそうおもんぱかった。そう、そこまではよかった。次の発言はこうだ。「ただね、小川は悪く言うと自我が強すぎるの。よく言うと向こうっ気が強いの」 これがとんでもなく余計な一言だった。「激励するつもりとはいえ、不倫された“被害者”の小川さんに向けるべき言葉じゃありません。古舘さんにそんなつもりはなかったのかもしれませんが、“自我が強いから夫に浮気された”とも聞こえてしまう。これは完全にアウトな発言です」(芸能関係者) 古舘はかつて『報道ステーション』(テレビ朝日系)で5年間、サブキャスターだった小川アナとタッグを組んだので、彼女のことをよく知っていると言いたかったのかもしれない。テレ朝関係者の話。「小川さんが際だって強い信念を持ち、報道に向かい合っていることは、現場では周知の事実です。2018年4月、テレ朝の女性記者が、財務省幹部からセクハラを受けたと報じられたときは、記者を守ろうという姿勢に欠けたテレ朝を公然と批判する態度をとり、話題になりました。 閣僚へのインタビューでも、あまりに鮮やかに舌鋒鋭く切り込むため、官邸から“クレーム”がきて、番組ではその部分が放送されなかったということもありました」 そうしたなか、悔しさを抱えてテレ朝を退社して、フリーアナとしてライバル局TBS系列の『news23』でメインキャスターに就任したときは、「あっぱれ!」と報道番組業界が仰天したものだった。もちろん、そんな小川アナのキャリアと、今回の夫の不倫騒動は一切関係があるはずがない。「古舘さんが世間にウケたのは、たとえ話を多用して大げさにプロレスを“過激実況”するから。もともと、実況の対象者に優しく寄り添うというよりも、“愛のあるイジリ”で人気を博してきたタイプです。このご時世、今回のようなイジリはもう通用しませんよ」(前出・芸能関係者) 口が滑ったでは許されない。※女性セブン2021年3月4日号
2021.02.21 07:00
女性セブン
左から山崎ケイ(相席スタート)、稲田直樹(アインシュタイン)、橋本直(銀シャリ)、ミキ(亜生、昴生)
滝藤賢一 メガネドレッサー賞に「毎年地団駄を踏んでいた」
 第33回日本メガネベストドレッサー表彰式が10月27日に開催された。各部門の受賞者が登場した。 今回の受賞者は以下の通り。「政界部門」加藤勝信・内閣官房長官、「文化界部門」古舘伊知郎、「芸能界部門(男性)」中井貴一、「芸能界部門(女性)」吉田羊、「サングラス部門(男性)」滝藤賢一、「サングラス部門(女性)」藤田ニコル、「特別賞SDGs部門」生見愛瑠、「芸人部門」よしもとメガネ選抜(銀シャリ・橋本直、アインシュタイン・稲田直樹、相席スタート・山崎ケイ、ミキ)。 芸能界随一のオシャレ好きとして知られる滝藤賢一は、これまで受賞できなかったことについて「毎年、地団駄を踏んでいた」とコメント。念願の受賞に喜びを隠せない様子だった。 初受賞となった生見愛瑠は、高校時代の授業などでメガネをかけたこともあるという。視力はあまりよくないとのことで、「ゲームのしすぎ」が原因だと自己分析した。撮影/平野哲郎
2020.11.12 16:00
NEWSポストセブン
鶴太郎氏が明かす「29年会」の実態とは
安倍氏ら「昭和29年生まれ」は狭間の世代 若くしてバブル経験
 安倍晋三首相の辞任で話題になったのが、松任谷由実のコメントだ。辞任発表を見た彼女は、『オールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送、8月28日放送)で、「テレビでちょうど見ていて泣いちゃった」と発言し、首相とカリスマ歌手の思わぬ交友関係の発覚に驚きの声が漏れた。 安倍氏とユーミンは共に1954年生まれ。そして、各界の同年生まれが顔を揃える「29年会」のメンバーでもあるのだ。 神奈川県知事の黒岩祐治氏が発起人となって始まったという「29年会」。安倍氏やユーミンのほか、俳優の石田純一、フレンチシェフの三國清三氏らが名を連ねている。 そして、同会のメンバーである俳優で画家の片岡鶴太郎は、「ぼくらの生まれた1954年にできたワインは最悪といわれているそうです」と、苦笑いしながら振り返る。「芸能界や相撲界では、昭和29年の前後に大スターが出ているんです。1つ上には大横綱・北の湖関がいて、1つ下には明石家さんまさんや郷ひろみさんがいる。芸能界においてぼくらはそんな大物に挟まれた、なんとも中途半端な世代なんです」(片岡) 時代の変化に照らし合わせてみても、昭和29年生まれは「狭間の世代」となる。家族問題評論家でエッセイストの宮本まき子さんが言う。「昭和20年代前半生まれの『団塊の世代』の青春は、米ソ冷戦の危機感や高度経済成長下に一致団結して勤労や学生運動に明け暮れた一方、30年代生まれは冷戦終結や学生運動への失望から、政治的な議論や社会問題に無関心、無気力な『しらけ世代』へと移行します。29年生まれは双方の影響を受けた狭間の世代で、社会や政治に打ち込む人もいれば、自分とその周辺の利益と幸福にしか関心がない個人主義的な人もいて多様化しました」 昭和29年生まれの1人である古舘伊知郎は、過去のインタビューで自らの世代についてこう語っている。《頑張りたいんだけど、団塊の世代ほど頑張れない。熱くなりたいんだけど、そこまで熱くなれない。熱帯じゃなくて、亜熱帯かな》 日本人が経験した「戦争」をまったく知らない初めての世代であることも大きな特徴だ。焼け跡からの復興は急ピッチで進み、「もはや戦後ではない」と高らかに宣言した経済白書が出版されたのは彼らが2才になる昭和31年。「団塊の世代は戦後の爪痕や貧乏を体験ずみで、打たれ強く、反戦の意識も高いのですが、29年生まれになると戦争のにおいも消え、右肩上がりの経済の中、豊かさと消費のライフスタイルを享受。“私らしい”主張や各種ブランドにこだわる風潮が広がった時代でもありました」(宮本さん) 高度経済成長の只中、5才のときに皇太子さまと美智子さまのご成婚パレードを見て、10才のとき東京オリンピックを体験している。華やかで右肩上がりの日本とともに成長した世代に衝撃を与えたのが、昭和47年のあさま山荘事件だった。 同年2月、共産主義革命を目指す連合赤軍5名が長野県軽井沢のあさま山荘に乱入し、管理人の妻を人質にして籠城した。警察当局との激しい銃撃戦を経て、人質は救出され連合赤軍のメンバーはすべて逮捕された。その過程で、“革命”という理想を掲げていたにもかかわらず仲間を内ゲバリンチで殺していた事実がわかり、世を震撼させた。 あさま山荘事件は、約10日にわたる一部始終がテレビで生中継され、最高視聴率は90%を超えた。極寒の山荘めがけて、何度も打ち付けられる大きな鉄球。固唾を呑んでその様子を見守っていたのが、当時18才の秋吉久美子だった。「この事件によって『正義って何だろう』『責任をとるってどういうことなのか』を深く考えるようになりました」 秋吉は48年前の衝撃を昨日のことのように振り返る。「当時の私は、最も心が柔らかで感受性が強い時期。小学生の頃から『三銃士』や『ロビン・フッド』『モンテ・クリスト伯』などの小説を夢中で読み、出てくるヒーローやヒロインたちをお手本に、どう生きていくべきかを懸命に考えていた。だけど連合赤軍が物語のヒーローのように理想を掲げながらも、自分たちの友達を殺すなんて、『これは違うぞ』と思った。私が本の中で浸ってきた、理念や正義を体現する登場人物との差違に愕然としたんです。正義は“諸刃の剣”なんだと感じました」(秋吉) 理想と現実のギャップに打ちのめされた秋吉が痛感したのは、改めての「個」の認識だった。「イデオロギーをかざす団体行動の先には、非常に危ないものがあると学びました。あさま山荘事件は青年の正義と憤りが、やがて追い詰められて内部紛争になったけれど、本来は孤独と向き合って、孤独に耐えるべきだった。私がリーダーだったら、仲間を投降させて、ひとりで責任を負うべきか? そうした難問を突きつける“感性の踏み絵”になりました」(秋吉) 当時、彼らの価値観を揺るがす大事件がもう1つ起きている。昭和48年からのオイルショックだ。ライフシフト・ジャパン取締役CROの豊田義博さんが指摘する。「昭和29年生まれが大学生になった頃に、オイルショックで日本中が揺れました。石油価格の高騰で高度成長がストップして、トイレットペーパーの買い占めが起きると、それまでのバラ色の状況が激変して、世の中の価値観が大きく変わりました。その点で、就職難に苦しんだ2000年代のロストジェネレーション(失われた世代)と29年生まれには似た面があります」 ロスジェネ世代と大きく異なるのは、1980年代になってバブルが到来したことだ。「マッチで〜す」、「キューちゃん!」──1981年に放送開始した『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)で、近藤真彦のものまねや、九官鳥のキューちゃん役で人気が爆発した片岡が「狂乱の1980年代」を振り返る。「ぼくはバブルの始まりとともにテレビに出始めて、いちばんいい時代を享受していたと思います。テレビの収録が終わった後は毎夜六本木で遊び、タクシー券も使い放題。20代後半から30代前半という、エネルギーもあって働きざかりの頃にバブルを経験したから、上の世代のようにのめり込んで投資をして失敗することもなく、下の世代のように訳もわからず踊らされるということもなかった」(片岡) ファッションジャーナリストの藤岡篤子さんは「バブルを経験したこの世代は“ゴーイングマイウエー精神”が染みついている」と語る。「若くして1980年代を通過した世代はほとんど無敵です。海外旅行も流行し、一般の人がブランド品を購入できるハードルがぐんと下がった時代で、一流のものに囲まれてどんどん自信と自己肯定力が芽生えていった。その結果、29年生まれは、空気を読まず忖度をしなくて、自分が感じたことを行動や言葉で表現するようになりました。良くも悪くも行動や発言が『ゴーイングマイウエー』になったんです」(藤岡さん) 秋吉も、バブルで「美的感性」が養われたと振り返る。「石田(純一)くんが冬でも素足でローファーを履くように、29年生まれはみんな美的感度が高いんじゃないですか。バブル時は『anan』や『non-no』『POPEYE』が飛ぶように売れて、日本のアパレルメーカーが作ったDCブランドも出てきた。テレビで放映されているパルコのCMが本当におしゃれでした。1980年代はそうした様々な新しいおしゃれを取り入れ、試行錯誤しながら果敢に泳いだ時代でした」 秋吉が追憶するように、バブル時代の広告をけん引したのがパルコだった。パルコに魅入られ、落語の独演会「志の輔らくごinパルコ」を始めたのが、広告代理店を退職し29才で落語界に入った立川志の輔だ。志の輔の長男で、梅干しのプロデュースなどを行う会社「BanbooCut」代表の竹内順平さんが言う。「上京したばかりの父は『パルコ劇場ではこんなに毎日、面白い舞台をやっているのか』と驚きを受けたそうです。そうした催しに刺激されてか、若手の頃は逆再生すると落語に聞こえる音声をライブ録音したり、大型モニターを複数並べてコントをするなど、斬新な発想で舞台を作っていたことを聞くと、子供ながら尊敬します。 当時、『古典落語は江戸時代からずっと残ってきたものだけれど、それだけでは何かを伝えられないときに新作を生み出すんだ』と語った父の話が胸に残っています。アイディアが転がっていた時代でした」 若くしてバブルを経験した29年生まれは、楽しさや豊かさを享受しながらも、常に上の世代から締めつけられた世代でもあった。豊田さんは「彼らはいつでも“出る杭”だった」と振り返る。「29年生まれは、団塊やそれ以前の世代が『こうあるべきだ』と思うもののふるまいや行動とは異なることをしてきた。それはオイルショックや学生運動の終焉など、時代背景ゆえに仕方のないことではあったものの、上の世代からは『目立ちやがって』と疎まれた。一方の29年生まれも自分勝手な団塊の世代を嫌って彼らとは距離を置きました。だからこの世代は、団塊の連中に振り回されて大変だったという思いを共有する、同世代との横のつながりが強いんです」(豊田さん) 片岡も横のつながりに心救われていると語る。「29年会を立ち上げたのはぼくらがちょうど50才の頃です。先輩がたはまだ現役で、下からは突き上げがあって板挟みになる年代でした。共通点は29年生まれというだけで出身も仕事もバラバラだったけれど、同じ時代を生きてきたにおいを感じて、何でもない近況報告を話すだけで心安らぎました」※女性セブン2020年10月8日号
2020.09.27 16:00
女性セブン
おしりを洗い続けて40年。日本の誰もが知っているあの方のお名前は?
おしりを洗い続けて40年。日本の誰もが知っているあの方のお名前は?
おしりをひたすら洗い続けてきた、あの方。40年洗い続けた間には、その実力を磨き、見た目も美しく姿を変えてきた。今では、あの方やそのお仲間は、日本の文化とまで言われるようになった。今回は、そんなあの方について、みっちり語ろうと思う。【今週の住活トピック】「日本のトイレ文化に革命を起こしたウォシュレット発売40周年」について公表/TOTO「おしりだって、洗ってほしい。」で注目を浴びた、あの方あの方のお名前は、そう、皆さんもよく知っている「ウォシュレット」(「ウォシュレット」はTOTOの登録商標)。では、なぜ「ウォシュレット」というお名前になったか、ご存じだろうか?トイレの生活文化を「拭くから洗う」に変えるこの商品のネーミングは難航したというが、「どんどん洗おう」=「レッツ・ウォシュ」、語呂が悪いから逆にして「ウォシュレット」となったという。『ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!』の司会をしている古舘伊知郎さんでも、ご存じないかもしれない。「ウォシュレット」は、TOTOの登録商標なので、実は筆者はめったに、“ウォシュレット”とは書かない。記事には基本的に「温水洗浄便座」と書く。これほどたくさん「ウォシュレット」と書けるのは、この記事が「ウォシュレット」発売40周年の話だからだ。さて、「ウォシュレット」が発売されたのは、1980年6月。その知名度を一気に上げたのは、1982年9月のテレビCMだ。当時のトップコピーライターの一人、仲畑貴志さんのコピー「おしりだって、洗ってほしい。」を個性的キャラだった戸川純さんが表現するCMは、大きな話題となった。筆者もよく覚えている。制作裏話によれば、「ウォシュレット」の良さを伝えるため、開発担当者の一人が仲畑さんに、手に付けた絵の具を紙で拭いても落ちないが洗えば落ちることを見せて、おしりも同じと説明したところ、そのままコピーにしようとなった。当時「おしり」という言葉はマスメディアで使われることがなかったが、仲畑さんは最初の打ち合わせで社長に「おしり」を使っていいか確認したという。紙で拭くという長く続いてきたトイレの生活習慣は、簡単に変えるのは難しいもの。特に日本では和式便所が長く使われており、TOTOの和式・洋式便器の出荷比率で洋式が和式を上回ったのが1977年というから、洋式便器が急速に普及しだしたころに、「ウォシュレット」が登場したわけだ。今ではトイレ事情は様変わりしている。内閣府の消費動向調査によると、2020年3月末時点の一般家庭(二人以上世帯)の温水洗浄便座の普及率は80.2%で、洗髪洗面化粧台の70.4%、システムキッチンの67.7%より広く普及している。温水洗浄便座が、今の生活に深く入り込んでいることが分かる。40年間で機能を増やし、デザインを変えてきた、あの方40年の間に、「おしりを洗う」機能の向上はもちろんのこと、新しい機能も増やしてきた、「ウォシュレット」。例えば、使用中から使用後のしばらくの間に臭気を吸い込む「脱臭機能」、使うときだけすばやく便座を温める瞬間暖房便座や使わない時間帯は便座の温度を下げるおまかせ節電などの「節電機能」、ノズルや便器を清潔に保つきれい除菌水(電解除菌水)による「清掃機能」など、さまざまな機能が搭載されてきた。リリースの「ウォシュレットの歩み」で、その変遷が分かる。(出典:TOTO「日本のトイレ文化に革命を起こしたウォシュレット発売40周年」リリースより転載)またデザインも、便座シート型、一体形それぞれタンクレスに対応し、コンパクトに美しいデザインへと進化を続けている。(出典:TOTO「日本のトイレ文化に革命を起こしたウォシュレット発売40周年」リリースより転載)こうして日本では当たり前になってきた「温水洗浄便座」だが、高級ホテルを中心に海外にも進出している。筆者が海外で宿泊するホテルはほとんどがスタンダードクラスなので、温水洗浄便座に出会う機会がないのが残念だ。成田国際空港の国際便の到着ロビーには、「experience TOTO」という、来日客に体験してもらうIoTを活用した最先端のトイレ空間があるというので、筆者も一度利用してみたいものだ。さて、かつてトイレは、「ご不浄」や「はばかり」ともいわれた。不浄だったり、人目をはばかる場所だったりしたわけだ。今のトイレは、そんなイメージを払拭するほどの快適さや清潔さがある。一日に何度となく利用するものだけに、今後もさらに進化を遂げていくのだろう。(山本 久美子)
2020.07.01 10:00
SUUMOジャーナル
セクハラ更迭の報ステCPに「女性スタッフの写真贈る」忖度も
セクハラ更迭の報ステCPに「女性スタッフの写真贈る」忖度も
 テレビ朝日がセクハラ問題で再び揺れている。看板番組『報道ステーション』の桐永洋・チーフプロデューサー(CP)が、8月30日に懲戒処分となり、異動が決まったのだ。「3か月ほど前に局の女子アナと酒を飲んだ桐永CPが“無理やりキスをした”“自宅に入ろうとした”という噂が広まり、他の女性スタッフからもセクハラの報告があったためコンプライアンス統括室が調査委員会を立ち上げていた。結果、複数のセクハラ被害が発覚したようです」(テレ朝関係者) 昨年、財務省事務次官によるセクハラ問題で、女性記者から相談を受けたにもかかわらず対応しなかったことが問題視されたテレ朝は、コンプライアンス体制の見直しを表明。直後にはテレ朝の労働組合がハラスメントに関するアンケートを実施した。本誌(2018年6月22日号)が報じたその調査結果は、女性回答者126人のうち、〈社外関係者からセクハラを受けた〉のは43人で34%。〈社内関係者からセクハラを受けた〉のは71人で56%と半数以上にも上るという衝撃的な調査結果だった。 あれから1年──。報道番組の責任者がなぜ社内でセクハラを繰り返していたのか。前出のテレ朝関係者は言う。「桐永CPは、早河洋会長兼CEOの覚えがめでたく、昨夏に報ステCPに就任。メインキャスターに元テレ朝の徳永有美アナを起用し、古舘伊知郎さんの時代と比べてソフト路線に舵を切るなど陣頭指揮を執って番組改革に取り組んでいる最中でしたが、酒グセと女グセの悪さは社内でも有名でした。桐永CPに仕事上のお願いをしに行く際には、各番組が女性を“桐永対策”としてつけていたくらいです」 桐永氏が報ステの前にCPを務めていた朝の情報番組『グッド!モーニング』でも、こんな“忖度”があったという。「スタッフたちが気を使ったのか、報ステへの異動で番組を離れる時に女性スタッフの写真とメッセージを集めた“キリナガールズコレクション”なるアルバムまでプレゼントされていました」(番組関係者) テレ朝は「今後は再発防止をより一層徹底してまいります」(広報部)という。番組よりも、社内セクハラ体質の改革が急務のようだ。※週刊ポスト2019年9月20・27日号
2019.09.10 16:00
週刊ポスト
報道番組での実績もある小川彩佳アナ
小川彩佳アナ『NEWS23』キャスター就任で期待される役割
 事前に噂されていた通りの発表だった。TBSは、6月3日から『NEWS23』のメインキャスターに小川彩佳アナウンサー(34)が就任すると発表した。小川アナといえば、2007年にテレビ朝日に入社し、2011年4月から2018年9月まで7年半にわたって『報道ステーション』のキャスターを務めた。今春のテレ朝退社後、わずか2か月で他局のニュース番組に移籍することになる。テレビ局関係者が話す。「2か月でのキャスター就任についていろんな声があると思いますが、早いに越したことはないですよ。昨年秋に『報ステ』を降板してから、8か月しか経っていないので視聴者もまだ馴染みがある。業界のサイクルは早いですから、1~2年後に就任したら鮮度が薄れます。数字が上がれば、外野の声は消えていくでしょう。 ニュース番組は本来、視聴率を気にすべきではないし、キャスターに数字を頼るのは酷だと思います。しかし、民放である以上、視聴率をある程度追うのは仕方ない。現在、23時台は有働由美子キャスターの『news zero』(日本テレビ系)が強くて2ケタ近く獲ることもあり、『NEWS23』は概ね3~4%台に留まっている。テコ入れは当然でしょう。小川アナにとっては、高視聴率番組を受け継ぐよりは、やりやすいのでは」 小川アナの起用に伴い、2016年7月からキャスターを務めてきた雨宮塔子アナは降板となりそうだ。果たして数字は上向くのか。視聴率研究家の岡野誠氏はこう分析する。「帯番組の場合、長年の視聴習慣がありますし、トップの牙城を切り崩すには時間が掛かる。局も視聴者も長い目で見るべきでしょう。 雨宮アナは落ち着いた進行ぶりで、アクの強さもなく、安定感がある。ただ、視聴者からすると、それが物足りないという一面もあったのかもしれない。突っ込みどころがなかったんです。かつての久米宏さんや筑紫哲也さん、古舘伊知郎さんはニュースや政治家にズバズバ切り込むという“突っ込み的存在”でありながら、その言動を“視聴者に突っ込まれる”という二重構造があった。これも、注目を集める1つの要素でした」『報ステ』を通じ、小川アナは批評精神を持ち合わせていると一定の評価を得ているという。「最近のキャスターは、ネットの反応などを恐れてか、どこか及び腰になっているように見受けられる。その中で、小川アナが飾らない自分の言葉で意見を述べたり、ゲストの政治家などに遠慮せずに突っ込んだり、素直に疑問を聞いたりすれば、それだけで話題になる。SNSが発達したため、テレビで意見を言うと、方々から突っ込みを受ける。しかし、それは決して悪いことではないし、賛同者もいる。もちろん、ニュースを伝えることが第一の仕事ですが、最近の報道番組は全体的におとなしい印象があるので、彼女の本音は視聴者に求められていると思います」 視聴者の期待に応えて、小川アナが本音でニュースに切り込むことができるか。『NEWS23』復調のカギはそのあたりにもあるのかもしれない。
2019.05.10 16:00
NEWSポストセブン
平成の紅白は挑戦の連続だった(2018年の紅白に出場したDA PUMP)
平成の紅白歌合戦 打ち切り説を乗り越えた挑戦の歴史
 元号が平成から令和に変わる直前の4月29日、NHKで『総決算!平成紅白歌合戦』が放送された。平成元年から平成30年までの紅白歌合戦をVTRで振り返りながら、第1部では北島三郎、松田聖子、嵐という歌手たちが、第2部では内村光良、バナナマン、出川哲朗、渡辺直美という芸人たちがそれぞれの想いを語った。はたして平成の紅白歌合戦はどのように総括されるのか。「平成の紅白歌合戦は視聴率との戦いだった」と語るのは視聴率研究家でライターの岡野誠氏だ。同氏が、“平成の紅白歌合戦”を振り返る(文中で肩書きは当時。視聴率はビデオリサーチ調べ/関東地区)。 * * * 平成が始まった年、“紅白打ち切り”は現実味を帯びていた。〈本当は今年で最後にして、なくしたい気持ちだ〉(朝日新聞・平成元年9月29日付) 平成元年4月に就任したNHKの島桂次会長は、9月13日の定例記者会見で紅白歌合戦についてこう言及している。 視聴率70~80%台という驚異的な人気を誇っていた大晦日の風物詩は昭和60年代に入ると、急激に数字を落としていた。都はるみの引退、チェッカーズの初出場などで沸いた昭和59年の78.1%から、60年は66.0%に下落。白組司会の加山雄三が少年隊の『仮面舞踏会』を『仮面ライダー』と間違えて紹介したことが話題になった61年には59.4%、62年は55.2%、63年は53.9%とわずか4年で24.2%も激減していた。 いつの時代も、権威の急速な衰えは大きな話題になる。昭和63年の紅白歌合戦を伝える記事の見出しには、こんな言葉が並んでいた。〈NHK「紅白歌合戦」の視聴率がまたダウン〉(読売新聞・昭和64年1月3日付)〈「紅白」関東では過去最低の視聴率〉(朝日新聞・昭和64年1月3日付) この延長線上に、冒頭の島会長の発言があり、打ち切りが囁かれたのだ。平成元年、“昭和を振り返る”という名目もあり、紅白は開始時間を従来の21時から19時15分に改め、初の2部制を敷いた。しかし、視聴率47.0%(2部。以下同)と初めて50%を割ってしまう。島会長は〈公共放送にふさわしい大みそかの番組を職員とともに開発していきたい〉(朝日新聞夕刊・平成2年1月8日付)と紅白に代わる題材を模索した。 結局、めぼしい代案がなかったため、平成2年も紅白は2部制のまま存続。島会長は現場にこんな要求をしていたという。〈紅白のネーミング、大枠は残すにしてもマンネリ化は困る。歌を取り巻く現在の環境も変わっている。新しい時代を反映したものをどこまで出せるか?〉(日刊スポーツ・平成2年10月13日付) 同年、東西統一を果たしたドイツ・ベルリンからの中継で出演した初出場の長渕剛が予定の10分を大きく上回る17分30秒も歌って物議を醸す。23年ぶりに出場した植木等の『スーダラ伝説』も視聴者を呼び込み、51.5%と回復。それでも、島会長は〈外国からの中継を取り入れたりニューメディア時代じゃなきゃできない内容だったが、基本的には変わってないな〉(日刊スポーツ・平成3年1月10日付)と手厳しかった。 だが、平成3年7月に島会長が辞任したことに伴い、流れが変わる。代わって会長の座についた川口幹夫氏は、就任会見で紅白の継続について聞かれると、〈島前会長は「やめる」とかなり強く言っておられたようだが(笑い)、私もやめてもいいと思っている。時代が変われば番組が変わるのは当然。50%の視聴率を取っているし、新しい紅白の誕生を現場に求めています〉(日刊スポーツ・平成3年8月1日付)と存続とも打ち切りとも取れるコメントをしていた。 その後のインタビューで紅白について問われると、こう発言した。〈判断は現場にまかせます。僕らが作っていたころは、会長からは何も言われなかった。現場のやる気を生かすのが、一番いいんです〉(朝日新聞夕刊・平成3年8月23日付) 平成3年も、視聴率51.5%と前年と同じ数字を記録。紅白打ち切り説は消えていった。 以降、平成4年(1992年)は朝ドラ『ひらり』の主題歌『晴れたらいいね』を歌ったドリームズ・カム・トゥルー、ラストステージのチェッカーズ、コンドームパフォーマンスの本木雅弘などが話題を呼んで55.2%、平成10年(1998年)は安室奈美恵の復帰ステージ、初のミリオンセラー『夜空ノムコウ』を披露したSMAP、途中からマイクを通じてではなく地声で歌った和田アキ子などが視聴者の目を引き付けて57.2%を記録。平成11年(1999年)までは50%台を保っていく。 視聴率の安定していた紅白に、再び危機が訪れる。平成12年(2000年)48.4%と11年ぶりに40%台に下がると、4年後には39.3%と初の30%台に突入。この年の視聴率年間1位だったが、メディアはこんな見出しをつけた。〈NHK「紅白」39.3% 海老沢会長窮地、「史上最高」のはずが視聴率史上最低〉(スポーツニッポン・平成17年1月3日付)〈NHK「紅白歌合戦」史上最悪視聴率39.3% K-1は20.1%〉(スポーツ報知・平成17年1月3日付) この年以降、ネットテレビやSNS、スマートフォンなど地上波テレビのライバルが激増していく流れを考えれば、さらに視聴率が下がってもおかしくなかった。しかし、“平成後半の紅白歌合戦”は毎年40%前後に踏みとどまっている。『テレビ離れ』が叫ばれる中で、実に驚異的なことである。 総世帯視聴率(HUT、調査対象の中でテレビを付けている世帯の割合)と比べると、凄さがわかりやすい。【年/ゴールデンタイムの年間HUT/紅白視聴率】・平成16年(2004年)/67.9%/39.3%・平成23年(2011年)/63.9%/41.6%・平成30年(2018年)/60.6%/41.5% 平成16年と30年で、ゴールデンタイムの年間HUTは7.3%減少するも、紅白は2.2%増加しているのだ。 なぜ、平成後半も紅白は40%前後の高視聴率を保てたのだろうか。島会長が指摘していた〈マンネリ〉の良い部分を残しながらも、毎年のようにサプライズを仕掛け、従来のNHKの慣習を少しでも打ち破ろうとする演出側の挑戦が見逃せない。 平成16年に初の30%台に落ちると、それまで4年連続で続けてきた局アナだけの司会を辞め、平成17年はみのもんたを抜擢。過去にも古舘伊知郎や上沼恵美子など民放の人気司会者の起用はあったが、彼らはNHKでレギュラー番組を持っていた。しかし、『みのもんたの朝ズバッ!』(TBS系)、昼の『午後は○○おもいッきりテレビ』(日本テレビ系)など民放でレギュラー番組9本を持っていた超売れっ子も、衛星放送を除けばNHKでの司会は初。その効果もあってか、この年は42.9%と数字を戻す。 平成22年(2010年)以降、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)出演者がほとんど毎年、司会に名を連ねていることも大きな変化の1つだ。過去にも昭和40年の林美智子、昭和61年の斉藤由貴、平成4年、5年の石田ひかりと朝ドラヒロインを抜擢していたが、今ではもはや定番となっている。司会者だけには留まらず、平成25年の『あまちゃん』のように朝ドラコーナーも組み込まれている。 平成27年(2015年)には、タモリとマツコ・デラックスという大物タレントを審査員ではなく、中継で繋いだ。平成29年の欅坂46、平成30年のDA PUMPの歌唱時には、司会の内村光良が一緒に踊った……。挙げれば切りがないほど、毎年新しい演出を試みている。 昭和の頃ならタブー視されたこともあるだろうし、「NHKらしくない」「自局の宣伝ばかり」という批判も浴びている。公共放送であるNHKが視聴率を狙い過ぎという指摘も見受けられる。 他番組はさておき、紅白に関しては昭和から年間1位を続け、平成になって1位から陥落した年もあったものの、上位に残り続けている歴史を考えれば、今さら視聴率を完全に無視した構成にすることはないだろう。 むしろ、視聴率を気にしたからこそ、“平成の紅白歌合戦”は芸能界やテレビ界、視聴者の変化そのものを現し、日本のテレビ番組における象徴的な存在となったのではないか。 振り返れば、平成初期の島会長の〈マンネリ化は困る〉という精神は、今も紅白演出の根底にあるように感じる。昭和から続く良い慣習を残しながら、時代に合わせたアレンジを加えて生き延びた紅白歌合戦。令和になっても進化を続けるか。●文/岡野誠:ライター・芸能研究家。研究分野は松木安太郎、生島ヒロシ、視聴率、プロ野球選手名鑑など。最近は角川博チェックにも余念がない。本人へのインタビューや関係者への取材、膨大な資料の緻密な読解を通して、田原俊彦という生き方を描いた著書『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)が話題に。
2019.05.03 16:00
平成最後の4月30日、テレビ各局の肝入り番組の楽しみ方
平成最後の4月30日、テレビ各局の肝入り番組の楽しみ方
 お祭りムード一色で、「令和」が華々しく幕を開ける。しかも、改元にあわせて、前代未聞の10連休となるのだ。この歴史的な瞬間に、テレビ界も盛り上がりを見せる。「ネット動画の普及など、メディアの多様化で現在、地上波テレビは大きな岐路に立たされています。テレビが“娯楽の王様”だった30年前の平成改元の時とは状況がまったく違う。 このGWは行楽地に出かける人も多いでしょうけど、さすがに10日間は長すぎるので、自宅や実家でゆっくりと過ごし、テレビを観る機会も多いはずです。各局のテレビマンにとってこの10連休は、今後のテレビ界での生き残りを占う“総力戦”になりそうです」(テレビ局関係者) 昭和天皇崩御に伴う前回の改元の際には「自粛ムード」が濃く、『天皇裕仁』や『これからの皇室』などの報道系の特別番組が多かった。「今回も、天皇陛下のご退位を厳かな雰囲気で迎えた方がいいという意見もあり、各局とも“どんなトーンで番組を組むか”で悩んでいた。しかし、4月1日の新元号『令和』の発表では日本中がお祭りムードに。それを受けて、各局は明るく軽やかなトーンで特集番組を組むように舵を切りました」(テレビ誌記者) 特に各局が力を入れるのは、元号が変わるタイミングのカウントダウン番組。「『news zero』(日本テレビ系)にはマツコ・デラックスさん(46才)がゲスト出演。親友の有働由美子さん(50才)との掛け合いが楽しみの1つ。亡き妻・麻央さんの縁もあり、市川海老蔵さん(41才)が生出演するそうです」(スポーツ紙芸能記者) テレビ朝日は、羽鳥慎一(48才)司会の特番を組む。「マツコさんにゲスト出演を依頼したのですが、ミッツ・マングローブさん(44才)に決まりました。石原良純さん(57才)や長嶋一茂さん(53才)と平成を振り返るようです」(テレビ朝日関係者) TBS、フジテレビ、テレビ東京は“おなじみの顔”で勝負するようだ。「フジは約6時間半にわたる生放送『FNN報道スペシャル 平成の“大晦日”令和につなぐテレビ』の総合司会にタモリさん(73才)を起用。テレ東は池上彰さん(68才)を司会に、他局よりも報道色の強い番組作りをするようです。TBSは看板アナの安住紳一郎さん(45才)と古舘伊知郎さん(64才)のコンビですが、とにかくしゃべる古舘さんを安住アナがどうコントロールするか」(前出・テレビ局関係者) 別掲したように、連休中は他にも各局、肝入りの番組が目白押し。テレビ評論家のペリー荻野さんのオススメは?「退位や即位関連番組が続きますが、そこで一休みできるのが29日放送の『もふもふモフモフ 平成最後スペシャル!』(NHK)。犬と猫のモフモフがたまらないんですけど、なにより堤真一さん(54才)のナレーションが抜群なんです。癒されますよ」 どの番組を観て過ごす?※女性セブン2019年5月9・16日号
2019.04.26 16:00
女性セブン
稲垣、香取、草なぎ SNSによる新表現は実を結ぶのか
稲垣、香取、草なぎ SNSによる新表現は実を結ぶのか
 平成最後の年末年始は、どのように過ごしただろうか? 昭和最後や20世紀最後の年末年始と今回の大きな違いは、やはり誰もが手軽にSNSに繋がりながらテレビやネット番組を楽しんだことだろう。イラストレーターでコラムニストのヨシムラヒロム氏が、『7.2 新しい別の窓 #元日SP』(AbemaTV)から、スーパースターとSNSの関係について考えた。 * * * 一昨年の暮れからネットで配信されるテレビについて記述してきた。当初はネタ不足も危惧したが、そんなことはなく。AbemaTV、YouTube、Netflix、Amazonプライム・ビデオといった媒体で取り上げたい番組が次々と配信された。それこそ、追っつかないぐらい。 なかでも、頻繁に取り上げたのがAbemaTVで。番組数の多さなんて理由もあるが、書き手として魅力的だったのが話題の豊富さ。優勝者が1億円総取りの素人参加型番組もあったし、俳優の田中圭ブームに乗じて『田中圭24時間テレビ』なんてのも。しのごの言わず、”バズる”を意識した攻勢は清々しくもあり。 こんな感じでシコシコと書いてきたが、読者の方に響いたのは元SMAPの3人。AbemaTVで配信される新しい地図の番組 『7.2 新しい別の窓』を取り上げたコラムの反応は桁違い、なんだかんだのスーパースターっぷりを実感。 2019年もAbemaTVと新しい地図の蜜月の仲は続きそう、1月1日には『7.2 新しい別の窓 元日SP』も配信された。 元日の配信で10回目となる『7.2 新しい別の窓』、この番組の特徴はSNSを多分に利用する点。番組中、画面の左上には「#〇〇」と適宜そのシーンに見合ったハッシュタグが表示される。元日SPを例に挙げるとメインゲストが古舘伊知郎、左上には「#古舘伊知郎」と出る。『7.2 新しい別の窓』では、3人の口から「是非、つぶやいて欲しい」と視聴者に拡散を求める。そして、結果が出れば香取の口から「今、〇〇がツイッタートレンドワードで世界一です!」と報告される。 見ているだけではなく、「応援してほしい!」という実直な要望を持った番組。ここまで呼びかける理由は、稲垣、草なぎ、香取の支持をタコツボ化させないためだと思う。 私感だがSMAPの最も優れていた点は、日本一にわかファンが多いグループだったことだ。他のグループと比べて、「SMAPがなんとくなく好き」というサイレントマジョリティーが多かった。だから、すごかったんだ。 解散によって、にわかを失った3人。彼らにとって『7.2 新しい別の窓』の視聴者がつぶやく#(ハッシュタグ)こそ、にわかを再び喚起させるコアなファンからの有志だと云える。 話が前後して申し訳ないが、元日SPの見どころは古舘伊知郎と3人のホンネトークだったことに間違えはない。横浜中華街の高級店にて行われたトーク、まず話題に上がったのが古舘のインスタグラムデビュー。香取の指示のもと古舘がSNSの扉を開いた。 しかし、これがうまくグルーブしない。上記したように『7.2 新しい別の窓』はSNSを推す。そこから「古舘さんも……」という流れに至ったのだろう。しかし、当の本人はインスタグラムよりも稲垣、草なぎ、香取に夢中なことは明らか。本心は新しい地図をゲストにした『おしゃれカンケイ』にあった。早く回したくて仕方ない、そんな心持ちが画面一杯に漏れ出す。 古舘の熱弁を制しつつ4人で撮影を敢行し、その写真をインスタグラムに公開しようとするもなぜかエラー。高級中華を食べながらの本格的なトークゾーンに入ってからも始末に追われ、「僕ちょっとインスタやりながらですいません」と香取。年長者の熱弁をiPhone片手に聞くという奇妙な絵面が映された。これが生放送の醍醐味か、それともSNSに縛られすぎか……。 上記したように、番組も3人もSNSを猛プッシュする。しかし、実のところ一般人よりも使いこなしていないと思う。なぜなら、稲垣、草なぎ、香取のツイッターはコミュニケーションをひかえているからだ。活動のお知らせはするが、ファンからの反応に言葉で対応することはない(いいね!はする)。 一方通行に近いコミュニケーションは、これまでのメディアとあまり変わらない。推すわりには淡白、そこがちょっと腑に落ちない。特定のファンに返信でもすればトラブルも起こり得るだろう。だが、そんなところにSNSの魅力はある。トラブルと紙一重だから面白い。『7.2 新しい別の窓 元日SP』の最後、お年玉として完全クローズドな空間で3人と食事ができる権利が視聴者1名に贈られた。前代未聞のプレゼントは、それこそSNSとは正反対の空間。コッチの方が3人に合っている気がしてならない。 しかし、SNSを使った新しい表現を提供しようと試みる3人の活動は魅力的。ゆえに多少のリスクもとってもチャレンジして欲しいと考えるのは部外者のエゴか。稲垣、草なぎ、香取だから可能となるSNS術を披露して欲しい。日本で数少ないスーパースターだからこそ実現するファンとの幸せな交流、それが見てみたい。元日に考えたのはこんなことだった。●ヨシムラヒロム/1986年生まれ、東京出身。武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。イラストレーター、コラムニスト、中野区観光大使。五反田のコワーキングスペースpaoで週1度開かれるイベント「微学校」の校長としても活動中。テレビっ子として育ち、ネットテレビっ子に成長した。著書に『美大生図鑑』(飛鳥新社)。
2019.01.20 16:00
NEWSポストセブン
桑子アナにライバル登場! NHK赤木アナに古舘氏も太鼓判
桑子アナにライバル登場! NHK赤木アナに古舘氏も太鼓判
 女子アナにとって年末年始の看板番組に出演できるかどうかはこの1年の活躍が認められた晴れ舞台であると同時に、新年の“顔”になれるかどうかの大勝負。平成最後のNHK紅白歌合戦の総合司会の大役を担うのは、桑子真帆アナ(31)だ。 2017年に続いての起用で、局内では“ポスト有働由美子”の最有力と目されている。NHK局員はこう語る。「前回は重圧でナーバスになってしまい、有働さんに何度も相談していましたが、今回は周囲に不安を見せることも少なくなりました。6月にフジテレビの谷岡慎一アナ(31)と離婚して以降、年末年始も休みはいらないとばかりに、仕事に邁進しています」 局内でそんな彼女を猛追するのが、元日の午後7時20分に特番が放送される『日本人のおなまえっ!』で古舘伊知郎のアシスタントを務める赤木野々花アナ(28)だ。「2017年に大阪支局から実績と人気を買われて異動してきました。明るくて品が良いうえ、番組の段取りが上手い。古舘さんも赤木アナの仕切りを高く評価していて、『いずれは局の顔になる』と太鼓判を押しているほど。昨年始まった番組でありながら元日特番になったことからも期待の高さがうかがえます」(同前)※週刊ポスト2019年1月1・4日号
2018.12.20 07:00
週刊ポスト
『下町ロケット』視る者の心を熱くする佃社長の言葉
『下町ロケット』視る者の心を熱くする佃社長の言葉
 作家・池井戸潤氏原作のドラマ『下町ロケット』(TBS系、日曜夜9時~)が、前評判通りの話題作となっている。物語は後半戦の「ヤタガラス編」に突入。元宇宙開発研究者の佃航平(阿部寛、54)が率いる町工場・佃製作所が新たな挑戦の舞台とするのは、「農業」──。佃の名台詞とともに、最新第6話までを振り返る。●「いつの間にか、俺は足元ばっかり見て、これはできる、これはできないって勝手に線を引くようになっちまってた。俺はまだ、夢を見ていいんだ」(第1話・佃) 日本有数の大企業、帝国重工の宇宙航空部部長・財前道生(吉川晃司、53)から、「社長交代によって、ロケット開発計画から撤退するかも知れない」と告げられた佃。「ロケット品質」を売りにしてきた佃製作所の社内には不穏な空気が流れる。 そんなある日、佃製作所の経理部長・殿村直弘(立川談春、52)の父親が体調を崩した。米農家を営む殿村の実家を訪れた佃は、農業用トラクター向けトランスミッション(変速機)の開発に興味を抱く。 佃は、かつて開発した人工心臓弁のお陰で元気にサッカーに励む子供たちの姿を目の当たりにして、迷いを吹っ切る。大口の取引先を失いそうななか「新たな挑戦」に踏み出す。●「“逃げる”ですか。どうやら私の性格はロケットと同じでして、一旦発射した以上は、バカみたいに真っ直ぐ飛ぶことしかできない」(第2話・佃) トランスミッションの分野で急速に業績を上げるベンチャー企業・ギアゴーストが、ライバルのケーマシナリーから特許侵害で訴えられてしまう。全面協力を申し出る佃だが、同じ頃、帝国重工から求められた新しいバルブシステムの実験失敗を繰り返していた。ギアゴーストの社長、伊丹大(尾上菊之助、41)は「逃げるが勝ちという考えはないのか」と訊ねたが、佃にその気はなく、ギアゴーストの天才女性エンジニア・島津裕(イモトアヤコ、32)の示唆によってもたらされた新素材を用い、ついに新作バルブシステムの開発に成功した。●「身の程知らずもいいところだ。大バカかも知れないよ。けどな、時代の先を行かなきゃ、いずれ時代に取り残される。世の中は変わるんだ。だから俺たちも変わらなきゃいけないんだ」(第2話・佃) 伊丹が賠償費用15億円の金策に奔走するなか、佃は「うちが出せないか」と言い出す。止めに入る経理部長の殿村たちに対し、「力を貸してほしい」と頭を下げる佃。その熱意に、社内の気持ちは一つになっていく。●「世の中には理解できないことも、思うようにならないこともある。でもね、それが面白いところだし、それはそれで受け入れていくしかないんじゃないですか」(第6話・佃) 佃製作所の協力で特許侵害の裁判に勝訴したギアゴーストだったが、伊丹はこれを裏切る形で重田登志行(古舘伊知郎、63)が経営する佃製作所のライバル企業・ダイダロスとの資本提携を決める。 伊丹の変心は、かつて上司だった帝国重工の次期社長候補・的場俊一(神田正輝、67)への復讐のためだった。重田もまた、父が経営する町工場を的場に潰されていた。 同志の裏切りに戸惑う島津に対し、佃は「一緒にやらないか」と声をかけた。一方、帝国重工では、財前に対して的場から「佃製作所を切れ」という冷徹な命令が下される──。 クライマックスに向け、この先も手に汗握る展開が続く。佃たちの挑戦、そしてさらなる名台詞が楽しみだ。写真■TBS※週刊ポスト2018年11月30日号
2018.11.19 16:00
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