津川雅彦一覧

【津川雅彦】に関するニュースを集めたページです。

6月はジューンブライド 昭和、平成、令和のビッグカップルの結婚式
6月はジューンブライド 昭和、平成、令和のビッグカップルの結婚式
 6月に入り、ジューンブライドを逃すまいと結婚式を挙げるかたも多いのではないでしょうか。過去を振り返ってみると芸能界でも豪華絢爛で盛大な結婚式が開かれてきました。『女性セブン』が過去におさめてきた歴史に残る結婚式の数々を懐かしみながら、幸せを分けてもらいましょう。●神田正輝(71) 松田聖子(60)1985年 郷ひろみと婚約寸前で破局となった彼女が選んだのは11才年上の共演俳優。郷との破局から5か月での結婚は、“聖輝の結婚”と騒がれた。●三浦友和(70) 山口百恵(63)1980年「この人の妻と呼ばれることに喜びと誇りを感じます」と潔く引退を決意した百恵さん。“ゴールデンコンビ”と呼ばれたふたりの結婚を日本中が祝福。●故・内田裕也さん(享年79) 故・樹木希林さん(享年75)1973年 当時、悠木千帆の名前で活動していた彼女は、結婚後に改名して「樹木希林」という名前に。ペアルックで臨んだ仏前挙式では手には数珠を提げて臨んだ。●故・朝丘雪路さん(享年82) 故・津川雅彦さん(享年78)1973年 不倫の恋と呼ばれたふたりは、何度も結婚の噂が出るたびに、否定をしてきたが結婚。晩年は、朝丘が2018年に亡くなると、その4か月後に津川も後を追うようにこの世を去った。●吉永小百合(77) 岡田太郎さん 1973年 人気絶頂の吉永が15才年上のフジテレビディレクター(当時)と入籍したことでサユリストの間では騒動に。この結婚に関して彼女の両親は頑なに結婚を認めなかった。●桑田佳祐(66) 原由子(65)1982年 大学時代からの音楽仲間とプロになりそのまま結婚。ファン2000人を招待するという異例の式となり、会場は関係者を含めて2300人でごったがえした。●布袋寅泰(60) 今井美樹(59)1999年 ハワイで挙式後、東京・青山のウエディング会場で披露宴。「これからもよろしく!と笑顔で申し上げる次第でございます」とコメント。●五木ひろし(74) 和由布子(63)1989年 昭和天皇のご病気で延期したが、7か月後無事に挙式。着物モデルの仕事で知り合い、7年後の再会で恋に落ちた。●小室哲哉(63) KEIKO(49)2002年 招待客は700人、ウエディングケーキは2m、総額5億円のド派手式は小室にとっては再々婚。テレビ中継され、視聴率は15.5%を記録した。●郷ひろみ(66) 大根田名美さん 2000年「23時間55分は郷ひろみだけど、5分間は原武裕美」、「原武裕美は結婚しても、郷ひろみは結婚しない」との名言を残し、ニューヨークのアルマーニブティックの店員だった彼女と結婚。●小栗旬(39) 山田優(37)2012年 ドラマの共演をきっかけに急接近したふたり、結婚報告会見で山田が、何卒を“なにそつ”と読み間違えたことが話題となった。そして、今年結婚10周年を迎えた。●リン・チーリン(47) EXILE AKIRA(40)2019年 台湾の国民的女優との結婚は、現地では“格差婚”として報道された。彼女は、今年1月31日47才で第1子を出産し、ママの顔も持つこととなった。●DAIGO(44) 北川景子(35)2016年 北川が“1”が好きという理由で1月11日11時11分に入籍。結婚発表会見ではプロポーズの言葉について「“KSK”。(K=)結婚(S=)して(K=)ください」とDAI語だったことが明かされた。●杏(36) 東出昌大(34)2015年 NHKの連続テレビ小説『ごちそうさん』での共演をきっかけに結婚したが、東出の“匂わせ不倫”が発覚し離婚。代償の大きすぎる不倫として話題となった。●ソン・イェジン(40) ヒョンビン(39)2022年 大ヒットドラマ『愛の不時着』で恋人役を演じた後は、何度も交際報道を否定してきたふたりだが、2月に電撃結婚。世界中から祝福の声が寄せられた。●藤原紀香(50) 片岡愛之助(50)2016年 世界遺産の京都・上賀茂神社で挙式。出会いのきっかけは、藤原が主演していたミュージカルを片岡が見に行ったことから交際に発展した。写真/女性セブン写真部※女性セブン2022年6月16日号
2022.06.04 16:00
女性セブン
津川雅彦さんが過去に語ったことを振り返る(時事通信フォト)
津川雅彦さん プレイボーイとしての使命感と男になれなかった瞬間
 1969年創刊の『週刊ポスト』。当時の名物コーナーが「衝撃の告白」だ。銀幕のスターや渦中の人物が赤裸々に語る同コーナーは、タイトルどおり衝撃的な証言が次々と飛び出し、当時大きな話題となった。1971年4月23日号に名優・津川雅彦が登場。1973年に朝丘雪路と結婚し“おしどり夫婦”として知られた津川だが、当時はまだプレイボーイと見られていた。津川が語った言葉とは……。「プレイボーイといわれるのなら、それらしくふるまわねばならん」 両親、兄が俳優という芸能一家に生まれた津川雅彦は、早稲田大学高等学院在学中の1956年に日活『狂った果実』で一躍スターになった。 サービス精神の強い津川は、石坂浩二と婚約したばかりの浅丘ルリ子との噂について「真相はなんにもありはしない」と語るも、数か月前にドラマで再会した時に「色っぽくなった彼女にモーションをかけないでいるのも、プレイボーイとしては不本意だ」と妙な使命感に駆られたと告白。だが、石坂から嫉妬された彼は方向転換する。「パンツ一枚で女優部屋にとびこんだりして、翌日、石坂氏に、『津川さんは、あまりにもおとなげない』といわれたりしたが、これこそプレイボーイの思うつぼだ」 よくわからない思考に陥っていた津川は懺悔した。「男になりたい、そう願いながら、オレは女のなかで結局は男になれなかった」 2年後の1973年4月26日、津川は朝丘雪路と婚約を発表。2人はおしどり夫婦となり、40代以降に『マノン』『マルサの女』など代表作を生んだ津川は、朝丘との結婚生活で男となった。構成・文/岡野誠【※本特集では現在の常識では不適切な表現が引用文中にありますが、当時の世相を反映する資料として原典のまま引用します】※週刊ポスト2021年8月27日・9月3日号
2021.08.26 16:00
週刊ポスト
福山雅治登場、江口洋介は前後編 『古畑任三郎』第3シリーズ犯人名鑑
福山雅治登場、江口洋介は前後編 『古畑任三郎』第3シリーズ犯人名鑑
 ドラマ史に残る名作はたくさんある。中でも、4月に静かに亡くなった田村正和さん(享年77)の代表作『古畑任三郎』(フジテレビ系)は、多くの人に強い印象を残した名作ではないだろうか。 スペシャル版も含めて約12年にわたり人気を博したこのドラマの見どころの1つが、シリーズを重ねるごとにパワーアップする豪華な犯人たち。そこで今回は、第3シリーズのストーリーと犯人を一挙にご紹介しよう!!・第1話 「若旦那の犯罪」松本幸四郎(48才) 人気落語家(松本幸四郎)が兄弟子の二つ目のネタを盗み殺害。自殺に見せかけるが……。古畑に信頼を置かれる優秀な部下・西園寺(石井正則)が今泉と並んでレギュラーとなった1作目。・第2話 「その男、多忙につき(忙しすぎる殺人者)」真田広之(60才) メディアプランナー(真田広之)はクライアントの都議会議員を殺害しながら、アリバイ工作のために電話で秘書と打ち合わせを行う。副題は映画『その男、凶暴につき』のもじりといわれている。・第3話 「灰色の村(古畑、風邪をひく)」松村達雄(享年90) 映画『男はつらいよ』などに出演した名バイプレーヤーが登場。寒村で起きた、村長(松村達雄さん)をはじめとする村ぐるみの犯罪を描いた。ラストには当時田村さんが出演していたCMのキャッチコピーが使われる“粋”も。・第4話 「アリバイの死角(古畑、歯医者へ行く)」大地真央(65才) 古畑自身が、歯科医院の院長(大地真央)による殺人事件のアリバイに利用され、証人になってしまうという変化球の作品。宝塚出身の大地の男装シーンは現役時代を彷彿とさせた。・第5話 「古い友人に会う(再会)」津川雅彦(享年78) 古畑の同級生であり、小説家(津川雅彦さん)の殺人計画を食い止めた、シリーズ初の殺人未遂に終わった回。第1シーズン1話の中森明菜が飼っていた犬が再び登場する。・第6話 「絶対音感殺人事件」市村正親(72才) 絶対音感を持つ指揮者(市村正親)による、転落死に見せかけた愛人殺し。当時テレビドラマにあまり出演していなかった市村が出演することが話題に。・第7話 「哀しき完全犯罪」田中美佐子(61才) 大雑把な性格の女流棋士(田中美佐子)は、自分を口うるさく束縛する几帳面な夫を殺し、偽装工作する。だがその工作にも雑さが災いする。アリバイ崩しより、犯人への共感性が色濃く出た作品。・第8話 「完全すぎた殺人(頭でっかちの殺人)」福山雅治(52才) 車いす生活を送る化学者(福山雅治)は元恋人と婚約した親友を殺害。犯人の冷徹なキャラクターや緻密に計画された完全犯罪が、前話とは対照的に描かれていた回。当時30才ながら、福山の色気に引き込まれたファンも多い。・第9話 「雲の中の死(追いつめられて)」玉置浩二(62才) 飛行機内で、西洋美術研究家(玉置浩二)が誤って愛人を死なせてしまう。古畑は事件に参加せず、部下の西園寺が犯人を突き止めた希有な回であり、『間違われた男』に続くコメディー要素の強い回になった。・第10・11話 「最後の事件・前編 後編(最も危険なゲーム)」江口洋介(53才) シリーズ唯一の前後編。リーダー(江口洋介)率いるテログループによる「電車ジャック事件」。シリーズを締めくくるように、歴代の犯人の写真が作中で使われたり、過去回に登場した役者が再演するなど豪華な演出に。※女性セブン2021年6月24日号
2021.06.15 19:00
女性セブン
「心に染み入る辞世の言葉」を、映画評論家の秋本鉄次氏が紹介 (C)伊丹プロダクション
心に染み入る映画の中の「辞世の言葉」『万引き家族』『大病人』ほか
 最後の別れを前にして、愛する人に伝えたい気持ちがある。名優たちのセリフには、演技を超えた万感の思いが込められている。銀幕で描かれた「心に染み入る辞世の言葉」を、映画評論家の秋本鉄次氏が紹介する。「死亡通知をくどくど書くな」『わが母の記』(2012年、松竹)より監督:原田眞人 出演:役所広司、樹木希林、宮崎あおい【あらすじ】小説家の伊上洪作(役所広司)は、父が死去したことから母・八重(樹木希林)を引き取る。幼少から離れて暮らしていたために疎遠だったが、生活を共にしていくなかで、母の愛に気づかされていく。「劇中で父の描写は少ないですが、これは父の最期の言葉でした。晩節を汚さないという意思に満ちた言葉として、洪作はきっと記憶の片隅にある威厳のある父の姿を思い起こしたはずです」(秋本氏)「アンタはいい奴だ」『大病人』(1993年、東宝)より監督・脚本:伊丹十三 出演:三國連太郎、津川雅彦、木内みどり【あらすじ】余命1年と宣告された俳優兼映画監督の向井(三國連太郎)は、動揺を抑えきれず自暴自棄になっていく。しかし、敵視していた医師の緒方(津川雅彦)と次第に打ち解け合い、やがて向井は自らの死に向き合っていく。「死を前にすると、醜いまでに生への渇望をあからさまにする人はいます。しかし、この作品では医師が患者と併走する仲間として描かれ、最期には患者が感謝の言葉を口にします。自分もこうありたいと思わせてくれます」(秋本氏)「よく見るとキレイだね。カオ」『万引き家族』(2018年、ギャガ)より監督・脚本:是枝裕和 出演:リリー・フランキー、安藤サクラ、樹木希林【あらすじ】祖母(樹木希林)の年金を頼りに暮らす一家。足りないものは万引きでまかなうほどの窮乏ぶりだが、なぜか一家に笑いは絶えない。しかし、ある事件をきっかけに、仲の良い家族の秘密が明るみに出ていく。「信代(安藤サクラ)の顔をまじまじと見て出てきた樹木希林さんのセリフです。余計な期待のない分、家族より血のつながらない相手の方がいい、というような希林さん流の考え方が、役ににじみ出ている気がします」(秋本氏)取材・文/小野雅彦※週刊ポスト2021年6月11日号
2021.06.05 16:00
週刊ポスト
『青天を衝け』で北大路欣也が話題 ユニーク解説者は過去の大河でも
『青天を衝け』で北大路欣也が話題 ユニーク解説者は過去の大河でも
 吉沢亮が渋沢栄一を演じ、話題を集めているNHK大河ドラマ『青天を衝け』。北大路欣也(77才)演じる徳川家康が冒頭、物語を“解説”する役割を担っている。一風変わった解説者ぶりにSNSでも話題を集めているが、こうしたユニーク解説者は今回が初めてではなかった。時代劇研究家でコラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * * 大河ドラマ『青天を衝け』、第一話の冒頭、突如、北大路欣也の徳川家康が出てきてカメラ目線で「こんばんは、徳川家康です」と挨拶したのには、たまげた。こんばんはって。大御所様ったら。しかも、第二話でも「鎖国してたね、なんて言われますが」と地図など広げながら、一人芝居のような熱演でまたビックリ。 家康登場には、ドラマの主人公である渋沢栄一が、東照大権現様(家康)の教えを大事にしていたこと、ややこしい幕末の情勢を家康の解説により、わかりやすく伝えようという意図があるらしい。確かに「勤皇」「佐幕」「攘夷」など、さまざまな志や主張を持つ人物や藩が入り乱れて、幕末ものはわかりにくいとも言われる。諸外国の事情もからんでくるし、解説があるのはありがたい。 実はこれまでにも大河ドラマには、ユニークな「解説者」が登場している。中には言いたい放題の解説者もいて、毎回驚かされた。 1995年の大河『八代将軍吉宗』の近松門左衛門(江守徹)。劇作家の近松は、五代将軍綱吉(津川雅彦)の時代は元禄文化全盛で活躍できたが、質素倹約路線の吉宗(西田敏行)が将軍になると、途端に締め付けが厳しくなって文句たらたら。そこでドラマとはまったく別の部屋にいる近松は、「頭の固いお役人に、一泡吹かせようと…」出てきたのである。 江守といえば、大河ドラマ『元禄太平記』で堂々たる大石内蔵助を演じた名優である。活舌抜群、押しの強さも人一倍。経済問題に苦慮した吉宗の事情について、「さて、この年は豊作なれど、皮肉にも米が余り、値がどんどん下がり申した。いわゆる豊作貧乏でござる」と声を出し、時にパネルは出すわ、表を持ち出すわ。名解説を繰り広げた。 2000年には『葵 徳川三代』の解説に水戸光圀(中村梅雀)が登場。ドラマで自分の祖父にあたる徳川家康(津川雅彦)が、天下取りの仕上げに鼻をふくらませて奮闘する最中、光圀は、真っ赤な着物に渦巻き柄の羽織など、派手ないでたちでドラマと関係なくお陽気に出てくる。「当時の諸大名の勢力を石高別に披瀝いたさん」と、壁のランキング表を見せ、「第四位は金沢84万石前田利長…」と示しながら、「そして、ぶっちぎりの第一位は、もうおわかりですな。ジャッジャジャジャーン!! 江戸260万石徳川家康公にござります」とニカーっと笑顔だ。 さらに水戸光圀といえば、『水戸黄門』として家臣の助さん格さんを引き連れての世直し旅で親しまれた人物。なんとこの解説でも助さん格さんのモデルといわれる介三郎と覚兵衛が。演じていたのが鷲尾真知子、浅利香津代、ふたりの女優で世間をあっと言わせた。『八代将軍吉宗』も『葵 徳川三代』も脚本はジェームス三木。おそるべき解説魂である。 なお、幕末の大河では、1998年『徳川慶喜』で、慶喜(本木雅弘)をよく知る町火消し「を組」の頭の女房おれんがいい味を出した。江戸っ子言葉で解説をするおれんにかかれば、西郷隆盛と勝海舟が会談し、江戸城無血開城が決まった劇的な出来事も「手打ちになったってわけだ」となる。庶民目線が新鮮だった。『青天を衝け』では、今後、芝居心たっぷりの家康がどう解説してくれるのか。北大路家康は、なんだかうれしそうだし、次に何をしてくれるのか?楽しみになってきた。
2021.02.24 07:00
NEWSポストセブン
隅田川花火大会の中止、独自路線テレ東が名を挙げるチャンスか
隅田川花火大会の中止、独自路線テレ東が名を挙げるチャンスか
 7月11日に予定されていた東京の夏の風物詩、隅田川花火大会の中止が決まった。東京五輪のために日程をずらしたが、新型コロナウイルス感染拡大で開催断念に追い込まれた。 同大会の協賛企業であり、毎年独占生中継するのがテレビ東京。テレビ各局が収録やロケの休止で編成に苦しむなか、同局は定番の人気コンテンツをまたひとつ失い、その打撃は大きい。 だが、「これはむしろテレ東が名を上げるチャンス」とするのはコラムニストの石原壮一郎氏だ。「他の局がやらない独自路線がテレ東の真骨頂。どんな独特な穴埋めになるのか、今から楽しみです。毎年、総合司会を務める高橋英樹さんが局の屋上でひとり線香花火をやっている絵も面白いかもしれないし、今夏は他の花火大会も中止になる可能性があるのだから、過去の隅田川花火の“名場面集”もいいんじゃないですか。すでに各局が過去のドラマなどで枠を埋めていますが、花火大会の“再放送”となれば話題になるでしょう」 2013年の大会当日、ゲリラ豪雨に襲われるなか、フリーになったばかりの高橋真麻が浴衣姿でずぶ濡れになりながら実況するなど、たしかに“名場面”は色々とありそう。「過去42回の放送のゲスト出演者も多彩なメンバー。今年の“主役”の一人である小池百合子都知事や、近年亡くなった樹木希林さん、津川雅彦さん、梅宮辰夫さんらの出演シーンを振り返るなど、いろんな見せ方ができるはず」(制作会社関係者) テレ東は「中継に代わる番組は未定です」(広報局)と答えるのみだが、どんな“花火”を打ち上げるか注目だ。※週刊ポスト2020年5月1日号
2020.04.22 07:00
週刊ポスト
あああ
沈黙を破ってマスコミに登場した杏が、あのこと以外に語ったこと
 夫の東出昌大(32才)の不倫報道後、沈黙を守ってきた杏(33才)が初めて公の場に姿を現した文化庁主催の「文化プログラム参加促進シンポジウム」。彼女の胸の内を窺い知ることができそうな、この日の発言を採録する。 * * * 杏が出席したのは文化庁主催の「文化プログラム参加促進シンポジウム」。このシンポジウムは、東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に、日本文化の魅力を発信する文化プログラムへの参加を促すもの。第一部は主催者を代表して宮田亮平文化庁長官が挨拶し、その後は文化庁、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、東京都それぞれの担当者が、今年から本格的に始まる文化プログラムについてプレゼンテーションを行なった。 読者の中には、なぜオリンピック・パラリンピック競技大会と文化プログラムが関係があるのか、首をかしげる人が少なくないかもしれない。その答えは、近代オリンピックの祖である教育思想家のクーベルタン男爵が掲げたオリンピック憲章に<オリンピズムはスポーツを文化、教育と融合させ、生き方の創造を探求するものである。>という記述があるため。日本が初参加した1912年のストックホルム大会からスポーツのみならず文化プログラムも同時に実施されてきた。この動きが活発になるのは、2012年のロンドン大会からのこと。東京大会でも、どのような文化プログラムが楽しめるかを各国から注目しているところ。たとえば後述する「日本博」は故・津川雅彦氏を座長とする「日本の美総合プロジェクト懇談会」の中で提唱され、開催に至っている。 こうした背景や、現在の取組を発信し、機運醸成のために企画されたのが「文化プログラム参加促進シンポジウム」。そのスペシャルゲストとして杏が招かれた。2020年は、文化に触れる良いチャンス 肩肘張らずに日本の文化に触れよう 杏が参加したのは、イベントの第二部のトークセッション。壇上には、宮田亮平文化庁長官、美術評論家の秋元雄史の2人が杏を挟んで並んだ。 * * *宮田:杏さんは、歴史が大好きな、いわゆる歴女でしょ? そのきっかけをお話いただけたら嬉しい。杏:やっぱり日本の歴史に最初に興味をもったんですけれども、そのきっかけというのは幕末、どちらかというと佐幕派なんですけれど。 * * * こうして始まったトークセッションで杏は、幕末という時代は風景写真や建造物などがたくさん残っているのでリアルに感じることができること、そして時代小説などを呼んでいると、“知らないはずなのに、知っている”不思議な感覚になり、自分とどこかでつながっているかもしれないという発見ができる、というエピソードを披露した。 そのうえで、こんな意味深な発言も。「幕末に活躍した人は、みんな若いんです。こんな若い人たちが政治の中心に切り込んで、命をかけてやっていたのかと。私は、近藤勇の享年と同じ年ですが、あそこまでのことを出来たかな、出来ているかな、がんばらなきゃ、という気持ちになるんです。 タイトルは物騒なんですけれど、『人間臨終図鑑』(徳間文庫、2011)という、いろいろな人が亡くなられた年が書かれた本があるんです、それを見ていると、死の直前まで志を持ち、やり遂げてスッキリという人はいないんですよね。そう考えると、一瞬一瞬を生きていかなければいけないじゃないかなという勇気をもらえるんですよね」 いま、この時代を後悔することなく、精一杯生きる。杏の前向きな生き方を窺い知ることのできる発言だ。 テレビ番組「世界遺産」(TBS系)のナレーションを務めていることに関連し、宮田長官から、どこか印象に残った場所について質問があると、杏は、昨年ユネスコ無形文化遺産に登録された百舌鳥古市古墳群を挙げ、その際の取材秘話を明かした。「普通ではなかなか見られない空撮の映像を見たり、普段は入れない古墳のなかにも行ったんです。そして、これが人の手で作られたんだということを肌で感じたんです。そして、本当に長い長い間、これは何だったんだろうと思われながらも、わからないまま残されているのを目の当たりにしたんですね。メッセージがタイムカプセルみたいに今まで残されているというところに、ものすごいロマンを感じました」 その後、話題は東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機とした文化プログラムに関連した内容に。宮田長官、秋元さんから、一般の人々が、文化プログラムに触れる際、どんなことをいしきしたら良いかといった問いが投げられた。これに対して杏さんは、まずは自分自身で体験して、五感で感じてみることを提案する。「実際に行くことで新たな出会いがあるかもしれないし、自分が予想したものとは全く違う価値観に触れることもある。それは、紙の媒体や、映像を見るだけでもいいと思います。そうやって、どんどん触れて、楽しいことをいっぱい探し、それをみんなに共有する。そうすると、私は面白くない、という意見に出会うかもしれません。でも、それも全く違う価値観として、そうなんだという発見もある。 これから大きな波がやってくる2020年は、とても良いチャンスです。今後開催されるイベントなどを紹介していただきましたが、全部行きたくなるようなものがたくさんあります。いろいろなヒントが転がっている素晴らしい一年になると思うので、それはすごくみんなで楽しんでいけたら良いなと思いました」 トークセッションでは、専門家である男性2人を唸らせる場面も多く見られ、文化への感度の高さをアピールした杏。来場者に向けては、「文化プログラム」というと気構えてしまうかもしれないけれど、大仰に考えることはない。風を感じたり、そこの音を聞くことを通じて、昔の人のことを想像することで、いま生きている時代や、身近な生活につながる、肩肘張らず、気軽に楽しもうという提案をしていた。文化プログラム総合ポータルサイト「Culture NIPPON」https://culture-nippon.go.jp/文化庁「日本博」https://japanculturalexpo.bunka.go.jp/内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/beyond2020/東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会https://tokyo2020.org/ja/events/nippon-festival/東京都「Tokyo Tokyo FESTIVAL」https://tokyotokyofestival.jp/
2020.03.24 16:00
NEWSポストセブン
北村一輝
朝ドラ、ヒットの陰に“親父役” 北村一輝も存在感際立つ
 戸田恵梨香主演で話題を集めているNHK連続テレビ小説『スカーレット』。この朝ドラでは、女性陶芸家・喜美子(戸田)の父親・常治を演じた北村一輝が抜群の存在感を発揮した。昨年末の放送で常治が亡くなると、ネット上では“常治ロス”になる視聴者が続出したほど。朝ドラにおける“親父役”の役割についてコラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * * そんなわけで、すっかり静かになった感じがする朝ドラ『スカーレット』。静かになった理由は明白。ヒロイン喜美子のおもしろ親父・常治がいなくなったからだ。 思えば、このドラマを強力に押し進めてきたのは常治だったともいえる。事業を失敗して貧乏なのに、見栄っ張りな常治は、酒が入るとさらに気が大きくなる困り者。大阪に働きに出た喜美子の仕送りだけでは足りなくて、大事な貯金まであてにする始末。それでも家族に対する愛情はものすごく、喜美子との結婚を考える八郎(松下洸平)が挨拶に来ると「虫、虫!!」と床をたたきまわり、彼を追い立てたりする。ほとんどギャグのような動きを見せるのである。 ヒロインと相手役が注目されがちだが、実は「いい親父が出る朝ドラはヒットする」のである。頑固、意固地、変人、照れ屋に口下手。こういう親父が出てくるとドラマは俄然面白くなる。過去には最高視聴率55.3%を記録した1985年『澪つくし』(主演・沢口靖子)の津川雅彦、1986年『はね駒』(主演・斉藤由貴)の小林稔侍、1992年『おんなは度胸』(主演・泉ピン子、桜井幸子)の藤岡琢也、2012年『梅ちゃん先生』(主演・堀北真希)の高橋克実などがいい親父っぷりを見せていた。 個人的には1976年の『雲のじゅうたん』で、飛行士になりたいと言いだした娘真琴(浅茅陽子)に「バカもーん!!」と怒り心頭だったリアル波平さんのような明治男の父(中条静夫)が忘れがたい。この波平タイプは、2016年の『あさが来た』で活発過ぎる娘あさ(波瑠)に「こら、あさ!!」と怒っていた父(升毅)に受け継がれている。分厚い壁かでかい岩のような親父に立ち向かってヒロインを奪うからこそ、ヒロインの相手役はかっこよく見えるのである。 では、今後、誰が朝ドラ親父を演じたらよいか? これまで親父役を多く演じている俳優では既視感がありすぎる。数々のドラマで暴れてきた北村一輝も初めての朝ドラで親父役だったからこそ、新鮮味があったのである。そう考えると人選は難しい。いろいろ考えた結果、音楽界にいい人材がいるのではないかと思い至った。 たとえば、谷村新司。今年72歳になるといってもまだまだ若い。関西が舞台の朝ドラならネイティブだし、困ったときにはギターを持ち出して、心情を楽曲にすればいい。当然、親父仲間としてギター仲間が次々登場。過去には『てるてる家族』(主演・石原さとみ)のようなミュージカル仕立ての朝ドラもあった。毎回大合唱で締めくくられる歌声喫茶ドラマになってもいい。 もうひとり期待しているのは鳥羽一郎。名前を記すだけで漁場の風が吹き抜けるようだ。海辺の町を舞台にしたドラマにこれほどふさわしい頑固親父はいないはず。ここは思い切ってセリフはほぼなしでもいいじゃないですか…って、私は誰に語りかけているんでしょうか? 不器用だがあたたかい。そんな親父を演じるなら、歌一筋にやってきた人たちはぴったりといえる。演技も大事だが、そこにいるだけで頑固モードがほとばしり、絵になる。貴重な存在を発掘して、ドラマを盛り上げてほしい。
2020.01.22 07:00
NEWSポストセブン
今年1月、突然に亡くなった市原悦子さん
家族が語る市原悦子さんの「兆候」は「背中のこり」と「盲腸」
 今年1月、突然の訃報となったのは、ドラマ『家政婦は見た!』(テレビ朝日系)や、アニメ『まんが日本昔ばなし』(TBS系)のナレーションでおなじみの女優、市原悦子さん(享年82)だ。 市原さんは2014年に最愛の夫・塩見哲さん(享年80)に先立たれてから2年後に、病気との闘いの日々が始まる。 夫を亡くした市原さんの当時の様子を、姪の久保久美さんが振り返る。「叔父ちゃんの火葬の時には、叔母ちゃんは憔悴しきって『私もすぐ行くから』と口にしていました。ショックが大きく、誰かが常にそばにいることを望みました」 樹木希林さんと内田裕也さん夫妻や津川雅彦さんと朝丘雪路さん夫妻など、パートナーの死後、残された者が後を追うように亡くなってしまうケースは最近の芸能界でも目立つ。あいクリニック中沢院長の亀谷学さんはこう解説する。「パートナーが先に亡くなると、残された者は悲嘆に暮れることになります。ストレスが続くと、不眠や高血圧になり、また免疫力も低下するなど、心筋梗塞や脳卒中、重症肺炎などの命にかかわる危険な病気を起こしやすくなるのです」 市原さんの姉妹や親しい人たちが寄り添い続け、市原さんは少しずつ仕事への意欲を取り戻していったという。しかし2016年11月に、ある体の不調を訴えた。「背中がすごくこるの」 これが市原さんの「兆候」だった。マッサージをしてもこりは治らず、急に足の踏ん張りがきかなくなり転倒したため、検査入院すると、「自己免疫性脊髄炎」だと診断された。免疫が自身の神経を攻撃する難病だ。 治療を終え、12月末には退院する予定だったが、脊髄炎の再発で退院は取り止めに。「2回目の発症で更に体は弱りました。それでも2月にはリハビリ施設と病院を行ったり来たりしていましたが、3月になると圧迫骨折も発覚し、体調も安定せず、激しく気落ちするようになりました。一時は『仕事ができないなら、生きていても…』と口にするほどの落ち込みでした」(久美さん)◆楽しく過ごすことを大事にしたが… 入院生活をやめて自宅での看護に切り替えると、市原さんの状態は落ち着き、徐々に持ち前の明るい性格が戻ってきたという。2018年3月には、NHKの番組『おやすみ日本 眠いいね!』内の朗読コーナーで仕事復帰も果たした。「NHKのかたに機材を自宅に運び込んでもらって、部屋着に薄化粧でベッドの上で収録しました。その次からリビングで車いすに座り収録するようになったのですが、いろいろな仮装をして、スタッフの人たちを驚かせて楽しんでいましたね」(久美さん) 市原さんは、「声は出さないと小さくなるから」と考え、歌を歌い、大きな声で笑って、冗談を言い合って日々を楽しく過ごすことを大事にした。だが、同年11月に腹痛を起こし、盲腸と診断されて再び入院することとなる。高齢者の盲腸の脅威について、亀谷さんはこう指摘する。「若い人と違い、高齢者は一般的に腹痛や発熱などの症状が軽く、診察で異常を見つけにくいことがあります。盲腸は発見が遅れると腹膜炎を起こします。その結果、腸は癒着し、便秘などで腸閉塞を起こし入退院を繰り返すようになるのです」 市原さんは高齢になってから、血小板が減少する再生不良性貧血のためステロイドを手放せなくなり、今回の脊髄炎でも多量に使用していた。体はボロボロで、12月の退院後は食事を充分に食べられなくなっていたという。 年が明け2日、微熱が出て、5日には体が思うように動かなくなり再び入院した。「入院時には薬ものめなくなっていたのですが、点滴と食事をとれば少しずつよくなると思っていました。ですが6日には呂律が回らず、8日からは意識が戻らなったんです。長期の闘病で体は限界だったのだと思います」(久美さん) 仕事熱心で、プロ意識が高かった“女優・市原悦子”を支えたのは、「女優をしている時がいちばん輝いているよ」という夫の言葉だったのかもしれない。※女性セブン2019年5月9・16日号
2019.05.02 07:00
女性セブン
津川雅彦さん 仕事も遊びもトコトンやる人だった
津川雅彦さん 仕事も遊びもトコトンやる人だった
 平成最後の年、おしどり夫婦として知られた大女優と名優は、闘病の末に亡くなったあとを追うように4か月違いでこの世を去った。●朝丘雪路(女優、享年82) 1952年に宝塚歌劇団に入団、月組の娘役として活躍。1955年の退団後は女優や司会など活動の場を広げ、1968年から大橋巨泉のアシスタント役を務めた『11PM』(日本テレビ系)ではお色気たっぷりの軽妙なやり取りで絶大な人気に。 晩年はアルツハイマー型認知症を発症、2014年に長女で女優の真由子がプロデュースしたミュージカルに夫・津川雅彦さんとともに出演したのを最後に芸能活動を休止していた。4月27日に死去。●津川雅彦(俳優、享年78) 祖父は映画監督・牧野省三、父は俳優・沢村国太郎で、兄の長門裕之も俳優という芸能一家に生まれ育つ。1956年に『狂った果実』で映画デビューし、一躍人気俳優に。『ミンボーの女』(1992年)など伊丹十三監督の作品に数多く出演する一方、自身もマキノ雅彦名義で映画監督を務める。 2013年に妻・朝丘雪路さんが闘病生活を始めると、献身的な介護を続けていた。妻の死を追うように、8月4日に他界した。 津川さんが東條英機を演じて第22回(1999年) 日本アカデミー賞・優秀主演男優賞を受賞した作品『プライド 運命の瞬間』の伊藤俊也監督が、撮影時の思い出を語った。「津川さんは台本に加筆修正するという噂があったので、1998年公開の映画『プライド 運命の瞬間』での最初の顔合わせの日は喧嘩腰で臨みました。案の定、2時間半にわたって侃々諤々の議論になりましたが、終わった瞬間わかり合えたと感じました。もちろん台本の直しはありません。打ち上げでは京都祇園でお座敷遊びをして、総勢50人分をご馳走してくれました。仕事も遊びもトコトンやる人でした」※週刊ポスト2018年12月21日号
2018.12.18 07:00
週刊ポスト
ずっとフリーの十朱幸代「私ほどスターと共演した女優いない」
ずっとフリーの十朱幸代「私ほどスターと共演した女優いない」
 日本の帯ドラマの基礎を固めたといわれるドラマ『バス通り裏』で女優デビューを飾り、今年で60年。十朱幸代(76才)がその人生を振り返り記した自伝『愛し続ける私』(集英社)が話題になっている。華やかな世界で活躍し続ける彼女の素顔に迫る。 女優を志したのは父の影響が大きい。父・十朱久雄は東京・日本橋に江戸時代から続く老舗の麻問屋「小倉貿易」を営む家に生まれながら、家業を継がずに俳優になった。その父の仕事先についていくうちに、テレビ放送が始まって間もないNHKの連続ドラマ『バス通り裏』の主演・元子役に抜擢された。当時は生放送だったので、入学したばかりの高校を早退してスタジオ入りする日々になった。 それ以前に銀座でスカウトされ、子役モデルとして少女雑誌のグラビアを飾っていたので、カメラには慣れていた。「だけど、女優としての勉強は何もしていない、素養もない。でも“そのままがいい”と言われて、遊びに行っているようなものでした(笑い)」(十朱・以下同) この作品での素直な演技が認められ、巨匠・木下惠介監督の映画『惜春鳥』に起用され、さらには舞台へと活躍の場が広がる。「でも、演じてみて力のなさに自分でも呆れました。特に舞台では歩く姿さえサマにならない。役をいただくたびに慌てて日本舞踊を習い、お茶を習い、三味線を習い…、そうやって、所作や決まり事を身につけたんです」 独特の舞台化粧にも悩んだ。「舞台メイクは自分でするんですけど、普通は弟子入り先や、所属する劇団などで教えてもらうんです。でも、私はフリーなので、誰にも干渉されない代わりに教えてももらえない。眉一つ描けないから、毎回、ヘンな顔になってしまって(笑い)」 共演の大女優・山田五十鈴が見るに見かねて、照明も考慮し、客席の最後尾からもきちんと見える「顔」の作り方を教えてくれたという。「ずっとフリーだったから、映画会社の枠にしばられることなく、私ほどたくさんのスターさんと共演してきた女優はいないんじゃないかしら。本当に恵まれてきたと思います」 人気絶頂だった頃の中村錦之助(のちの萬屋錦之介)、高倉健、渥美清、仲代達矢、緒形拳、勝新太郎、津川雅彦、舞台でも森繁久彌や長谷川一夫、島田正吾など日本の芸能史に燦然と輝く俳優たちと共演してきた。「私、当時の女性としては背が高い方で、162cmを超えていたんです。思いっきり高いハイヒールを履いても、気を使わないでいられたのは、石原裕次郎さん、小林旭さん、高倉さんくらい。でも、年とともに縮んじゃって、いやだわ(笑い)。脊柱が縮むんですって」 いつしか清純派から、汚れ役もできる演技派に変貌を遂げた。芸を教えられ、演技を語り合った俳優もそのほとんどがすでに世を去った。同じ時代を生きた女優たちは結婚し、引退した人も少なくない。「仕事がつらいと思ったことも、やめようと思ったこともありません。恋愛した時、迷いはあったけど、私には女優以外の生き方はないと思って。失恋の苦しみや悲しみは、いつしか演技に生かしてきたんです。人と競うという気持ちもないし、器用でもない。でも、仕事に対する情熱だけは捨てられなかったんです」※女性セブン2018年12月13日号
2018.11.30 07:00
女性セブン
希林さん絶賛の黒木華 蒼井優とは「似て非なる女優」の評価
希林さん絶賛の黒木華 蒼井優とは「似て非なる女優」の評価
 ドラマや映画関係者の間で、“今もっとも起用したい女優”として真っ先に名前があがるのが、黒木華(28才)だ。今年10月13日に公開した映画『日日是好日』(にちにちこれこうじつ)に主演したばかりの彼女だが、来年春までドラマや映画の出演予定作が引きも切らない。現在出演中のドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)も、初回の平均視聴率が11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、2回目が8.5%を記録し、話題を集めている。 このドラマの初回、2回目とも黒木の出演時間は少なかったが、テレビウォッチャーの吉田潮さんは、「さすがの存在感だった」とその“女優力”に感心する。「初回でジャージにめがね姿でパソコンゲームをしている黒木さんはインパクトがあり、“今後のキーパーソンになるぞ”と短時間ながらも印象つけていました。2話でも、別れてから4年も元彼の家に引きこもる黒木は、自分がこうなったのは元彼のせいだと罪を押しつけますが、ただ“責任転嫁する図々しい女”ではなく、その背景の広がりを感じさせたのは見事。 黒木さんは2年前に放送された『重版出来!』では元気な新米編集者を好演。放送中の大河ドラマ『西郷どん』(NHK)では西郷の3人目の妻・糸を演じるなど、最近は優しくけなげな役が多かった。“けもなれ”は朝ドラ『純と愛』(NHK)以来の意地悪な役になりそうで、これからの展開が楽しみです」 黒木は、その演技力が大女優からも絶賛されている。『日日是好日』で共演した樹木希林から、「まだ28歳ですが、しなやかでとても強い。これから日本を背負って立つ役者だと思います」とメッセージを送られているのだ。「『日日是好日』は樹木さんの遺作となった作品で、全身がんの苦しい中での撮影だったと報じられています。そんななかでも、黒木さんに、最上級とも言える褒め言葉を伝えているのは、女優として“映画界を引っ張っていく存在になってほしい”という期待の表れだと思います」(吉田さん・以下「」内同) 樹木さんも認めた黒木の演技の幅広さは、本人も「昭和の女優さんより薄い」と語る「薄めの昭和顔」あってのものだと吉田さんは分析する。「例えば、北川景子さんや菜々緒さんのように、目鼻立ちがはっきりした美人だと、時代劇や古い時代を舞台にした作品ではどうしても浮いてしまう。でも黒木さんの容姿だと、メイクや髪形、衣装でガラリと印象が変わり、幅広い役に対応できるんです。1974年放送のドラマ『寺内貫太郎一家』(TBS系)で30代前半の樹木希林さんが70代の役をやったように、28才の黒木さんも老け役ができると思いますし、逆に女子高生でも違和感がないでしょう。それは昭和っぽい顔に、“薄め”という要素が加わっていることが大きいと思います。どんな色にも染まることができる余白の多い女優さんと言えます」 黒木が何かと比較されるのが蒼井優だ。色白で薄めの顔立ち、のんびりした雰囲気というルックスや、複数の賞を受賞した演技派女優で舞台出身という共通点もあるが、吉田さんは、「似て非なる2人」と見ている。「確かにそのたたずまいや、現代劇から時代劇まだでできるということも共通しています。また、一見、2人ともまっすぐな役柄が似合いそうですが、蒼井さんよりも黒木さんのほうが先に述べたとおりもっと業の深い意地悪な演技が向いている気がします。課題をあげれば、黒木さんは内に秘めた熱意はその演技から伝わってきますが、心の奥底にある人間の冷酷さの表現はやや物足りない、という印象があります。それができるようになれば、女優として本物。“蒼井優さんに似ている”なんて言われなくなるでしょう」 黒木は今後、映画では佐藤健の妻役の『億男』(10月19日公開)、野村周平とダブル主演の『ビブリア古書堂の事件手帖』(11月1日公開)、岡田准一主演のホラー『来る』(12月7日公開)、ドラマでは8月に亡くなった津川雅彦さんの最後の作品となる『疑惑』(テレビ朝日系)が2019年2月に放送予定だ。どんな演技を見せてくれるか、目が離せそうにない。
2018.10.23 16:00
NEWSポストセブン
故・津川雅彦さん 借金が残り、妻との合同お別れ会開けず
故・津川雅彦さん 借金が残り、妻との合同お別れ会開けず
「遅くとも9月中頃までにはご夫婦の“合同お別れ会”の日程が発表される予定でした。ところが、9月下旬になっても発表されないまま。予定どころか実際は、実現のメドすら立っていない状態のようです」(芸能関係者) 大恋愛の末に1973年に結婚し、おしどり夫婦と呼ばれてきた津川雅彦さん(享年78)と朝丘雪路さん(享年82)。 朝丘さんがアルツハイマー型認知症で亡くなったのは今年4月27日で、その時の津川さんの「おれより先に死んでくれてありがとう」のコメントは、多くの人の涙を誘った。それからわずか3か月あまり後の8月4日、妻の後を追うように、津川さんが心不全で他界した。 ふたりの“お別れ会”は合同で行われることになったというが、津川さんが亡くなって2か月近くたった今になっても、予定が決まっていない。いったいどんな事情があるのか。「津川さんは玩具事業で多額の借金を抱え、2008年末に朝丘さん名義の豪邸を売却。朝丘さんの父で美人画で有名な伊東深水画伯の作品も、借金返済のためにほとんど売り払ってしまった。以来、朝丘さんは湾岸地区にあるタワーマンションで暮らし、津川さんは都内の一戸建てに引っ越しました。一戸建てといっても築20年以上のこぢんまりとした賃貸物件で、名優が住むにはあまりにも質素な家です」(別の芸能関係者) それでも事業失敗のツケはまだ払いきれておらず、それがお別れ会が開けない理由の1つになっているという。「借金は最終的に8億円ほどにまで膨らみ、長期に及ぶ返済計画を立てたと聞いています。津川さんの事務所は、返済処理にも頭を悩ませていて、お別れ会に手を付けられていない状況です」(津川さんの知人) さらに長く別居状態が続いていたことも、“合同”でお別れ会を行うことの障害になっている。「朝丘さんが認知症だとわかってからも別居は続き、その面倒はほとんど長女の真由子さん(44才)が見ていました。最期には『おれが面倒を見る』と言って津川さんが看取りましたが、すでに“後のこと”を話し合える状態ではなかった。夫婦で所属する事務所が違うのもネック。お別れ会を仕切っているのは津川さんの事務所ですが、朝丘さんサイドの友人知人がわからず、今になってようやく事務所間で情報を共有しようとしています。スタッフが奔走し“呼ぶ人に漏れがあってはいけない”と、リストを作り始めたそうです」(朝丘さんの知人) 多くの人から愛されたふたりゆえ、お別れ会開催までまだ時間は掛かりそうだ。※女性セブン2018年10月11日号
2018.09.27 16:00
女性セブン
津川雅彦さん 織田信長役で「役者の真髄」を理解した
津川雅彦さん 織田信長役で「役者の真髄」を理解した
 映画史・時代劇研究家の春日太一氏がつづった週刊ポスト連載『役者は言葉でできている』。今回は、先日亡くなった俳優の津川雅彦さんが、歴史上の人物を演じたことで得た役者の真髄について、若い人たちへの理解について語った言葉を紹介する。 * * * 前回に続き今回も、先日亡くなられた津川雅彦を追悼して昨年のインタビューから未掲載エピソードをご紹介する。 歴史上の人物を多く演じてきた津川だが、中でも最初に手応えを感じたのは一九六四年のテレビシリーズ『徳川家康』(NET=テレビ朝日)で織田信長役を演じた時だったという。「一番面白かったのは初めて浮気をする場面だったな。正室のお濃を恐れているんだけど、あえて『わしは妾を持つ』と宣言して馬で出て行くんだよ。『こういうことなんだな、こいつのすごさは』って思った。お濃も怖い人なんだ。でも、だからといってウジウジと『ちょっと妾をつくっていいかな』みたいなことは言わないんだよ。 桶狭間の戦いがそうだったように、そういうふうに人の意表を突くっていうことが彼の真髄だったんだ。で、それは役者の真髄でもあると思ったんだ。 それで、そういう信長らしいセオリーを芝居にも活かそうと思ったのさ。つまり、人がこうと思うことの逆をやる。上と思ったら下に、裏と思ったら表っていうふうに、真逆真逆をやっていく。それも、ただ嘘をつくだけじゃなくて『えっ』『あっ』『なるほど』と思わせる。 ただ意表を突くんじゃなくてね。最後に『なるほど』がつかないと桶狭間にはならないわけさ。そういう芝居を自分なりに発見していったんだよ。じゃあ、このときには信長はこういう言い方をするだろう、と。 そのとき、生まれて初めて、周りがみんな『おまえ、いいぞ』っていう顔をしてくれるようになったんだ。『兄貴の芝居はうまいけど、弟は顔はいいのに下手』っていうレッテルがやっと剥がれてきたと思えたよ」 晩年まで現役の役者であり続けた津川。邦画界でも屈指のキャリアの持ち主は、現場で若手とどう接していたのだろう。「すてきな若手はたくさんいるんだ。で、一緒にいるときには、『あの映画のあの役はよかったね』とかちゃんと伝えるようにしているよ。そういうふうにして、なるべく彼らの考え方に自分もついていくようにならないと。若い人たちの会話にはついていけないんだけどさ、ついていけないのは、奴らだけのせいじゃなくて、こっちの理解不足もあるんだよね。だから、若い連中のことも理解できればと思っているんだよ。 そこはお互いさまでね。みんなにも教える代わりに、みんなにも教えてもらいたい。そういう思いで付き合うのは仕事をしている上で大事なことなのさ」 子役時代を含めて七十年に及ぶキャリアの中で、津川は一つのイメージに留まらず年を経るごとに異なる芝居を見せてきた。「これは物凄く抽象的なことでもあるので難しいんだけどさ。歳を取ってくると分かることもあるし、歳を取ってこないとできないこともある。だから歳を取るっていうことは、役者の世界では、マイナスばかりではなくてプラスもたくさんあるんだよ。元気であれば、いくつでも歳を取ったらいいな」 さらに歳を重ね、どんな芝居を見せてくれたのだろうか──。●かすが・たいち/1977年、東京都生まれ。主な著書に『天才 勝新太郎』『鬼才 五社英雄の生涯』(ともに文藝春秋)、『なぜ時代劇は滅びるのか』(新潮社)など。本連載をまとめた『役者は一日にしてならず』(小学館)が発売中。■撮影/藤岡雅樹※週刊ポスト2018年9月21・28日号
2018.09.14 16:00
週刊ポスト
安倍首相の芸能界人脈 アグネス・チャン、松本人志ら
安倍首相の芸能界人脈 アグネス・チャン、松本人志ら
 安倍晋三・首相の“お友達人脈”は政官財マスコミに張り巡らされているが、芸能界にも広がっている。 首相夫妻とプライベートな親交があるのが松任谷由実、アグネス・チャン、谷村新司らで、夫婦同士で食事をする友人だ。 芸能界きっての安倍応援団として知られていたのが8月に亡くなった俳優の津川雅彦氏だった。毎年、首相と食事会を開いており、今年1月にブルガリ銀座タワーの「プライベートルーム」で開かれた食事会には中井貴一、女優の米倉涼子、木村佳乃らが参加している。 そうした芸能界人脈に新たに“メシ友”として加わったのがダウンタウンの松本人志。昨年12月15日、東京・四谷の焼き肉店「龍月園」で首相と会食、HKT48の指原莉乃、東野幸治らフジテレビ『ワイドナショー』のメンバーも一緒だった。同番組には安倍首相も出演したことがある。政治アナリストの伊藤惇夫氏が指摘する。「安倍首相は自分が誰に会ったかを国民にあえて知らせることで、力を見せつけたり、好感度を上げ、批判に対応する。そのツールとして新聞の動静欄を巧妙に利用している。 この1年あまり、森友・加計問題で何度も窮地に立たされたが、そんなときも芸能人との会食で話題をつくったり、昭恵夫人が批判の矢面に立たされたときはユーミンの芝居を観劇して“夫婦愛”を演出してみせた」 芸能人にとっても、時の首相との会食は話題づくり以上の効果がある。今年2回、イベントで安倍首相とツーショット姿を見せつけた元SMAPの香取慎吾は「芸能界で生き残るための強力な後ろ盾を得た」と報じられた。 財界から芸能界まで、首相の「お友達」人脈として政権の庇護を受けることが勝ち組になるための大きなアドバンテージになっている。そうしてこの国の中で巨大化しつつある悪だくみ人脈が、総裁選の安倍勝利を望み、確実な流れにしている原動力なのだ。※週刊ポスト2018年9月14日号
2018.09.09 07:00
週刊ポスト

トピックス

小室佳代さん第二の金銭トラブル1600万円「貢いだお金」は取り戻せるのか 弁護士の見解
小室佳代さん第二の金銭トラブル1600万円「貢いだお金」は取り戻せるのか 弁護士の見解
NEWSポストセブン
ボーダーのロングTシャツが印象的な天海祐希
天海祐希「共演者が飲み歩いても我関せず」地方公演後のプロ意識
NEWSポストセブン
44枚の入札説明書
【入手】安倍氏国葬の入札に出来レース疑惑 受注した日テレ系1社しか応募できない「条件」だった 44枚の入札説明書で判明
NEWSポストセブン
空港でがっくり肩を落とす姿が目撃された吉田輝星(時事通信フォト)
日本ハム・吉田輝星がハプニング! チームの移動に「大遅刻」でビッグボスと同じ便
NEWSポストセブン
須藤弥勒と「横峯パパ」の秘密特訓に密着
天才ゴルフ少女・須藤弥勒のコーチに横峯良郎氏が就任 注目コンビの秘密特訓に密着
週刊ポスト
食欲旺盛がパワーの源になっている宇内梨沙アナ(写真ロケットパンチ)
TBSの次世代エース・宇内梨沙アナ「止まらない深夜のカツ丼爆食」に心配の声
NEWSポストセブン
岸田政権の行方は…(時事通信フォト)
トップが絶対に使ってはいけないフレーズ 岸田首相の口癖に学ぶ
NEWSポストセブン
山井氏の写真証(本人のインスタグラムより)
不倫・妊娠で辞任の34才女性社長 先代・父の評は「やっちゃう子」、歴代彼氏も全員親に紹介
NEWSポストセブン
佳代さんの過去が思い起こされる
小室佳代さん、再びのトラブルで思い出される艶やか年賀状「愛とカネ」56才魔性の女子力
NEWSポストセブン
閉店した江戸政
「生つくね」が看板の名店『江戸政』が98年の歴史に幕、生肉提供へのSNS批判に店主が発した「声明文」
NEWSポストセブン
安達祐実
安達祐実「コスメブランド」発表! 美容業界進出の陰に“断絶の母”のサポート
NEWSポストセブン
『一撃』がビジュアル系シーンに新たな風を吹き込む(公式サイトより)
ビジュアル系版ファーストテイク『一撃』にファン興奮 「V系は歌が下手」の偏見払拭へ
NEWSポストセブン