石川遼一覧

【石川遼】に関するニュースを集めたページです。

渋野日向子は米国から帰れるのか?(時事通信フォト)
渋野日向子、オミクロン株で「帰国困難」の可能性 石川遼騒動も影響か
 稲見萌寧(22)が初の賞金女王に輝いて幕を閉じた女子ゴルフ。国内ツアーが終了したなかで注目を集めたのが、来年の米国女子ゴルフツアー出場権獲得のために予選会(Qシリーズ)に参戦した渋野日向子(23)と古江彩佳(21)だ。 だが、関係者の間で2人に対して心配の声が上がっている。原因は渡米と同じタイミングで登場した「オミクロン株」だ。「今後の感染状況次第では米国からの帰国が困難になる可能性が出てきたことで、『正月を実家で過ごせないのではないか』という懸念が出ているんです」(ゴルフ誌記者) 2人が滞在していたアラバマ州ではまだオミクロン株の感染者は確認されていない。だが、仮に帰国できても14日間の自宅待機が必要になる。ツアー関係者が言う。「男子プロの石川遼が自主隔離中にゴルフ場でラウンドや食事をしたことが“社会問題化”してしまった。ツアー機構からは1か月間の出場停止処分を受けたほかスポンサー関係にも大きな影響があったため、違反は絶対にマズい。一方で、帰国できても年内は練習できないし、また海外に戻る時も同様なので、『帰国しない』選択肢も検討しているようです」 ここで気になるのが、渋野と2019年10月からサポート契約を結んでいる日本航空(JAL)の動向だ。契約締結時には、「今後、国内外移動時のサポートを中心にバックアップしていきます」と声明を発表している。 渋野の帰国についてJAL広報部が回答した。「帰国される便でのサポートはさせていただいておりますが、たとえスポンサー契約をしている方に対してでも入国制限に関してできることはなく、一般のお客様と同じです。 大谷翔平選手も同様ですが、予約に対して“融通”といったこともしていません。あくまで予約していただいたうえで空港内や機内でのサポートをします。一時は入国の新規予約を止めるということで混乱しましたが、今は年末に向けて帰国される日本人は通常通り予約できます。国がすべて“タクトを振る”という状況で、それに対応させていただいております」 次に日本でシブコスマイルが見られるのは、いつになるのだろうか。※週刊ポスト2021年12月24日号
2021.12.15 16:00
週刊ポスト
渋野日向子の新スタイルはアメリカでも通用するか(Getty Images)
復活Vの渋野日向子「ウェッジ4本のゴルフ」は米ツアーでも勝てるのか
 約2年ぶりの優勝というかたちで「スイング改造」が実を結んだ。10月10日に最終日を迎えたスタンレーレディスで首位と2打差でスタートした渋野日向子が、プレーオフの末に逆転優勝を果たした。東京五輪代表を逃すなどの不調からの復活劇となった。 昨年オフから青木翔コーチのもとを離れ、石川遼のアドバイスでトップの位置を低くする新スイング改造に取り組み、ウェッジを4本(46度、52度、54度、58度)入れてのマネジメント重視のゴルフに転換したが、なかなか結果が出なかった。「スイングを安定させるためにコンパクトにしたものの、飛距離が落ちてバーディーチャンスにつけられなくなっていた。徐々に新スイングが身についてドライバーの飛距離が戻り、4本のウェッジによるショートゲームが活きるようになってきた」(ゴルフ担当記者) 渋野は来季の米ツアー参戦を目指して最終予選会に挑む予定で、優先出場権を手に入れられなくても下部ツアーから挑戦すると宣言している。「石川遼が米下部ツアーの予選会に挑戦することに刺激された面もあるし、不調時に手のひら返しをした日本のマスコミを見返したい思いもあるのでは」(ツアー関係者)とされるが、米ツアーは女子もドライバーで300ヤード近く飛ばす選手がいる世界。マネジメント重視のゴルフで勝てるのか。プロゴルファーの沼沢聖一氏が解説する。「まだ完成ではないでしょうが、スイング改造は成功だと思います。本人がインパクトしやすい形になっている。ただ、飛距離は米ツアーで通用しない水準でしょう。一方、パッティングは世界レベル。ウェッジを4本入れれば、プロなら1ヤード刻みで打ち分けられてパッティングの強みを活かしやすくなる。それで飛距離のハンデをどれだけ取り返せるかでしょう」 米国でも“飛ばさなくても勝てます”を実現できるか。※週刊ポスト2021年10月29日号
2021.10.17 07:00
週刊ポスト
大事なクラブを…(時事通信フォト)
30歳になった石川遼の涙のウラに「ゴルフと道具」を巡る父の教え
“相棒”を失って、思わず見せた涙の意味は──。「涙を流したのは知りませんでしたが、息子に限らずジュニアの頃から結果を残す選手は道具を大切にする人が多いですよ」 そう語るのは、プロゴルファー・石川遼の父・勝美氏だ。9月19日の「ANAオープン」最終日、ホストプロの石川は通算9アンダーの16位タイで戦いを終えた。大会期間中の17日に30歳の誕生日を迎えたが、30代としての“初陣”を優勝で飾ることはできなかった。 結果は奮わなかったが、ある姿に注目が集まった。「遼くんはいつもホールアウト後の囲み取材で丁寧にプレー内容を振り返るのですが、この日は“17番の第2打を打ってからめちゃくちゃ全身がダルい”と言ってうつむいてしまった。そして顔を上げると目を赤くして泣きながら、“大事なクラブを1本折っちゃったんで……。真っ二つに。みんな大事なクラブなんですが、本当に5番ウッドは信頼していたクラブだったので……”と言葉を詰まらせたんです」(ツアー関係者) 石川は17番のロングホールでティーショットを右に曲げ、木の根元からグリーン方向を狙った第2打で5番ウッドのシャフトが木に当たり“くの字”型に折れてしまったのだ。このホールはパーで上がったが、代償として“相棒”を失った。 とはいえ、なぜ涙するほど後悔したのか。「遼はジュニア時代から成績を残していたので、メーカーさんからゴルフクラブやボールなどの用具をモニターとして提供してもらっていたんです。その時から、『OBを打ってもボールを探さない』『クラブを磨かない』といった“驕り”は絶対にいけないと伝えていました。遼の土台には若い頃からの“道具は無限じゃない”という考えがあるから、人一倍クラブへの思い入れも強いようです」(勝美氏) 特にパターに強いこだわりを持っているという。「ジュニアの頃の話ですが、遼がパターを抱いて一緒に寝ていたこともありました。自分とパターを“一体化させたい”という気持ちでしょうね」 石川は今秋、米ツアーに下部ツアーから再挑戦する意向を示している。勝美氏は言う。「相談? ないですね。口を出すポジションではないですが、たまには相談してもらいたいですね(笑)」“ハニカミ王子”と呼ばれたプロデビューから早14年、大人になった石川の新たな挑戦が始まる。※週刊ポスト2021年10月8日号
2021.09.30 07:00
週刊ポスト
スポーツ保育園で開花?子どもの運動神経は環境しだい?!
スポーツ保育園で開花?子どもの運動神経は環境しだい?!
幼稚園や保育園選びをしていると、さまざまな特色を持った園がたくさんあることに気が付くと思います。小学校お受験に特化している園、宗教で心を育んでくれる園、自然の中でのびのびと育ててくれる園など、ここには書ききれないくらいです。今回は、その中でも「スポーツ保育園」についてまとめてみました。子どもの気になる運動神経は、スポーツ保育園で開花するのでしょうか?スポーツ保育園の気になるカリキュラムそもそも、スポーツ保育園はどのような雰囲気で1日を過ごしているのでしょうか。厳しいイメージもあるスポーツ保育園。自分の子どもが指導についていけるのか、とても不安ですよね。スポーツ保育園の現状を調べてみました。何種類ものスポーツが体験できる!保育園や幼稚園でのスポーツといえば、体操のイメージが強いかと思います。跳び箱やマット運動、縄跳びなど、もちろん小学校に進学しても役に立つ運動ばかりです。しかしスポーツ保育園では、体操だけでなくサッカーやテニス、水泳、野球、バスケットボールなど、さまざまなスポーツを体験できます。もちろんスポーツ保育園それぞれで違いはありますが、何種目ものスポーツをカリキュラムに取り入れているというのは大きな特徴です。習い事では週に1、2回しかできないスポーツを、保育園であれば日常的に取り入れていますので、子どもの運動能力の発達に役立つのは言うまでもありません。運動能力以外の成長も期待できるスポーツばかりして運動神経だけが発達してしまうのでは?と思われるかもしれません。しかし、さまざまなスポーツを通して身に付くのは、運動能力だけではありません。チームワークや上手になろうとする気持ち、負けてもそれを受け入れる心なども培われます。それらは「非認知能力」といい、協調性や忍耐力、自制心など、人間を構成する上で大切な能力です。またこの「非認知能力」は、幼児期に土台が作られるとも言われていますので、スポーツ保育園ではそんな大切な能力を適切な時期に伸ばすことができるというメリットもあります。スポーツ保育園で運動神経が良くなる?もちろん子どもの運動神経の成長も気になりますよね。スポーツ保育園では毎日スポーツをするわけですから、もちろん運動能力の向上は期待してしまいます。そもそも、運動神経はどうやって良くなるのでしょうか?万全の準備で「ゴールデンエイジ」を迎える運動神経の成長で押さえておきたいワードが「ゴールデンエイジ」です。ゴールデンエイジは、9歳から12歳頃の期間です。この時期に神経系の発達がほぼ完成すると言われています。この期間、子どもは見た運動をそのまま習得し、習得した動きは大人になっても身についている「即座の習得」ができると考えられています。そして、その「即座の習得」のためには3歳から8歳頃の「プレゴールデンエイジ」の期間にさまざまな運動体験をしておくことが重要です。特に5歳頃には運動神経が大人の80%まで完成すると言われ、この時期にさまざまなスポーツが体験できるスポーツ保育園は、運動神経の発達に大いに役立つでしょう。子どもにぴったりのスポーツが見つかるかもスポーツ保育園では、上に書いたようにさまざまなスポーツを体験することが出来ます。実は、世界で活躍するトップアスリートたちも幼少期には複数のスポーツを習っていたようです。テニスプレイヤーの杉山愛さんのお母さんが書いた論文の中で、宮里藍さん、錦織圭さん、石川遼さんの親御さんにインタビューをしています。その中で、子どものころのスポーツ体験として、宮里藍さんはゴルフの他に野球やバスケットボール。錦織圭さんはテニスの他に水泳、サッカー、野球。石川遼さんもゴルフの他に水泳、サッカーをしていたと答えています。また、論文の筆者の娘である杉山愛さんも水泳、バレエ、フィギュアスケート、体操を習っていたそうです。スポーツ保育園でさまざまなスポーツに触れる中で、子どもが世界を目指したくなるような種目が見つかるかもしれませんね。どんなスポーツ保育園があるの?では、そんな魅力がいっぱいのスポーツ保育園には、どのような園があるのでしょうか。もちろん、日本全国にさまざまな特色をもったスポーツ保育園があります。ここでは関東と関西からそれぞれ1つずつ、スポーツ保育園をご紹介します。東京都・港区「biima school」総合スポーツ保育園「biima school (ビーマスクール)」は、2020年9月に開園したばかりの新しい保育園です。早稲田大学の教授陣が監修した、21世紀型総合キッズスポーツスクール「biima sports」のプログラムを導入した保育園で、さまざまなスポーツをカリキュラムに取り入れています。また、保育園でありながら、託児という言葉を飛び越えて、幼児教育にも力を入れており、「非認知能力」だけでなく、「認知能力」や「クリエイティブ能力」の3つの能力を高めるために21世紀型教育を導入しています。さらに、国産・無農薬・無添加の手作り給食を提供してくれるのも、親としてうれしいポイントです。▶biima school兵庫県・明石市「ピュアスポーツ保育園」「ピュアスポーツ保育園」は、明石公園や港の近くにある企業主導型の認可外保育園です。複数のスポーツを楽しみながら遊び、運動神経や社会性を育みます。月極め保育の他、一時保育や一日保育もあります。運営している株式会社PURE BALANCEは、トレーナーの派遣やトレーニングジムの運営をしている会社です。そのため、保育園でのスポーツ遊びでも、さまざまな用具を使って楽しそうに運動している子どもたちの様子がブログで見られます。▶ピュアスポーツ保育園おわりに子どもの運動神経の発達に期待ができる、スポーツ保育園。ビシバシとスパルタ教育をしているわけでなく、楽しくスポーツを取り入れた園が多いようです。さまざまなスポーツに努力をすることで、できなかったことができるようになったり、お友だちや先生に認めてもらえたりと、自己肯定力も育むことができます。※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
2021.06.11 10:00
たまGoo!
海外メジャー初戦は苦い結果に終わった渋野(gettyimages)
渋野日向子メジャー予選落ちは「石川遼スイング」への改造失敗
 悩んだ末に2021年の海外メジャー初戦となる「ANAインスピレーション」(4月1~4日・米カリフォルニア州ミッションヒルズCC)に参戦を決めた渋野日向子(22)だが、通算2オーバーの72位であえなく予選落ちした。「渋野はもともと、今年最初のメジャー大会となるANAインスピレーションに出場するか躊躇していた。アメリカで試合に出たあとに日本ツアーに戻ろうとすると、帰国時に2週間の隔離が求められて出場機会が減ってしまう。東京五輪で日本代表になるためには世界ランキングを落とすわけにはいかないが、若手から猛追を受けているため、1試合でも多く出場できるスケジュールを模索していたのでしょう」(担当記者) 結局、渋野は世界ランキングで獲得ポイントの高い米ツアーを転戦することに決めたが、時間を少しでもロスしないために「全米女子オープン」(6月3~6日)と「全米女子プロ選手権」(6月24~27日)までの3か月間、LPGAアジアシリーズに参戦するなど、海外を拠点にすることにした。その初戦で予選落ちとなって、いきなりつまずいてしまった。「帰国後2週間の自主隔離が緩和されれば国内大会への出場を考えるだろうが、現段階では、このまま3か月間の長期遠征になる可能性が高い」(前出・担当記者) 渋野はこのオフからスイングを改造中だが、その成果が出ていない。肩よりグリップが上がらないようにトップの位置を低くし、縦振りから横振りにスイングを変更しているが、弊害も大きそうだ。プロゴルファーの沼沢聖一氏はこう言う。「左へのミスを防ぐ目的があるのでしょうが、クラブヘッドがシャロー、つまり寝た状態で入ってくることでスピン量は減ります。そのうえ前下がりやラフなどライの悪いところでは非常に打ちづらくなってしまうスイングです。硬いグリーンでボールがオーバーするのもスピン量が足りないため。アプローチにダフリのミスが多いのも、まだスイングが固まっていないことと、シャロースイングからくるものだと思います」 新しいスイングは、オフに何度か練習を共にした石川遼(29)のアドバイスがあったとされる。米男子ツアーでは主流になっているスイングだが、この経緯は異例だという。「このオフ、渋野のスイングの基礎をつくってきた青木翔コーチと師弟関係を解消している。渋野としては次のステップに進む気持ちで取り組んだわけだが、通常、スイング改造は特定のコーチのもとで行なうもの。プロが自分で新しい発見をしたとしても、コーチと話し合い、コーチが理論的にしっかり応えるかたちで取り入れていくことが多い。今回の渋野のようなケースはあまり聞かない」(ゴルフクラブメーカープロ担当) イメージ先行で改造していくと、スランプに陥るリスクがあると、前出の沼沢プロも指摘する。「世界を舞台にするプロの場合、ひとりで戦うのは不可能な時代です。世界のトッププロは技術的なコーチや体調管理のトレーナーはもちろん、各種データを集め、メンタルやパッティングの専門コーチまでつける。シーズンを通してチームで行動しないと勝てないといわれています」 国内女子ツアーを見ても、現在賞金ランキング1位の小祝さくら(22)が指導を受けるのは辻村明志コーチ。“辻村軍団”には上田桃子(34)、山村彩恵(28)、松森彩夏(26)、永井花奈(23)などがいる。今年2勝と絶好調の稲見萌寧(21)は奥嶋誠昭コーチの指導を受けている。3年ぶりに「アクサレディスゴルフトーナメント」(3月26~28日)に優勝した岡山絵里(24)も、鈴木愛(26)を指導する南英樹コーチと、このオフに契約を結んだばかり。 2019年に新設された女子アマの世界トップ85人が女王の座を争う「オーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権」で優勝した17歳の梶谷翼は渋野が師事していた青木コーチの門下生だ。コーチと関係を解消して米ツアーに挑戦する渋野とは正反対の選択で成果を出している選手が少なくない。「しっかりとしたコーチをつけずに海外を転々とするスケジュールで、渋野が復活できるか疑問視する声は多い。2019年の全英女子オープンを制したポイントなどが大きく、今のところ東京五輪代表を争う世界ランキングで畑岡奈紗(22)に次いで日本人2番手となっているが、五輪代表は6月28日時点でのランキングをもとに決定される。対象となるのは過去2年間(104週=ランキング凍結期間は除外)だから全英優勝は加味されるとはいえ、直近13週のポイントに重点が置かれる仕組みになっている。成績は古くなるほど減算される。4月以降の成績次第ではランキングが入れ替わる可能性もある」(前出・担当記者) アゲンストの海外転戦で、渋野は復活できるか。
2021.04.09 07:00
NEWSポストセブン
最年少賞金女王を目指す渋野日向子(撮影:藤岡雅樹)
女子ゴルフ 渋野vs鈴木「賞金女王前夜の静かなる火花」
 今季7勝の鈴木愛(25)と、8月の全英女子オープンを制し、女子ゴルフ界のニューヒロインとなった渋野日向子(21)。賞金女王争いは、いよいよクライマックスを迎える。『エリエールレディスオープン』での逆転優勝の勢いそのままに渋野が最年少賞金女王に輝くか、それとも──ノンフィクションライター・柳川悠二氏がレポートする。 * * * 最終戦『LPGAツアー選手権リコーカップ」(11月28~12月1日)の開幕を前に、誰よりピリピリした空気を纏っていたのが、賞金女王レースでトップに立つ鈴木だった。25歳の鈴木は、21歳になったばかりの渋野の成長をひしひしと感じているという。「(初めて同組でまわった3月のPRGRレディスカップの時から)良いゴルフをしていたので、今シーズン、優勝するかもしれないという印象は受けていました。(今季の渋野の活躍は)別に驚きもしなかったですし、こういうふうになるだろうと感じていた部分もあった。日に日に成長しているし、かなり、勢いを感じる選手。残り1%の可能性であっても、1%の可能性で終わらせない運の強さ、引きを持っている。4日間、注意して(ゴルフを)やりたいなと思います」 表情はほんわかしていても、言葉の節々に「負けられない」という第一人者の矜恃がにじみ出ていた。ここまでライバル視するのは、来年の東京五輪でも代表を争う関係にあり、また、前週の『エリエールレディス』(11月21~24日)における直接対決の敗北があるからだろう。 同組で回った最終日。互いにスコアを伸ばしあい、気がつけば優勝争いはふたりに絞られていた。まさかの展開が待っていたのは、17番パー5。渋野のティーショットがビッグドライブとなった一方、鈴木の一打は右の池へ向かい、大きな波紋が広がった。ツーオンを狙った渋野の第2打もあわや池に飛び込む当たりだったが、グリーン左の木の根元付近に止まった。 鈴木にしてみれば痛恨の池ポチャ。このホールをボギーとし、パーセーブに成功した渋野が優勝者となった。スコア提出後、鈴木は固い表情で、渋野と回った1日を振り返った。「別に何も思わないです。自分のプレーに徹していたので。自分も良かったけど、それより彼女(渋野)がスコアを伸ばしただけ」 ラウンド中、お互いにスコアを伸ばせば、「ナイスバーディ!」と声をかけあうものの、会話らしい会話はまるでなし。ホールアウト後もハグすることはなく、握手するだけだった。 それから3日が経過した。決戦の地・宮崎で、改めて鈴木はあの一打を振り帰り、2年ぶり2度目の賞金女王への“欲”を口にした。「それほどミスショットというミスショットではなかったんですけど、結果的に池に入って、惜しくも2位だった。あの負け方は、自分らしくない負け方だった。ああいう負け方をしていなかったら、最終戦はトップ10に入ればいいというか、ぼちぼちでいいやという感じだった。今は(賞金女王を)優勝して決めたいという気持ちがかなり強いです」◆渋野にとって鈴木は「憧れの存在」 今季の女子ゴルフは最終戦に至って盛り上がりが最高潮に達している。その要因は、デビューイヤーながら、国内ツアーで4勝をあげ、さらに8月の全英女子オープンを制した渋野の躍進に尽きる。 飾らない性格と、思ったことをそのまま口に出す“シブコ節”──プレッシャーを笑顔ではねのけるスマイルシンデレラは、瞬く間に国民のヒロインとなった。 ツアー最終戦『リコーカップ』開幕の2日前、開催コースである宮崎カントリークラブに到着すると、コースの入場ゲートに設置された関係者席に、渋野が座っておにぎりを頬張っていた。笑顔で挨拶をかわし、彼女はすぐに練習ラウンドに向かっていく。国内外でおよそ2億円の賞金を獲得し、衆人環視のもとで行動する中でも、こうした自然体を保つのは簡単ではないだろう。 愛媛県松山市で開催されていたエリエールレディスでの戴冠のあと、渋野は松山からフェリーに乗って大分へ向かった。その日の深夜に陸路で宮崎入りし、翌日の午前中には石川遼(28)らとのテレビマッチに参加した。そこから約2時間をかけて神話の里・高千穂町に車を走らせ、ボートに乗って「キヨキヨした(清々しい気持ちになるという“シブコ節”らしい)」という。 疲労を蓄積した中でも、自身の名前にも含まれる「日向(ひゅうが)の国」で、パワースポット巡りを敢行したのだ。渋野は言う。「身体を休めるには、寝るのが一番。でも、宮崎まで来て、ホテルで寝て過ごすのはもったいない! やっぱり、いろんなところに行って、観光名所を回ることで、私は心が穏やかになる。いろんな人に見つかっちゃったけど、写真とかサインとか、求められることはなかったです」 渋野にとって、賞金女王を争う鈴木は、いまだ「憧れの存在」だ。「技術のレベルが違う。まだまだ遠い存在で、ぜんぜん届かないという印象は強い。でも、(初めて一緒に回った)3月から1ミリぐらいは近づけたかな。それは気持ちの部分。攻める気持ちを忘れずにいられたから先週(エリエールレディス)は頑張れたと思う」 渋野は日本女子ツアーで平均パット数と平均バーディ数で1位を誇り、逆転賞金女王に向けてもパッティングがカギを握るだろう。宮崎カントリークラブの傾斜が強いグリーンは高麗芝が特徴で、芝目によってはボールが予期せぬ軌道を辿る。「下りのラインにつけたら、もう大変! ショットでどれだけ距離をあわせられるか……なるべく手前から攻めることが大事になると思います」『デサントレディース東海クラシック』(9月20~22日)で今季国内3勝目を挙げたあと、渋野は今季の目標を一時は「賞金女王」に上方修正した。だが、エリエールの前週に予選落ちを喫したことで、「賞金女王は考えない」「自分のためではなく、応援してくれている人々のために」と心がけ、4勝目を手にした。「狙って勝つ選手が強い選手だとは思う。だけど、私にはまだ……。うん。賞金女王は考えずに、最終戦には臨みます」 賞金ランキングトップの鈴木に対し、渋野はおよそ1500万円差の3位につける。強い意欲を抱く鈴木が2年ぶりの女王に君臨するのか、無欲の渋野が逆転女王に輝くのか。小雨と強風の中、鈴木と渋野の初日がスタートした。
2019.11.28 16:00
NEWSポストセブン
男子ゴルフ新星・金谷拓実は先輩・松山英樹を超えられるか
男子ゴルフ新星・金谷拓実は先輩・松山英樹を超えられるか
 話題の乏しかった男子ゴルフ界に、新星が登場した。国内外の有力選手が出場する「三井住友VISA太平洋マスターズ」(11月14~17日)で史上4人目のアマチュア優勝を果たした、東北福祉大3年の金谷拓実(21)。大学の先輩である松山英樹(27)以来となる8年ぶりのアマ優勝で、「松山の後継者」との呼び声も高い。「金谷は昨年、『アジア・パンパシフィック・アマチュア選手権』で、日本人としては松山以来の優勝を果たし、今年の米メジャー『マスターズ』でも松山に続く日本人2人目となるアマ予選通過。しかも太平洋マスターズでは、松山と同じように、最終日の最終ホールでイーグルを決めて通算13アンダーで優勝と、何もかもが重なって見える」(ゴルフ誌記者) 金谷は現在、世界アマチュアランキング1位で、これも松山以来の快挙だ。その一方で、懸念されるのが「サイズの違い」だ。「松山が181cm、90kgなのに対し、金谷は172cm、72kg。175cmの石川遼(28)よりも小さい。パワー不足で世界と戦えるのか」(ツアー関係者) その心配を金谷と松山、2人の“師”である、東北福祉大ゴルフ部の阿部靖彦監督にぶつけた。「金谷自身、その課題は自覚していて、大学入学時に比べて体重は10kg、飛距離も15ヤード以上伸びています。ただ、松山でさえ米ツアーでは“パワーの差を感じる”とトレーニングをしている。金谷も米ツアーで戦うためには飛距離をあと10~15ヤード伸ばす必要があると分かっている。そこで金谷は、欧州ツアーで実績を積んでから米ツアーを目指す方針です」 金谷は12月に開催される国内ツアー優勝者が集まる「日本シリーズ」には出場せず、「オーストラリアオープン」に出場し、来年の「全英オープン」の出場権獲得を目指すという。「ずば抜けたアプローチとパター、そして向上心。明確な目標を持っているのも松山と一緒。金谷ならできると思います」(阿部監督) 渋野日向子(21)や畑岡奈紗(20)とは同い年にあたる金谷。男子選手として“黄金世代”に名を連ねられるか。※週刊ポスト2019年12月6日号
2019.11.26 16:00
週刊ポスト
石川遼は「ハニカミ王子」と呼ばれた(共同通信社)
ゴルフ「ぽっちゃり王子」銭湯手伝いながら練習の日々で眠い
 今年のドラフトでは、高校野球を沸かせた2人のライバル、佐々木朗希(大船渡)と奥川恭伸(星稜)に注目が集まった。スポーツ界の歴史はこのように、ライバルとして並び称された「ふたり」が何組もいた。それはゴルフの世界にも存在する。 2007年、15歳と245日の最年少記録でプロゴルフトーナメント「マンシングウェアオープンKSBカップ」に優勝し、“ハニカミ王子”の愛称で一躍有名になった石川遼。 その1年後輩で、石川と共に世界ジュニア選手権で日本代表になり“ぽっちゃり王子”として親しまれたのが古田幸希だった。「東北福祉大では、松山英樹の後を継いで主将を務めた。その後、2015年にプロデビュー。今季はレギュラーツアー3試合に出場し、賞金総額は97万7800円。 ゴルフだけでは食えないので、実家のスーパー銭湯を手伝いながら練習に励む日々だそう。風呂の掃除は朝4時から始まるので、毎日眠くて大変だとか。 今年2月には、ジュニア時代のチームジャパンで一緒だった、日本ジュニア2連覇の宮澤亜衣さんと結婚。奮起が期待されています」(ゴルフ誌記者)※週刊ポスト2019年11月8・15日号
2019.11.04 07:00
週刊ポスト
貴景勝や八村ら、全スポーツからラグビー日本代表を選ぶと…
貴景勝や八村ら、全スポーツからラグビー日本代表を選ぶと…
 9月20日にラグビーW杯日本大会が開幕、それに先立ち、8月29日には代表31人が選出された。フィールド上に15人が立つラグビーは、ポジションにより多様な特性・能力が求められる。一方で、競技人口は比較的少なく、“ラグビー向きの才能”が他に流れていると嘆く関係者は少なくない。 では、全スポーツの一流選手から“夢のジャパン”を組んだら──ラグビー取材の第一人者と、1987年の第1回W杯にも出場した元日本代表の“顔”が大真面目に考えた。 まず、ラグビーのポジションは大きく、フォワード(FW=8人)とバックス(BK=7人)に分かれる。スクラムを組むのがFWの8人で、最前列が「左プロップ」「フッカー」「右プロップ」の3人。「フッカー」は最前列からスクラムをコントロールしながら足でボールを後ろに送る。ラインアウトではボールを投げ入れるため、パワーと器用さが求められる。一方、「左右プロップ」は最重量級が並ぶ。 ラグビー、水泳、駅伝から、MLB、NBAまで幅広く取材するスポーツジャーナリスト・生島淳氏は、左プロップに角界の新星・貴景勝(関脇)を選出。「両足が土俵から離れない、地に根が生えたような動きはプロップでしょう。ラグビーの代表は『居住3年以上の外国人』も出場可能なので、ジョージア国籍の大関・栃ノ心やモンゴル国籍の白鵬、鶴竜の両横綱もいいが、一番若くスタミナもある貴景勝が最も有望です。 右プロップは柔道100kg超級の原沢久喜がいいと思う。フッカーはラインアウトも考え、恵まれた体格で器用にボールをコントロールできる田中将大(ヤンキース)を推したい」◆ロックにNBA・渡邊雄太 神戸製鋼で日本選手権7連覇を達成し、日本代表キャップ数30を誇る大八木淳史氏も「左プロップは貴景勝」という意見で一致。「右プロップは体格、身体能力に加え、負けん気の強そうな中田翔(日本ハム)を見てみたい。フッカーには足技も使える柔道から阿部一二三。最近はケガに苦しんでいるが、若くして世界の頂点に立った技のキレは素晴らしい」 続いて「左右ロック」のセカンドロー。ラインアウトでジャンパーとして地上4mの空中戦を繰り広げるため、長身の選手が務める。前出・生島氏がいう。「左ロックは走り高跳びの日本記録保持者・戸邉直人を持ってきましょう。194cmの長身で、跳躍力も申し分ない。右ロックはバスケ日本代表から、206cmの体格でコートを縦横無尽に走り回るNBAメンフィス・グリズリーズの渡邊雄太を使いたい」 現役時代は188cmの巨体でロックとして活躍した大八木氏は、長身の野球選手コンビを提案する。「左ロックを藤浪晋太郎(阪神)、右ロックをダルビッシュ有(カブス)の2m級コンビ。このくらい大きくて動ける選手だとスクラムが安定するし、ラインアウトでのボールキャッチも安心できる」 最後列の側面からスクラムに加わるのは「左右フランカー」。パワーに加え、いつでも飛び出せる俊敏性や持久力が求められるため、別掲図の通り本田圭祐(サッカー)や瀬戸大也(水泳)などスタミナが求められる競技からの人選となった。 FW陣の最後尾に位置するのが攻守の要「ナンバーエイト」だ。生島、大八木両氏は同じ名前を挙げた。日本人初のNBAドラフト1巡目指名を受けた八村塁(ウィザーズ)である。 大八木氏は「現役日本人アスリートを見渡して、運動能力トップは八村。彼しかいない」と太鼓判を押す。バスケ日本代表でも、所属チームでも背番号「8」の八村だが、ラグビーでも「8」の資質があるわけだ。 ここからがBK陣。「スクラムハーフ」はFWとBKのつなぎ役。スクラムにボールを投げ入れ、ナンバーエイトから出てきたらパスやキックで攻撃のリズムを作っていく。的確な判断と素早い動きが求められ、小柄な選手も多い。「スタンドオフ」は司令塔。スクラムハーフからパスを受け、攻撃陣を率いる。「バスケ日本代表のPG富樫勇樹(千葉ジェッツ)がスクラムハーフ。167cmながら素早い動きと戦略眼で大きな相手を翻弄できる。スタンドオフは広い視野で攻撃を組み立てられる久保建英(マジョルカ)でしょう」(生島氏) 大八木氏はスクラムハーフになんとフィギュアスケートの羽生結弦を挙げた。172cm、57kgの細身では不向きに思えるが、「素早い動き、4回転ジャンプを実現する驚異的な運動神経に加え、ケガに強い。何より、スクラムハーフに必要な圧倒的なカリスマ性があります」(大八木氏)と断言。「司令塔のスタンドオフは大谷翔平(エンゼルス)がいい。あの運動神経なら、練習すれば素晴らしいキックもできるはず」(同前) さらにスリークォーターバックスの4人。中央の「左右センター」は、攻撃ではウイングのトライをアシストし、守備では体を張って相手バックスを止める縁の下の力持ち的存在だ。生島氏はこの左センターに大谷を起用したいとする。「視野が広くてクレバーな大型バックスは魅力的です。大谷なら右フランカーとの“二刀流”もいける」 大八木氏は「運動能力に加え、強いメンタルでチームを支えられる」との理由で左センターに格闘技の那須川天心、右センターにテニスの錦織圭を挙げた。◆サニブラウンは右ウイング「左右ウイング」は、味方がつないだボールでトライを狙う。スピードが求められるだけに、陸上のトップ選手が第一候補だ。「桐生祥秀が左ウイング。細かいところに入っていくのでダッシュ力のある桐生を置く。比較的ロングスプリントが多くなる右ウイングは後半の加速があり、200mも走れるサニブラウン・ハキームがいい」(生島氏) 一方で、ラグビージャーナリストの村上晃一氏は「左ウイングには“日本人3人目の9秒台”を出した小池祐貴、右ウイングに桐生。線が細いタイプよりも筋肉質で重心を低くして走れるほうがいい。腰高の選手はタックルに弱い」とし、豊富なスプリンター陣から誰を選ぶかが“贅沢な悩み”になるようだ。 最後方に位置する「フルバック」は防御ラインの最後の砦。キックで陣地を挽回する役割も担う。前回大会では五郎丸歩が務めた。 キック力を重視する生島氏が「サッカーのセンターバックがいい。吉田麻也(サウサンプトン)が適任」とするのに対して大八木氏は、ゴルフの石川遼だという。「今回挙げたメンバーはラグビー未経験者ばかり。だから、今の競技のプレー中の表情や集中力の高め方などを踏まえて選んでいる。石川がラグビーをやったら、パット練習と同じようにキック練習を朝から晩までやるのではないか。それぐらい凄まじい集中力がある」 もちろん、本番のW杯に挑むのはジョセフHC率いる「本物のジャパン」である。“あの選手がいれば……”なんて声が出ないほどの大躍進を期待したい。※週刊ポスト2019年9月13日号
2019.09.03 16:00
週刊ポスト
平成19年の出来事 ハニカミ王子、坂井泉水死去、ささやき女将
平成19年の出来事 ハニカミ王子、坂井泉水死去、ささやき女将
 残りわずかとなった平成の時代。この30年の間にどんな出来事があったのだろうか──。平成19年(2007年)を振り返る。 1月、洋菓子チェーンの『不二家』が消費期限切れの牛乳を使ったシュークリームを出荷していることが発覚。これを機に、各地で食の不正に対する摘発が相次いだ。 6月には北海道の『ミートホープ』による食品偽装、8月には石屋製菓の『白い恋人』が賞味期限を改ざんしていたことが判明。10月には伊勢の名物『赤福』が、『赤福餅』の製造日を偽装していたとして農林水産省より行政指導を受けた。また、高級料亭『船場吉兆』では肉の産地偽装のほか、客が食べ残していた料理を使いまわしていたことも発覚。翌年の謝罪会見時、取締役を務める長男に小声で耳打ちをする名物女将が「ささやき女将」と嘲笑された。 そのほかにも大相撲の八百長疑惑、朝青龍のサッカー問題(仮病疑惑)などもあり、この年、日本漢字能力検定協会が発表した「今年の漢字」上位は「偽」「食」「嘘」「疑」に。 スポーツでは『第1回東京マラソン2007』が開催。ゴルフでは、アマチュアの石川遼選手が初出場の男子ゴルフツアーで15才8か月の史上最年少優勝を達成。「ハニカミ王子」の愛称で一躍人気者に。 就寝中の夫をワインボトルで殴り殺害。切断した遺体を遺棄したとして逮捕されたのは、何の不満もなさそうなセレブ妻。上半身を東京・新宿区の路上に遺棄。下半身を渋谷区の民家の庭に、頭はバッグに入れて町田市の公園に埋めたと供述。年収1000万円超のエリート会社員をブランド好きな妻が高級マンションで殺害するというドラマのような事件をワイドショーは連日報道した。妻は懲役15年の実刑。 芸能界では沢尻エリカが映画の舞台挨拶で「別に…」発言。商品では『ビリーズブートキャンプ』が国内販売総数100万セットとバカ売れ。流行語は「そんなの関係ねぇ」「どんだけぇ~」「どげんかせんといかん」など。■平成19年の主な出来事1月9日 アップル社が初代『iPhone』を発表1月21日 宮崎県知事選にそのまんま東(東国原英夫氏)が初当選2月18日 『第1回東京マラソン2007』開催3月27日 植木等が呼吸不全のため死去(享年80)4月24日 全国学力・学習状況調査が43年ぶりに実施5月20日 15才の石川遼選手が男子プロゴルフツアーで初優勝5月27日 ZARDの坂井泉水が入院先で転落死(享年40)6月30日 消えた年金記録問題で社会保険庁改革関連法が施行7月16日 新潟県中越沖地震が発生。死者15人、負傷者2300人以上7月29日 衆院選で自民党が歴史的惨敗。「ねじれ国会」に8月24日 名古屋闇サイト殺人事件が発生。26日、犯人3名を逮捕10月1日 郵政民営化がスタート11月30日 京都大学の山中伸弥教授らが人工多能性幹細胞(iPS細胞、万能細胞)の作製成功を発表※女性セブン2019年1月17・24日号
2019.01.16 07:00
女性セブン
ゴルフのプロアマ戦 CM契約獲得や結婚に結びつくことも
ゴルフのプロアマ戦 CM契約獲得や結婚に結びつくことも
 男子プロゴルフツアーの今季メジャー第2戦「日本ツアー選手権森ビル杯」(5月31日~6月3日=茨城県・宍戸ヒルズCC)の開幕前日に行なわれたプロアマ戦で、片山晋呉(45)が同伴競技者の招待客に「不適切行為」を働いた“事件”。本来プロ選手は招待客にゴルフの指導をしたり、交流するなどの役割があるが、片山の態度にシビレを切らせた招待客が激怒したのだ。 そもそも、プロゴルフのトーナメント開催には賞金総額の3~4倍の経費がかかる。プロアマ戦とはつまりスポンサー企業への接待のようなものだという。だからこそ今回招待客は怒りを覚え、そして日本ゴルフツアー機構の青木功会長と石川遼選手会長は同日中に招待客に謝罪し、後日片山も直接謝罪し、受け入れられた。 では「接待」を命じられるプロの側は、プロアマをどう見ているのか。最大40組という枠が設けられている以上、声がかかるプロは限られてくる。ある男子プロのひとりは、「正直な話、プロアマには出たい」と打ち明けた。「ランキング上位や歴代優勝者、人気プロなどにしか出場依頼はこないので、プロアマに出られるのは一人前になった証明。それに、本番直前のコースをじっくりチェックできる貴重な機会。進行に支障がない限り、グリーン周りでの練習やパッティングラインの確認をするのは暗黙のルールとして許されているので、非常に有利な条件です」 片山も内心では、そうした慣例に従い“いつもと同じ対応をしたつもりなのに……”と思っているのかもしれない。 ただ、プロアマ出場はプロに8万~10万円ほどの報酬が発生する“仕事”だ。スポンサーに対するサービスを果たした上で、本戦に向けた練習をできるのであれば、プロにとってのメリットも大きいといえる。 また、プロがこんな“役得”に恵まれることもある。「サービス精神旺盛な古閑美保は、かつて同組で回った競技者に気に入られて、スポンサー契約を手に入れた。また、結婚に発展するケースもある。東尾理子と石田純一の出会いもプロアマだった。スポンサーの御曹司と結婚した美人プロもいた。プロアマが縁で、所属契約やCMにありつくケースもある」(ゴルフ誌記者) 一方で、あるベテランプロはスケジュール面での改善点を指摘した。「プロアマは、大会が終わった月曜日に、最終日のピン位置でやるほうがいい。高額賞金がかかった試合のために、関係者が丹精込めてコース状態を仕上げているのに、前日のプロアマ戦でアマチュアがザクッと芝をえぐる。グリーンにスパイク跡やボールマークをつける。そうなると、トーナメントのスコアにも影響が出てきかねない」 別のシニアプロは、「昔の話ですが、普段から高額な賭けゴルフをやっている人なのか、プロアマ中に賭けを持ち掛けられたこともありました。ガラの悪い感じの人も少なからずいて、どんな職業の人なのか心配になったこともあった」と悩みを吐露した。 1982年には年間46試合もあった男子プロだが、現在は年間25試合にまで減少。その一方で、ゲストを丁重にもてなす女子プロの人気は高まり、年間38試合行なわれている。そうした事態を改善するために、青木会長や石川選手会長がプロアマの“サービス改善”に力を入れている最中に起きたのが、今回の“片山騒動”だった。 石川は、「予選落ちした選手がホストを務めるプロアマを、土曜日に開催する」というプランまで提言し、5月末に開かれた第1回土曜プロアマの際は、自身が予選落ちしてしまいホストを務めることになった。 こうした動きには、“そこまでするか”という思いも禁じ得ない。接待ではなく、プロの技で客を呼び、スポンサーにも貢献するプロゴルフ界であってほしい。※週刊ポスト2018年6月29日号
2018.06.19 16:00
週刊ポスト
片山晋呉に激怒した「プロアマ」招待客はどんな人物か
片山晋呉に激怒した「プロアマ」招待客はどんな人物か
「ゲストの面倒を見るのがプロの役目だろう!」──グリーン上でそんな“叱責”が向けられた相手が日本ツアー通算31勝、賞金王に5度輝いた永久シード選手・片山晋呉(45)だったというのだから、あまりに異様な状況である。 男子プロゴルフツアーの今季メジャー第2戦「日本ツアー選手権森ビル杯」(5月31日~6月3日=茨城県・宍戸ヒルズCC)の開幕前日に行なわれたプロアマ戦で、片山が同伴競技者の招待客に「不適切行為」を働いた“事件”だ。 プロアマ戦では、大会に出場するプロが、招待されたアマチュアのゲスト3人とチームを組んで団体戦を競う。競技は、コースの複数個所から各組が一斉にスタートするショットガン方式で始まった。ゴルフ担当記者が語る。「片山を含む組は13番ホールからスタート。最初のホールを終え、ゲストたちが14番へ向かおうと歩き始めるなか、片山だけが13番グリーンでパットの練習を続けていた。なかなか動こうとしない片山にシビレを切らせた招待客の一人が、次のホールへ来るように促したところ、片山が“まだ前の組が詰まっているじゃないですか”と返したというのです」 この招待客が激怒し、そのままクラブハウスに引き上げて「青木(功)会長を出せ!」と猛クレームをつける騒動になったという。この招待客とは何者だったのか。ある放送関係者が打ち明ける。「大会のメインスポンサーである森ビルの招待客で、都内に事務所を構える会社の経営者だそうです。開催コースのメンバーで、腕に覚えのあるプロアマの常連でもありました。片山は過去にもポケットに手を入れたまま話をしたり、プロアマに練習器具を持ち込んでプレーしたこともあるという。さすがに片山の態度が腹に据えかねたのでしょう」 日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長と石川遼選手会長は同日中に招待客に謝罪した。「片山は、招待客の一人が激怒してからも、残り2人のゲストと最後までプレーしていました。後日、片山は途中でプレーをやめた招待客本人の会社を訪ねて直接謝罪もしています。冷静になった相手もこれを受け入れたようです」(同前) JGTOは大会終了の3日後、青木会長名で〈片山プロに対する懲戒・制裁の要否等を決定したい〉〈選手会と一体となって、早急に再発防止策を講じる〉などとする文書を発表する異例の対応を見せた。※週刊ポスト2018年6月29日号
2018.06.18 07:00
週刊ポスト
ゲン担ぎ実例集 石川遼、浅田真央、白鵬、野村克也らの場合は
ゲン担ぎ実例集 石川遼、浅田真央、白鵬、野村克也らの場合は
 アスリートや俳優、角界でもゲン担ぎをしている人は多い。そのほか業界にまつわるゲン担ぎもさまざまある。やっぱり効果があるとしか思えない…。そんな著名人のゲン担ぎを紹介する。◆プロゴルファー・石川遼 ツアー最終日には赤いウエアパンツ ◆プロゴルファー・横峯さくら トーナメント中は「金色のネイル」 ◆元フィギュアスケート選手・浅田真央 左足からシューズを履き、左足からリンクに入る。 試合直前にラベンダーオイルを手首に塗る。◆横綱・白鵬(土俵での仕切り制限時間いっぱいの場面で)小走りで塩を取りに行き、汗を拭うタオルを左手で受け取り、土俵に戻る前に花道の奥にいる付け人と目を合わせる◆元プロ野球監督・野村克也 勝ち続けると下着を替えない 楽天監督時代は真っ赤なパンツを3日間はき続けた 監督時代(南海・ヤクルト・楽天)の背番号は「19」「73」「82」でどれも足すと「10」になるような番号を選んでいた ◆俳優・佐々木蔵之介 舞台に立つ時は「赤いパンツ」 ◆力士・石浦 勝っている間はヒゲをそらない ◆小結・琴奨菊 両手で交互に尻を叩きながら塩を取りに行き、土俵に向き直ったところで上半身を大きくのけぞらせる(通称・琴バウアー)※女性セブン2018年1月18・25日号
2018.01.12 16:00
女性セブン
女性セブン2017年32号当該記事のみ使用
横田真一プロ、地獄の時代に妻・穴井夕子の叱咤激励で復活
 プロゴルファーの松山英樹(25才)が、東北福祉大学ゴルフ部時代の後輩である一般女性と今年の1月に入籍していたことを発表。更に7月には第一子も誕生した。 プロアスリートの妻は大変な責務があると言われるが、アメリカツアーを回る松山の妻ともなればなおのこと。そして、ゴルファーは体が資本のため「体調管理」も妻の大切な役割となってくる。家を離れている時は食事を管理できず、日頃からの意識づけが必要となる。2000年に横田真一プロと結婚したタレントの穴井夕子(43才)が言う。「夫は体調維持のために腸内環境をよくする食事を大切にしているので、調味料などは無添加で揃えて、最近では低温調理などで工夫しています。また大豆から自家製のみそを作ったり、ジャムを手作りしています」 厳しい勝負の世界だけに、妻のメンタルサポートも重要だと語るのは、ある人気プロゴルファーの妻・A子さんだ。「ウチの夫は成績がよくても悪くても態度が変わらないので助かっていますが、その代わり私も常に態度を変えないよう心がけています。『どうしてあんなプレーをしたのか』と私がイライラすることもあるけど、その愚痴は友達にぶつけて主人の前では笑顔でいます(笑い)」(A子さん) 結婚後、穴井夫婦が最もつらかったことは、2006年に横田が手首の不調などからシード権を失ったことだろう。シード権とは、翌シーズンのツアー出場権のことで、これを失うと予選から試合に出場しなければならず、苦しい戦いが続く。プロゴルファーにとってシード権のあるなしは、天国と地獄といっても過言ではない。「一度シード権を失うとなかなか主戦場に戻るのは難しい。主人は『終わってしまった。無職になった』と大きなショックを受けていました。食べることが大好きな人なのに『スーパーのランクを落としていいよ』と言ってきたのは驚きました」(穴井) 収入減に備えて、夫の唯一の趣味だった車を数台売却。穴井は落ち込む夫を叱咤激励し二人三脚で復活を目指した。「夫が石川遼くんのサイン入り帽子を嬉しそうに飾っていたので、『パパ、一応先輩だよね』と発破をかけたこともありました。お陰様で翌年にシード権を再取得し、2010年のキヤノンオープンで復活優勝を遂げた時は夢のようでした」(穴井) ゴルファーの妻は何かと気苦労が多いが、松山夫婦なら乗り越えられると、松山の恩師である東北福祉大学ゴルフ部の阿部靖彦監督は力を込める。「松山はゴルフとプライベートの区別がはっきりしている。奥さんも経験者でゴルフは詳しいけど、『何であんなショットするの?』とは絶対に言いません。夫婦でゴルフの話をしないことも、松山のプレーにいい影響をもたらすでしょう」 日常生活以外でも妻の仕事は多い。別のプロゴルファーの妻・B美さんが言う。「日本のゴルフ界はスポンサーさんがいて成り立っています。試合がない休日でもスポンサーさんとラウンドをしたり、食事をしたりする必要がある。もちろん妻も同行して挨拶回りします。正直、あまりガラのよくないかたもいらっしゃって怖いときも多いんですが、常に笑顔を絶やさないようにしています」 お礼状や時候の挨拶の手紙書きも妻の仕事だ。B美さんは500枚の年賀状を手書きしたこともあるという。「他にも契約メーカーから毎月もの凄い数の新商品が届きます。最初は『ラッキー!』なんて思っていたけど、メーカーにとって選手は広告塔であり、常に最新のウエアを着る必要があって、間違って古いウエアを身につければクレームが入ります。服装などの管理は怠れません」(B美さん)※女性セブン2017年9月7日号
2017.08.27 07:00
女性セブン
宮里藍「潔すぎる引退」で悪目立ち ジャンボ、中嶋常幸に批判も
宮里藍「潔すぎる引退」で悪目立ち ジャンボ、中嶋常幸に批判も
 電撃引退会見を開いた宮里藍(31)の国内引退試合となる可能性が取り沙汰された「サントリーレディスオープン」(兵庫・六甲国際GC)は、警備員が2倍に増員されるなど開催前から異例の盛り上がりを見せ、最後の“藍ちゃんフィーバー”に沸いた。その余波を思わぬ形で受けてしまった人がいる。「現役を続けようと思えば続けられるはずの藍ちゃんがあまりに潔く引退を決めたことで、男子ツアーの“引き際の悪いベテラン”が目立ってしまっているのです」(日本ゴルフツアー機構関係者) 男子ツアーでは6月1~4日にメジャー大会「ツアー選手権森ビル杯」(茨城・宍戸ヒルズCC)が開催された。男子プロの日本一を決める大会で関係者の注目を集めたのは、優勝した南アフリカのショーン・ノリスではなく、尾崎将司(70)と中嶋常幸(62)だった。 尾崎は通算18オーバーで122位タイ、中嶋は同14オーバーで115位タイと、「永久シード」を持つ2人は揃って予選落ち。「永久シードはツアー25勝以上の選手に与えられます。2人の他に青木功(74)、倉本昌弘(61)、尾崎直道(61)、片山晋呉(44)と亡くなった杉原輝雄さんの7人が獲得してきた。獲得すればほぼすべてのトーナメントに優先的に参加できますが、尾崎と中嶋はとりわけ出場に熱心な一方、近年は成績が芳しくない。 メジャー大会のツアー選手権に尾崎は過去10年間で9回出場し、予選落ち5回、棄権4回。中嶋は10回すべてに出場し、予選落ち5回、棄権2回です。ルールで認められた権利とはいえ、彼らが出ればマンデートーナメントから出場権を狙う若手プロの枠が減ってしまうわけです」(同前) 辛口評論で知られるゴルフ評論家の菅野徳雄氏はベテラン勢を手厳しく批判する。「尾崎も中嶋もゴルフ界の功労者に間違いありませんが、今の状態は問題でしょう。実力が伴っているうちはいいが、出場しても最下位や棄権ばかりでは、永久シードなんて廃止してしまえという話になってくる。ゴルフ界を盛り上げるならジュニア指導やシニアのツアーに出場するなど方法はあるはず。亡くなった杉原さんはシニアのツアーで観客を沸かせていました」 松山英樹(25)や石川遼(25)ら若手が米ツアーを主戦場にするなかで「スポンサーは今でも集客力はAON(青木・尾崎・中嶋)頼みと思っている」(広告代理店関係者)といい、底堅い人気はあるようだが、藍ちゃんフィーバーで巻き起こった批判に抗いきれるか。還暦を過ぎたレジェンドたちにアゲンスト(向かい風)が吹いている。※週刊ポスト2017年6月23日号
2017.06.16 07:00
週刊ポスト

トピックス

ご体調への不安が募る(写真/JMPA)
雅子さまと愛子さま、“ポツンと一軒家”の孤独感 閉ざされた御所での巣ごもり生活
女性セブン
SNSでも話題の「佐賀大学お嬢様部」に直撃
佐賀大学“お嬢様部”の活動実態を直撃取材!「お嬢様の定義をお教えしますわ」
週刊ポスト
1980年、田中派の総会で挨拶をする田中角栄(写真/共同通信社)
鉄の結束を誇った田中角栄軍団、「みんな田中ファン」指導力に心酔した議員や秘書たち
週刊ポスト
今は「芸人部署」に所属している久代萌美アナ
久代萌美、亀井京子アナも 女子アナ獲得の吉本、テレ東のエースアナにも注目
NEWSポストセブン
公務に邁進されている(6月、東京・港区)
佳子さま「公務に積極的」になられた背景に「皇籍離脱」「結婚」か
女性セブン
亜希
亜希 陰から見守る元夫・清原和博と息子達との「父子鷹」
NEWSポストセブン
小室圭さんと眞子さん
小室圭さん妻・眞子さんがNYで行きつけのスーパーから見えてきた“妻の気遣い”「日本でいえば『成城石井』」 
NEWSポストセブン
披露宴での志摩ノ海と元関脇・逆鉾の長女・清香さん(時事通信フォト)
故・逆鉾の長女が結婚で後継者確定も名門・井筒部屋再興への“高いハードル”
週刊ポスト
クルマ、ギター、アート、スケートボードにもこだわる
長瀬智也、英国のバイク誌に登場 悠々自適な暮らしに「所ジョージ化している」の声
女性セブン
京都の街を歩く舞妓のイメージ(写真/イメージマート)
元舞妓の〈16歳飲酒〉〈お風呂入り〉告発に、花街関係者も衝撃「未成年飲酒には厳しく対応しているはず」
NEWSポストセブン
結婚し、日本メディアが情報をキャッチしづらいNYで、デイリーメールが追跡取材(写真/JMPA)
小室圭さん・眞子さん夫婦が「離婚で終わったとしても…」英デイリー・メールが報じた「茨の道」
NEWSポストセブン
不祥事を理由に落選したはずなのに、比例で復活されては…(左は塚田一郎氏、右は中川郁子氏/写真=共同通信社)
「不倫路チュー」「USBは穴に…」失言・不祥事で落選しても比例復活するゾンビ議員たち
週刊ポスト