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3年で消えた“幻の球団”「高橋ユニオンズ」の軌跡描いた書

『最弱球団高橋ユニオンズ青春記』(長谷川晶一/白夜書房/1890円)

* * *
1954年、大映の名物社長でパ・リーグ総裁の永田雅一の一声によって誕生した、個人所有による球団・「高橋ユニオンズ」。

だが〈それにしてもユニオンズは弱かった。(中略)5月6日の試合終了時点で6勝23敗。開幕からの6連敗に加え、さらに6連敗に9連敗〉。かつての大スター・スタルヒン、後に『プロ野球ニュース』のキャスターとなる佐々木信也らを擁しながら3年で消えた球団の“活躍”を描いたノンフィクション。

※週刊ポスト2011年11月4日号

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